2023/11/13スタッフブログ

ROLEX（ロレックス）が人気な理由とは？｜入手困難な理由｜買取り価格について

2023年9月、ROLEX（ロレックス）は主要モデルを中心に10%前後の値上げを行いました。これにより、エクスプローラーⅠ（224270）などの人気モデルははついに100万円を超える価格となりました。

幾度となく値上げを重ねるROLEX（ロレックス）ですが、それでもなお人気が続くのはなぜなのか、今回はお伝えしていきたいと思います。

ブランド力（知名度の高さ）
製品力（製造技術）
希少性と資産価値の高さ
買取価格について
最後に

ブランド力（知名度の高さ）

まずは何と言ってもROLEX（ロレックス）の人気は、世界中で広く知られるその名前とブランドイメージによるところが大きいでしょう。高級な腕時計ブランドは数多ありますが、ロレックスの知名度の高さは群を抜いています。

また、長い歴史と高い製造技術を持つ事により「高級時計といえばロレックス」というように憧れの時計の代名詞となっています。それらの「イメージ」がブランドの土台となっているのです。

ですが、さすがのロレックスもこれらのイメージが一朝一夕で築けた訳ではありません。ロレックスは1905年に創業され、そこから一貫して高品質な時計製造技術と革新的なデザインをコツコツと築き上げてきました。歴史的な三大発明（オイスター・パーペチュアル・デイトジャスト）や精度と品質を追求する姿勢により、時計の分野で確固たる地位を確立したのです。

製品力（製造技術）

ROLEX（ロレックス）は製品の良さにも絶対の自信があります。

①精度の高さ

精度の高さは、機械式時計としての信頼性や時計メーカーとしての歴史を象徴します。
ロレックスは創業当初から、ムーブメントの品質向上に力を注いできました。1910年にはスイスクロノメーター歩度公認検定局から、腕時計として初めてのクロノメーター公式認定書を受けるなど品質に対する追求心が示されています。他のメーカーでは時計の日差が-4秒から+6秒をクロノメーター規格としていますが、ロレックスは独自の基準でさらに厳しい日差-2秒から+2秒以内に収まる高水準の精度を確保しています。

②堅牢さ

ロレックスといえば、その堅牢な耐久性にあります。ブランドのコンセプトは過酷な環境下でも性能が低下せず、長期間にわたって使用できる実用時計を作ることです。

山の登頂から深海の潜水、さらに日常生活のさまざまな状況での使用を想定しています。機械式時計は衝撃に弱いとされていますが、ロレックスの時計は過酷な状況でも正常に機能することが確認されています。

また、ロレックスに使用されている素材の一つ、ステンレスについてもお伝えいたします。
多くの高級時計メーカーは316Lと言われるサージカルステンレスを使用しています。これは、医療用のメスにも使用されている素材です。これに対しロレックスでは904Lといわれる独自のオイスタースチールを採用されています。このステンレスは本来化学産業分野で使用されるステンレスです。

③品質保証

すべてのロレックスの時計には、5年間の国際保証が提供されます。このことからも高い精度と信頼性が明示されています。

このような取り組みがロレックスが世界中で称賛される理由です。

希少性と資産価値の高さ

ロレックスの人気の高さを示す事柄は、まだまだあります。それは、正規販売店での入手が困難であるという事です。毎月一定数の入荷はありますが、多くのお客様が競い合い、正規店で購入するのは難易度が高い状況です。このような状況から「ロレックスマラソン」という言葉が誕生したくらいです。実際に中古市場においては、ロレックスはプレミア価格（定価超え）の状況が続いています。

このようにロレックスは人気が高く需要も豊富ですが、急激な大量生産はしていません。これは公式の情報ではありませんが、ブランドの価値を守るためにある程度の生産調整をしていると言われています。その為、人気が長続きしています。
また、ロレックスは純粋な営利団体ではありません。創業者のハンス・ウィルスドルフの死後、ロレックスの所有権は非営利団体のハンス・ウィルスドルフ財団に託されました。この財団のメンバーは、収益の大部分を寄付に充てています。ロレックスは、独自の経営方針によって運営されているのです。

資産価値

ロレックスには、資産価値としての魅力があります。ひとつには、機械式腕時計は長期間にわたって使用できるという、実用的な資産価値があるという点。これは他の高級腕時計メーカーにも共通している部分です。

もう一つは、高い人気を持つ腕時計メーカーとしてのブランド価値です。通常一度使用した場合、中古価値が著しく低下することが一般的です。しかしロレックスは中古市場でも独自の安定した資産価値を持ち、モデルによっては新品購入時よりも価格が上回ることもあります。

その資産価値は、投資の対象としても捉えられることがあります。そしてロレックス人気は日本に限らず世界的な現象です。多くの国々で高い評価を受け、その品質、デザイン、信頼性、資産価値などが高く評価されています。

これらの理由によって、需要が供給量を大きく超えているために入手が困難となっています。

買取価格について

ここまでは、ロレックスの人気の理由と入手困難な理由についてお伝えしてきました。ここからは買取価格についてお伝えいたします。

ロレックスの買取価格は、中古市場での需要によって変化します。記憶にも新しい2022年は世界的なコロナ禍であるにも関わらず、ロレックスの中古相場価格は過去最高水準となりました。これには様々な要因がありますが、ひとつは投資目的による高騰です。現在は少し相場も落ち着いていますが、それでも人気のスポーツモデルでは依然として定価を超える買取価格となっています。
売るときは少しでも高く売りたいのは、皆さん同じ思いでしょう。そんな方にお伝えしたいのが、2つのポイントです。

①タイミング

ひとつめが、市場での取引価格が高いときに手放すということです。つまりは相場が高い時だと高く売れるということです。ですが、このタイミングが難しいです。為替の影響や供給量といった様々な要因が合わさり、相場が変わります。買取をするお店でもこれまでの取引価格とこれからの地合いを予測して、買取価格の参考にします。そのため同じお店でも、査定のタイミングによっては買取価格が変わります。

②お店選び

どうしてもすぐに売却したい時は、複数箇所のお店で見積もりを取るのも有効です。ここで注意したいのは、実際に現物を見せての査定が確実だということ。ネットを探せば、買取店は数百店と出てきます。また、最近ではLINEやメールで簡単に金額を知ることが出来ます。が、しかし、オンライン査定で高かったからと言って、実際の買取金額が高いとは限らない場合があります。中古品の現物はは1点1点状態が違うからです。更に画像では、状態の細かい部分が良く分からない事があります。また、査定する業者が専門知識がある方なのか、そうでないかはオンラインでは判別がつきません。実際に本査定に出したら20％近く金額が安かったという話も聞きます。なので、実際の店舗で現物を査定してもらうのが一番確実かと思います。

実店舗で査定の際、首都圏の店舗が高いとか地方店は安いというイメージを持っていませんか？今はインターネットの普及と物流の発達の為、全国・全世界を対象としたネットショッピングが多く利用されています。その為、販売先も店頭だけではなくネット販売があり、首都圏と地方での格差は少なくなってきています。

交通費と時間を考えると案外身近な店舗の方が便利だったりもします。