愛知県愛知郡東郷町北山台3丁目5-1
国道153号(豊田西バイパス)沿いの『北山台5丁目』交差点すぐ!!
営業時間: 10:00~19:00
定休日:水曜日
広い駐車場もございます。お車でお越しください。
その本格焼酎で有名な3Mの一角【森伊蔵】について紹介します!
目次
本格焼酎は 昔ながらの伝統的な製法で作られた焼酎の事です。
焼酎はウイスキーやウォッカ、ブランデーなどと同じ蒸留酒に分類されます。
蒸留酒は、原料を発酵させて造った醸造酒を、さらに蒸留させて造るお酒です。
焼酎は その製造方法により「焼酎甲類(連続式蒸留焼酎)」と「焼酎乙類(単式蒸留焼酎)」の2つに分類されます。
「焼酎甲類」は、連続式蒸留機で蒸留し、何度も蒸留を繰り返して雑味をそぎ落としたもので アルコール36度未満の物を指します。
連続式蒸留は新しい製法であることから「新式焼酎」とも呼ばれます。
純粋なアルコール分を取り出すことにより クセがなく 飲みやすい味わいに仕上げ造られ、独特な香りや味が抑えられ 透明感のあるピュアなすっきりとした味わいを感じるのが特徴です。
リーズナブルな価格で販売されているので 晩酌酒として飲まれている方が多くいます。
基本的に無色透明・無味無臭ですが 樽熟成をした甲類焼酎は樽由来の甘い香りも加わり、甘さを感じます。
ウォッカなどを酎ハイベースに使っていて物足りなさを感じているときは、甲類焼酎を使った酎ハイに変えてみると、味に深みと飲みごたえを感じることができます。
「焼酎乙類」は、自然の原料を使い、昔ながらの単式蒸留機で一度だけ蒸留し 造られた アルコール分45度以下の物を指します。
米や麦などから麹を作り、次に米、麦、芋などの原料を入れて発酵をすすめ、出来上がった醪(もろみ)を単式蒸留機を使って、じっくりと蒸留していくことにより造られる焼酎です。
芋焼酎、麦焼酎、米焼酎、黒糖焼酎、泡盛などは乙類焼酎です。
原料由来の風味や香りが非常に豊かで、味わい深いことが特徴です。
「本格焼酎」と呼ばれるのは、この焼酎乙類(単式蒸留焼酎)にあたります。
2000年代に起こった本格焼酎ブームの中で、絶大な人気を誇った芋焼酎。
人気の中心に位置した「3M(スリーエム)」。
・魔王(白玉酒造 / 鹿児島県)
・村尾(村尾酒造 / 鹿児島県)
・森伊蔵(森伊蔵酒造 / 鹿児島県)
それぞれの銘柄のイニシャルがすべて「M」なので「3M」。
3つの銘柄はそれぞれ異なる味わいの個性を持っています。
魔王・・・フルーティーな爽やかさ(飲みやすさ)
村尾・・・芋焼酎らしい重厚なコク(香ばしさ)
森伊蔵・・・甘く上品なさつま芋の風味(バランス感)
それぞれ特徴がありますが、共通し プレミア価格で市場取引が行われています。
3Mはその絶大な人気から、定価の数倍の価格で取引されています。
どの銘柄も生産量が少なく、人気に火が付いたことから瞬く間に入手困難な銘柄になってしまいました。
今もなおその人気は衰え知らずで、焼酎ファンなら誰もが一度は飲んでみたいプレミアム焼酎として知られています。
今回はその中で「森伊蔵」にスポットを当てていきたいと思います。
出典:森伊蔵酒造ホームページ
3Mの中でも最も流通価格が高くなっている、入手困難な幻の芋焼酎です。
当代5代当主 森覚志さんが1986年に森伊蔵酒造の跡を継ぎ、先代4代当主 森伊蔵さんの焼酎造りの精神を受け継ぎながらも、大胆に改革を進めました。
