2023/08/24スタッフブログ

SUNTORY（サントリー）ウイスキー『山崎』の魅力について｜国産ウイスキー｜ジャパニーズウイスキーYAMAZAKI

2023年はサントリー創業者・鳥井信治郎が山崎の地でウイスキーづくりをはじめて100周年を迎えます。今回は改めて『山崎』の魅力についてお伝えいたします。

山崎の歴史
山崎のこだわり
サントリーのウイスキー
山崎についてどれ位ご存知ですか？
最後に

山崎の歴史

1923年、サントリーの創業者である鳥井信治郎は、輸入品ではない国産のウイスキーにこだわり、山崎の地で日本初のモルトウイスキー蒸溜所の建設に着手しました。
ちなみに山崎の地を採用した理由は、美しい竹林に折々の表情をもたらす四季とウイスキーづくりに適した理想の気候・風土と名水とされています。

1929年に日本初の本格国産ウイスキー「白札」発売。しかし、苦労の甲斐もむなしく、当時の日本人にはあまり受け入れられなかったのです。

1937年に「角瓶」を発売。これが大人気となって、その後も、「オールド」「ローヤル」など次々と名酒を生み出していきます。

1984年シングルモルトウイスキー「山崎」がついに誕生。蒸留所の着手からおよそ61年が経過していました。

山崎のこだわり

山崎（サントリー）のこだわりは水と環境だけではありません。

品質・味のこだわり

2003年。山崎蒸溜所開設から80年目の年に、世界的に権威のある酒類コンペティション ISC（インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ）にて、山崎12年が「noble（高貴な）」という賛辞とともに日本初の金賞を受賞。さらに2010年には同じくISCで、山崎1984が全部門1,000品の頂点となるSupreme Champion Spirit（最高賞）を受賞。
持っています。

大きく変える事のない生産体制

2014年から放送されたNHK連続テレビ小説「マッサン」をきっかけとしたウイスキーブームが起きました。さらに昨今の世界的なジャパニーズウイスキーブームへと続きます。それでも、一時的な出荷増量よりも、安定供給する事を貫いています。

上場しないこだわり

ある記事で『サントリー（酒類）が上場しない理由』というのを目にしたことがあります。
長時間の熟成が必要なウイスキー製造という事業では目先の利益を優先することが成り立ちにくい、例えばウイスキーの仕込みを減らせば目先の利益は増えるけれど、5年、10年先の利益が減るという事情にあるので株主の意向を無視できない。との事でした。
また、2010年のキリンとの経営統合破断の理由も様々な憶測もありましたが、『変化することに抵抗があった』との味方を自分は支持しています。

それくらいこだわりが強い職人魂を感じます。造るだけではなく伝承するといったところでしょうか。

サントリーのウイスキー

ここではサントリーの現行ウイスキーについてお伝えいたします。

ジャパニーズウイスキー

蒸留所を持ち製造しているウイスキー（モルト）
山崎/白州

ブレンデッドウイスキー
響/ローヤル/リザーブ/オールド/角瓶/ホワイト/トリス/レッド

グレーンウイスキー
知多

輸入販売を行っているウイスキー

スコットランドウイスキー
ボウモア/マッカラン/グレンフィディック/ラフロイグ/バルヴェニー/スキャパ/オーヘントッシャン
バランタイン/ロングジョン等

アメリカ（バーボン）
ジムビーム/メーカーズマーク/オールドグランダッド/オールドクロウ等

その他、カナディアンウイスキー・アイリッシュウイスキー等

ちなみにサントリーは2014年アメリカ蒸留酒最大手ビーム社を総額160億ドル（推定）で買収し世界有数の酒類メーカーとなっています。これらの特徴を踏まえて他社では真似できないWORLD WHISKY「碧Ao」が誕生しました。「碧Ao」は世界5大ウイスキをブレンドした世界初のウイスキーです。

山崎についてどれ位ご存知ですか？

ここまで読んでいただいた方はかなりのもの好きだと思います。そこで山崎についてどれくらい知っているか数えてみてください。20項目以上知っていれば酒の席で自慢ができるのではないでしょうか？

出典：「サントリーシングルモルトウイスキー山崎 LIMITED EDITION 2023」の抽選アンケートより抜粋させていただきました。

1.ウイスキー山崎という名前は、京都郊外にある山崎という地名に由来していること
2.京都郊外にある山崎は、温暖かつ湿潤な環境がウイスキーづくりに適しているため選ばれたこと
3.山崎は、山崎蒸溜所という蒸溜所でつくられていること
4.山崎蒸溜所は日本最古のモルト蒸溜所であること
5.山崎蒸溜所は、飽くなき品質向上に挑み続けていること
6.山崎は、シングルモルトウイスキーであること
7.山崎の原酒には、精妙につくりわけられた、さまざまなモルト原酒があること
8.山崎は、さまざまな原酒が絶妙なバランスでブレンド（バッティング）されていること
9.山崎は、かの千利休もお茶を点てたといわれる良質な天然水を使用していること
10.山崎は、甘く華やかな、花や果実を想わせるエステリーな香りであること
11.山崎は、日本人の繊細な舌を満足させる香味を追求していること
12.山崎には、自然の恵みを活かす、妥協なき真摯な「日本のクラフトマンシップ」が詰まっていること
13.山崎は、製樽までウイスキーメーカーが行っていること
14.山崎は、オークなどの「原料」や「容積」が異なる様々な樽に、モルト原酒が貯蔵されていること
15.山崎蒸溜所のモルト原酒を貯蔵する「ミズナラ樽」は、海外でも高い評価を得ていること
16.山崎には「山崎」「山崎12年」「山崎18年」「山崎25年」などエイジングの違う商品ラインナップがあること
17.「山崎ミズナラ」「山崎パンチョン」「山崎シェリーカスク」といった樽の違いによる限定シリーズがあること
18.「山崎50年」「山崎55年」など長期熟成の限定シリーズがあること
19.世界的に権威のある賞を山崎が受賞していること
20.山崎は、権威のある賞で世界一に輝いた
21.山崎は、サンフランシスコやパリ、ロンドン、ニューヨークなど、日本以外の都市でも楽しまれていること
22.山崎は、国内外のオークションなどで人気を博していること
23.山崎は、飲食店や店頭で手に入りづらくなっていること
24.山崎は、グラスなどこだわりのアイテムがあること

みなさんはいくつご存知でしたでしょうか？ちなみに私は21項目でした。

最後に

いかがでしたでしょうか？今回はサントリーウイスキー『山崎』の魅力についてお伝えしました。今の時代、その気になれば情報はネットで収集できる部分が多くあります。しかし『百聞は一見に如かず』という言葉があるように、自らの目で蒸留所を訪れてみるとまた違った視点で感じることができます。自分もこれまで全国数カ所のウイスキー蒸留所を見学してきましたが、山崎蒸留所は訪れたことがないのでいずれ行ってみたいと思います。
かんてい局須賀川店はちょっと酒好きなスタッフがいる質屋です。

情報出典：サントリー公式HP
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