RFIDタグとは

そのそも【RFID（Radio Frequency Identification：無線周波数識別）】とは、電波（電磁波）を用いて無線でデータの読み取りを行い、モノの識別や管理を行うシステムのことです。 RFIDタグは、データが入っている記録媒体を指します。

身近なところだと、交通系ICカードや電子マネーでも使用されているシステムです。

少し前まではZARAやUNIQLO等、ファストファッションの商品のタグ等に用いられていましたが最近では下記のようなハイブランドでも使用されています。

最近では下記ブランド以外にも

・CHANEL（シャネル）

・FENDI（フェンディ）

・PRADA（プラダ）

等ブランドでも使用されています。

これから時代が進むに連れて様々なハイブランドでも用いられると言われています。

LOUIS VUITTON

有名なのがヴィトンで使用されはじめた事ではないでしょうか。

以前はヴィトンの製品にはシリアルナンバーが記載されており、そのシリアルから製造国や製造年を読み取ることができました。

しかし2020年頃から以前のようなシリアルが廃止され、今回のテーマであるRFIDチップがバッグや財布等に内蔵され始めました。

棚卸し作業の効率化等様々なメリットがありますが、一番は『コピー品対策』という部分が大きいと思います。

ブランドでしか開示できない情報が埋め込まれているため、RFIDを読み取るとすぐに判別が可能というわけです。

【LOUIS VUITTONのRFID確認方法】

LOUIS VUITTONのRFIDチップが搭載された製品と、『NFC Tools』というアプリをインストールしたスマートフォン（読み取りが出来るもの）を用意します。

 

NFC Toolsを起動し、『読む』を選択して製品に近づけます。（LOUIS VUITTONのロゴ付近が目安）

読み取れたら画面が自動で移動します。

現段階では情報の明細はLOUIS VUITTONしか分からないようになっています。

ROLEX

ROLEXにもRFIDが使用されています。

時計ではなく、ギャランティカードに搭載されています。

ROLEXは2020年の7月より現行のギャランティカードへと切り替わりました。その際にギャランティカードにRFIDが搭載されています。

以前のように個人名義の記載がなくなり、Refとシリアル、日付の記載部分となっています。

また、ブラックライト等でコンピュータ柄が映し出されるなど、偽造防止にも力が入っています。

【ROLEXのRFID確認方法】

ROLEXの新ギャランティカードと、『NFC Tools』というアプリをインストールしたスマートフォン（読み取りが出来るもの）を用意します。

NFC Toolsを起動し、『読む』を選択してギャランティカードに近づけます。

情報が読み取られ、URLをタップするとROLEXの公式サイトに移動します。

BVLGARI

ブルガリでもRFIDが使用されています。

ヴィトン同様、レザー製品に埋め込まれており、スキャンすることで品質を証明する情報を確認することができます。

何年頃からRFIDを使用しているかは不明ですが、恐らく2020年頃から徐々に移行しているものと思われます。

ヴィトンやROLEXと違い、中古市場では数が少ないので確実にとは言えませんが、財布類なんかもRFIDチップが搭載されているもの、もしくは今後搭載されていくと思われます。

【BVLGARIのRFID確認方法】

BVLGARI製品はBVLGARIの専用アプリを使用します。

付属のカードのQRコードを読み取ると『Bvlgari Touch』というアプリのページへ移動します。

アプリを起動すると自動的に読み取りの状態になります。

バッグにかざして読み取ると、BVLGARIの公式ページに移動します。

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