それまでの造りや販売方法を180度転換させて 1988年に「森伊蔵」を誕生させました。
厳選したサツマイモを丁寧に処理したことで さつまいもの甘い香りと、スッキリとした上品な口当たりが特徴で、過去の「芋臭い焼酎」という評判を一変させました。
出典:森伊蔵酒造ホームページ
「森伊蔵」の名は、先代4代当主である父親の名で、品質にこだわり続けた父親への敬意を込めて名付けたものです。
当時は焼酎に人の名前を付けることは一般的でなかったため、先代当主はこれに反対をしました。
先代当主が反対したことにより、当代当主は「森伊蔵」の名を付けることを決めたようです。
卓越した味わいからクチコミから人気に火が付き 、少量生産する焼酎ながら あっという間に全国・世界の焼酎ファンに知られる存在になりました。
出典:森伊蔵酒造ホームページ
森伊蔵酒造は、1885年(明治18年)に鹿児島県垂水市に創業した老舗蔵元です。
築130年を超える木造蔵で、大きさが約150坪ほどと、焼酎酒造としてはけっして大きな規模ではありません。
出典:森伊蔵酒造ホームページ
創業以来の「かめ壺仕込み」を守り続け、家付き酵母が棲み続ける木造蔵を使用し 今も伝統の技で高品質な焼酎造りを追求し続ける伝統を大切にしてきた酒蔵です。
出典:森伊蔵酒造ホームページ
森伊蔵酒造では、今でも品質を落とさないため、頑なにかめ壷仕込みにこだわり、当主と少人数の職人で酒造りを続けています。
蔵の拡大のために融資の提案を何度も受けていますが、それらもすべて断っています。
焼酎の生産量を増やさないのは「人の口に入れるものは手間と暇を掛けるもの」「身の丈を越えたらうまい酒は造れない」からとのこと。
森伊蔵酒造に受け継がれている酒造りの技術と蔵付きの酵母。
この伝統を守りつつ、森伊蔵酒造はひたむきな姿勢で理想の焼酎造りに取り組んでいます。
出典:森伊蔵酒造ホームページ
手間暇のかかる 伝統のかめ壷仕込みを用いた焼酎です。
明治18年の創業当時から4石かめを使って醸されているため、生産量が極めて少ない。
その年間生産量は1,500石で、一升瓶に換算すると15万本ほど。
1ヶ月あたり12,500本ということになり、圧倒的な需要過多の状況です。
人気焼酎、黒霧島や赤霧島を製造する霧島酒造の本格焼酎生産量は52万石。
その生産量は森伊蔵の340倍以上
森伊蔵がいかに生産量が少ない焼酎であることがわかります。
数々の雑誌などでも取り上げられ 知名度が上がったことで、「飲んでみたい」「また飲みたい」と思う人が急増し、需要が高くなり供給が追い付かなくなり入手困難に。
入手困難な芋焼酎「3M」の一つとして日本中を巻き込んだ焼酎ブームの立役者となりました。
今や、JALのファーストクラスで提供されたことを皮切りに、世界中の主要都市のホテルや和食店へ輸出を推進中。
まさに「世界の森伊蔵」となったのです。
出典:森伊蔵酒造ホームページ
出典:森伊蔵酒造ホームページ
もっともスタンダード品となる森伊蔵唯一の1升瓶です。
甘みのあるまろやかな味わいながら、スッキリとした香りと後口で、「芋臭くなく飲み飽きしない芋焼酎」の名を天下に轟かせた1本。
契約栽培農家のさつまいもを、昔ながらのかめ壺でじっくりと熟成発酵させて造られています。
出典:森伊蔵酒造ホームページ
金のラベルが目にも鮮やかな森伊蔵の720mlボトルです。
通称「金ラベル」と呼ばれています。
高島屋で、抽選に当たった人のみが手にできるレアな銘柄です。
