2024/08/01スタッフブログ

切手類の買取り価格が変更になります｜郵便料金改定

10月1日から郵便料金が値上げになります。
これにより、切手類の買取り価格にも影響が出ますのでお知らせいたします。

郵便料金の改定の一例
値上げの理由について
買取価格の影響について
旧切手の活用方法
最後に

郵便料金の改定の一例

定形郵便（25ｇまで）84円→110円
定形郵便（50ｇまで）94円→110円
通常はがき63円→85円

第一種定形郵便物（25ｇ以内）の場合31.0%の増加、第一種定形郵便物（50ｇ以内）は17.0%、第二種郵便物（はがき）は34.9%となり、かなりの増加率です。

他にもレターパックライト370円→430円、レターパックプラス520円→600円、定形外郵便や速達も値上げとなります。

値上げの理由について

日本郵便のHPに下記の記載がありました。

今後とも、郵便サービスの安定的な提供を維持していくため、郵便料金を変更させていただきます。※日本郵便HPより

もう少し詳しく見ていくと、日本郵政株式会社は、2017年にはがき料金を52円から62円へと大幅に値上げした経緯を、「日本郵便の経済状況が悪化しているため」と言及しています。少子化に伴う人件費の増加、大型郵便の増加による再配達のコスト増大などが原因となり、日本郵便は経済的に逼迫しているとのことです。
つまり、需要の減少や運送コストの上昇が主な要因で特に、燃料費や人件費の増加が顕著であり、これらが郵便料金の引き上げにつながっているようです。

買取価格の影響について

当店では8月中旬以降、現行切手類の買取価格は『下がり』ます。
理由は、新しい切手が9月2日に発売されると、これまでの切手は旧切手となるからです。また、今回のような値上げの際は旧切手を使う場合、追加で切手を貼らなくてはいけません。この用意する手間等が発生するため市場の取引価格が下落してしまうからです。
他にも、10月からは郵便局での交換手数料が上がることも要因のひとつです。

切手類の売却をお考えのお客様は早めにお持ちいただくことをおすすめいたします。
※買取価格は予告なく変更になる場合があります。

旧切手の活用方法

買取価格は変わりますが、切手自体の価値が下がる訳ではありません。
9月2日には追加用切手として26円切手（鶯）、22円切手（桜葉）も発売されます。これらの切手や、お手持ちの切手を複数枚貼ることによって使用できます。切手には使用期限がありません。
また、意外な使い方としては『ゆうパック』の送料として使用できます。
他にも、郵便局の窓口で所定の手数料を支払うことによって現行の切手に交換することもできます。