日々お買取の査定をする中で、様々な状態のバッグを拝見します。

同一ブランドの同シリーズのバッグで使用頻度もほぼ変わらない。しかし、バッグ本体の状態が大きく異なっている。生活スタイルや入れているものが違いますので、当然起こる違いではありますが、今回は【保管】の観点からお伝えしていきます。

用意するもの

まず、大切なバッグのために用意するもの。

・ブラシやウエスなど

・新聞紙や半紙など

・不織布・布袋など

・クリーム・防水スプレーなど

バッグの基本メンテナンス

・バッグの素材に合わせて、ブラシやウエス等を使い汚れを落とす。（ホコリや汗・皮脂・水分をしっかり落とすことが重要です。ハンドルや金具部分も忘れずに。）

・保管の前に一旦中身をぬいて吊るす。（湿気を取る・型崩れを防ぐ為にも有効です。内側のゴミ・ホコリを取る・乾拭きする等清潔にします。）

・新聞紙や半紙などの詰め物をする。（型崩れ防止・湿気取りに有効です。素材によって新聞のインクが移ってしまう場合があるので不織布等で包むのもオススメです。ビニール系の詰め物は湿気の観点からおすすめしません。）

・革用クリームや防水スプレーなどを使って濡れ・汚れの防止・乾燥によるひび割れ防止をする。（素材や色によって向かないものもありますので、品物に合った選択をしましょう。）

・不織布・布袋などに入れて保管します。（ホコリ・湿度・他バッグからの色移り防止の為にも有効です。）

どこに保管するのが良いか？

直射日光の当たらない、温度・湿度が安定している所がオススメです。

しかし、一般的にはクローゼットや押し入れでの保管が多いのではないでしょうか。

特に梅雨時期は除湿や換気に気をつけることでカビの発生や、バッグ内張りのベタつき・剥がれを予防したいところです。年単位で保管するバッグの場合しまいっぱなしにはせず、たまに袋から出し状態の確認をしてあげることも大切です。中の詰め物が湿っているなんていう事もあります。その際は陰干し後新しい詰めものに取り替えてあげてください。

床に近いところに置く場合もすのこを敷くなど、通気性を意識しておくことが重要です。

やってはいけないこととは？

・バッグに汚れや湿気が残ったままの保管（シミやカビの原因になります）

・直射日光の当たる場所での保管（変色・ひび割れの原因になります）

・湿度の高い場所での保管（素材の劣化・カビの発生の原因になります）

・積み重ねての保管（型崩れの原因になります）

一度しか使用していないのに、そのまま保管しておいたら数年後開けたときにはカビだらけだった。内張りがボロボロになっていた。あちこちベタつきが出ていた。などはよくあるお話です。実際査定させて頂くお品物も、一見使用感がなく大切にされていた様子でも、保管方法を間違ってしまって中がボロボロになってしまっていてお客様自身も驚いてしまうこともしばしば。大切なバッグを永く愛用するためにも、【保管】について参考にしてみてください。

買取価格に差はでるのか？

上記のように、保管方法によって品物の状態が異なります。

そのバッグにとって正しい保管がされれば、永く綺麗な状態を保つ事ができますし、使用回数が少なくても保管方法を間違ってしまった為にバッグが劣化してしまう事もあります。

買取価格は、状態・相場・需要・付属品など様々な要素で决定されます。

保管状況が良く、品物の状態が良ければその分査定金額は高くなります。

大切に使っていたのに、いざ売ろうとした時保管のせいで劣化し査定額が下がってしまってはもったいないですよね。季節や品物によっても異なりますが、基本的な保管方法をぜひ参考にお試しください。質屋かんてい局須賀川店なら綺麗なブランドバッグはもちろん、ボロボロベタベタな状態でも買取致しております。（エルメス・シャネル・ルイ・ヴィトンなど）査定は無料ですので、捨ててしまう前に１度質屋かんてい局須賀川店にお持ちください。

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