そのため、1800mlの商品よりも希少価値は高くなっています。
中身自体は1800mlのレギュラー商品と同じです。
出典:森伊蔵酒造ホームページ
日本航空国際線の機内販売用として、平成10年より取り扱いしている限定品です。
720ml 金ラベルと同じサイズで 1800mlと同じようなラベルデザインです。
販売する路線・搭乗クラス・期間・販売本数・購入本数が限定されているレアな銘柄。
JALカードでの支払いで1割引きで購入が可能です。
出典:森伊蔵酒造ホームページ
かつては「森伊蔵 極上の一滴」と呼ばれていました。
酒蔵内からさほど遠くない人工洞窟で3年以上長期熟成された芋焼酎で、まさに「長期熟成酒」の名に恥ない極上の逸品です。
芳醇で甘い香りや 驚くほどに丸みを帯びたまろやかな味わいが口中に広がり、ゆっくりと喉の奥に滑り落ち 喉越しは想像の域を超えていきます。
通常の森伊蔵よりもややドライで、すっきりとしたキレの良さが特徴です。
出典:森伊蔵酒造ホームページ
森伊蔵酒造が創業120年を記念して発売。
楽酔喜酒(らくすいきしゅ )という名が冠された、森伊蔵のフラッグシップ銘柄とも言える1本です。
幻中の幻の焼酎で、年に1回12月15日にのみ限定発売されます。
1998年から10年間の熟成させたマニア垂涎の熟成焼酎が、薩摩切子を思わせるオリジナルの赤いボトルに詰められています。
まろやかで味わい深く、鼻に抜ける丸く甘い香りは、その値段にふさわしい至福の1杯です。
その他にも廃盤・終盤になった銘柄や記念販売・コラボした限定品など かなりレアなものもあります。
・森伊蔵(JALUX) 720ml
・杜氏森伊蔵 1800ml・・・グリーンラベル
・隆盛翁 720ml
・あヽ玉杯の同期 720ml
・金盃 同期の桜 720ml
・錦江 1800ml
森伊蔵を定価で購入する方法は次の通りです。
(記載している情報から変わる場合がありますので、森伊蔵や各店舗のホームページを確認ください)
直接蔵元に電話予約で申し込むことにより、抽選で購入することができます。
取扱銘柄:森伊蔵1800ml
森伊蔵の正規代理店である山形屋にて、毎月抽選にて販売をしています。
取扱銘柄:森伊蔵1800ml、極上森伊蔵720ml
高島屋にて、毎月抽選にて販売をしています。
取扱銘柄:森伊蔵720ml、森伊蔵1800ml、極上森伊蔵720ml
日本航空の国際線(中・長距離便)の機内限定販売にて購入することができます。
取扱銘柄:森伊蔵720ml(国際線機内販売ファーストクラス、ビジネスクラス限定用)
出典:森伊蔵酒造ホームページ
一番定番な電話抽選ですが、繋がるだけでも奇跡なほど!
申し込み期間中には 日本全国から電話がひっきりなしに掛かってきています。
電話が奇跡的に繋がっても さらにそこから数少ない本数の抽選です。
ネットの情報だと4%とも2%ととも0.2%とも言われています。
0.2%だと500回に一回の当選になるので、1回線から毎月電話申し込みして 1年で12回応募できるので
約42年掛け続ければ当選する確率になります。
応募は20歳からできるので、62歳になって やっと飲める感じですね。
もう待ち焦がれすぎて おいしすぎて溜まりませんね!
確実に手に入れるなら JALの機内販売も手ですね。
事前予約もできる上に、さらにJALカードでの支払いで割引までされるとくれば、買わなきゃ損!
