各人気モデルのサイズ比較

暑くなる季節に合わせて、腕時計の需要も高まってきます。

中でも群をぬいて人気なのが『ROLEX』です。

今回はROLEXの中でも人気の高い4モデルのサイズ感を比較していきます。

『比較モデル』

コスモグラフ　デイトナ　Ref.116503

GMTマスターII　Ref.116710BLNR

サブマリーナデイト　Ref.116610LV

シードゥエラー　ディープシー　Dブルー　Ref.126660

フェイス

言わずもがな、モデルや用途が違うためフェイスのデザインは異なっています。

また、ここにあるモデル以外にも文字盤やベゼルのカラーの違い、素材の違い等でも印象がだいぶ変わってきます。

各モデルの使い方については今回は省略します。

サブマリーナとディープシーは同じダイバーズウォッチということもあり、デザインは似ています。

しかしサブマリーナの防水性能が300ｍ、ディープシーが3900ｍと10倍以上の差があります。そのため、より防水性に特化したディープシーはサブマリーナと比較すると一回り以上大きいです。

また、厚みもモデルによって多少の差があります。

とはいってもサブマリーナ、GMTマスター、デイトナはほぼ同じくらいの厚さであることがわかります。（デイトナ約12.5ｍｍ、GMTマスター約12mm、サブマリーナ約13ｍｍ）

上記のように、ディープシーは3900ｍの防水性能を備えるためかなりの圧さがあります。（約18.1mm）

ブレス・バックル

サブマリーナ、ディープシーはオイスターブレスで、艶なしのデザインになります。

スポーツウォッチらしい無骨さが感じられます。

一方でデイトナ、GMTマスターは中心が鏡面仕上げになっており、ラグジュアリー感があります。（写真のデイトナはコンビですが、ステンレスモデルも鏡面）

また、モデルによってバックル部分に大きな違いがあります。

 

ディープシーのバックルには金具を丈夫に開くことで金具の上部を開く事でブレスレットをスライドさせて簡単に長さを変える事ができる「グライドロック・エクステンションシステム」を採用しています。ロレックスが特許を取得したバックル構造です。工具を使用しなくてもブレスレットのサイズを最長2cmまで延長可能なため、ウエットスーツの上からでも装着でき、腕から外さず調整が可能です。2mm単位で調整できるので、日常生活でも使いやすい機能になっています。

サブマリーナもダイバーズウォッチのため、ディープシーのような機能がバックルについています。エクステンション機能の着いたグライドロッククラスプが採用されており、ディープシー同様2mmずつの間隔で最大で20mmの微調整が可能です。

夏場など汗をかいたときに少し緩めたり逆に少しきつくピタッとつけたい時など駒を外さずに調整できるのはかなり使い勝手が良いです。

こちらもウェットスーツの上から簡単につけられるようにする機能になっています。

デイトナ、GMTマスターに関してはバックルに大きな調節機能はついていませんが、ROLEXのイージーリンクという機能が備わっており、5mm幅での調節が容易に行なえます。

 

また、ディープシーとGMTマスターのバックルを比較するとサイズにも大きな違いがあることがわかります。

着用感

それぞれのモデルの実際の着用時の写真です。（スタッフ腕周り約16cm）

コスモグラフ　デイトナ　Ref.116503

 

GMTマスターII　Ref.116710BLNR

サブマリーナ　デイト　Ref.116610LV

シードゥエラー　ディープシー　Ref.126660

 

ディープシーを除いて約40～41mmのサイズ感なので、つけ心地は3本とも同じように感じました。しかし、ディープシーのほうはかなり重量もあり、44mmケースで存在感があります。他の3本と比較して時計をつけている感がすごいです。

 

また、正面からの写真ではわかりにくいと思いますが、厚さがサブマリーナと比較すると倍近くあるように感じられます。

このゴツさを不便と取るかロマンと取るかはその人次第です。

最後に

様々なモデル展開があり、ほぼすべてのモデルで今や価格の上昇が止まらなくなっています。

言い換えればその分人気があるということにもなります。

個人的な意見ですが、どのモデルが今後値上がりしそうだとか、価値が落ちにくいかで選ぶよりは使い道やデザインの好みによって、これだという一本を購入し、保管しておくのではなく日常で使用していくのが一番だと思います。

 

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