2024/09/13スタッフブログ

【ビールと発泡酒って何がどう違うの？ビールの豆知識教えます！】質屋かんてい局須賀川店｜須賀川市・郡山市・白河市

暑い夏にビールは最高ですが、最近では秋冬シーズンに合わせた季節限定の銘柄もあって、今やビールは一年を通して楽しめるお酒の一つになっています。さて、皆さんはビールと発泡酒の違いって正確にお分かりですか？今回は意外と知られていない、ビールと発泡酒の違いについてお話いたします。

海外での『ビール』とは
日本での『ビール』と『発泡酒』の違い
『発泡酒』は『ビール』よりも安い？
最後に

海外での『ビール』とは

世界的な定義では、『ビール』とは麦芽・ホップ・水に酵母を加え発酵させたものをいいます。更に、味や香りに特徴を持たせるために副原料が使われたりします。この副原料こそが、日本におけるビールの定義を決定するポイントの一つなのです。

日本での『ビール』と『発泡酒』の違い

『ビール』と『発泡酒』の違いは、麦芽比率と副原料の内容・使用量にあります。

ビールの定義

・麦芽比率50％以上であること
・副原料の重量の合計は、使用麦芽の5％の範囲内であること

発泡酒の定義
ビールと同じ原料を発酵させたもので、
・麦芽比率50％未満のもの
・麦芽比率50％以上でも、ビールに使用できる副原料以外のものを使ったもの
・麦芽比率50％以上であっても、規定量を超えて副原料を使用したもの
※要は、『発泡酒』は麦芽さえ使っていれば、ほかの原料は何でもOK！！

『発泡酒』は『ビール』よりも安い？

そうとは限りません。なぜなら2020年10月から2026年10月にかけて、酒税法改正が段階的に行われているからです。それにより段階的にビールの酒税は安くなり、発泡酒や新ジャンルの酒税は高くなります。最終的に2026年には酒税格差が無くなり、一律54.25円となる予定です。
つまり、価格差がなくなることによって純粋に【味わい】の好みで『ビール』や『発泡酒』を選ぶ時代が、すぐそこまで来ているのです。