ただし、販売期間(開始時期)があるので 年中買えるわけではない事と、本数が決まっているので なくなってしまったら終わりということなので 機会があれば買てみたい。
また、楽酔喜酒も販売しているということなので、手に入れるチャンスですね。
運試しにと有志スタッフで電話抽選に挑戦・・・
申込月 | A | B | C | D | E |
2021年9月申込 | – | × | × | – | – |
2021年10月申込 | × | × | × | – | – |
2021年11月申込 | × | × | × | × | × |
2021年12月申込 | × | – | × | × | × |
2022年1月申込 | × | × | × | × | × |
2022年2月申込 | × | × | × | × | × |
2022年3月申込 | × | × | × | × | × |
2022年4月申込 | × | – | × | – | × |
2022年5月申込 | × | – | × | – | × |
2022年6月申込 | × | × | × | × | × |
2022年7月申込 | × | × | × | × | × |
2022年8月申込 | × | × | × | × | × |
申込数 | 11 | 9 | 12 | 8 | 10 |
当選数 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
総申込数 | 50 | ||||
総当選数 | 0 |
1年頑張ってみましたが、運のないスタッフばかりでした。
(何回か電話も繋がらず、申込すらできないことまで)
結果、50回中0回・・・0%
やはり500回挑戦が必要なのかも
正規ルートで森伊蔵を購入するには、運と根気が必要です。
「抽選に当たるまで待ちきれない!」という方も多いはず。
そんな方は買取販売店やネット通販で森伊蔵を探してみませんか?
森伊蔵が すぐに手に入れることができます。
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かんてい局名古屋東郷店で「森伊蔵」を今すぐ手に入れられます!
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大きなデメリットとなるのが森伊蔵の価格です。
森伊蔵はかなりの高値で取引されているます。
定価の3~5倍、もしくはそれ以上の価格なっています。
非常に高額ではありますが、「森伊蔵はそれだけのお金を払って飲む人がいる人気の焼酎だ」と言うことです。
かつては蔵元で直接販売していたが、日本全国から人が集まるようになり 近くの防波堤沿いに車の行列ができ 警察が出動する騒ぎになった。
そのため、電話での受付に切り替えたが、2時間に100万本を超える電話が殺到し NTTの交換機がハングアップ(フリーズ)し、近所の電話も不通になる事態まで発展。
そこから、現在の「電話での抽選」に切り替えた。
1980年代には知名度も乏しく 量販焼酎並みの価格で売られていたが、焼酎ブームのころには 市場に出回った森伊蔵はオークション価格1本3万円の値が付くこともあり、銀座の高級クラブ価格1本15万円で出す店もあったという。
1996年 当時フランス・ジャックシラク大統領が気に入り、森伊蔵酒造に直筆の感謝状を送った。
当時トヨタ自動車・張富士夫社長が勲章を受けた返礼として 森伊蔵12本を贈り物とし、大統領から叙勲式で「これ以上うれしいことはない。よくぞこれだけの本数をそろえていただいた。私のことをアルコール中毒と思わないでくださいね」と周囲を笑わせたと言います。
2005年に当時広島カープ・山本浩二監督が愛飲していた「森伊蔵」を木村一喜選手が盗み飲みしていたことが発覚。
「森伊蔵を飲んだのは 私です」と張り紙を背中に貼ったまま 練習に参加するという罰を受けた。
稀少で人気な焼酎であることから 偽装事件も発生していた。
他の焼酎を入れ た瓶に偽造したラベルを貼り付けて インターネットオークションで出品し、約160本で約400万円を騙し取り、詐欺罪で逮捕された。
中国で関係のない会社が無断で商標登録申請が行われていた。
後に異議を申し立て、一定期間使用がなかったことで 商標を取り消す請求が認められた。
出典:森伊蔵酒造ホームページ
森伊蔵は品薄が続いている超人気の芋焼酎!
どんなに人気が出ても、製造量を増やすことなく、現当主を中心として頑なにコツコツと造り続ける森伊蔵。
それゆえ今もなお「幻の焼酎」と呼ばれています。
定価で森伊蔵を手に入れるには高倍率の抽選に当たるしか手段はありません。
ほとんどの場合は プレミアム価格で手に入れるしかないでしょう。
それでも「欲しい」という人が後を絶たない森伊蔵を口にする機会があったとしたら、ぜひじっくりとその「幻」と呼ばれる風味を味わってみてください。