腕時計の【GMT】は何の為の機能か?読み方や意味を解説します|かんてい局須賀川店
ROLEX(ロレックス)の人気モデルに【GMTマスター】がありますがこの《GMT》ってそもそも何か気になった事はありませんか?今回はこの《GMT》についてお伝えします。
GMTとは
まず読み方ですがそのまま『ジーエムティ』と読みます。GMTの意味ですが『Greenwich Mean Time』(グリニッジ・ミーン・タイム)の略で「世界標準時」を指します。 イギリス・ロンドンにあるグリニッジ天文台を子午線とし、国際的な基準時刻として採用されています。
どんな機能か
腕時計のGMT機能は主に第二時間帯もしくは第三時間帯の時刻を文字盤上で表示させるものとなります。ベゼルもしくは文字盤にある24時間目盛りを時針と異なるデザイン、カラーのGMT針が他の国(都市)の時刻を指します。多くの機械式時計においては、短針、長針、秒針に加えて24時間針が付加されている見た目が《4針》のモデルがGMT時計となります。
何のための機能か
例えばパイロットが出発地の時間と到着地の時間をひと目で判断することができます。ビシネスにおいては海外の取引先の時刻を表示しておくことができます。 現代ではデジタル機器が発達して実際の使用機会は少ないと思いますので、24時間表記に設定をして『デザインを楽しむ』為の機能となっています。
各ブランドのGMTについて
▼ROLEX(ロレックス)126711CHNRGMTマスターⅡ
▼GrandSeiko(グランドセイコー)SBGE257 スプリングドライブ
▼TUDOR(チューダー) 79830RB ヘリテージ ブラックベイ
▼BALL Watch(ボールウォッチ) DG3038A-S2CJ-BK ロードマスター
最後に
いかがでしたでしょうか?本日は腕時計のGMTについてお伝えしました。最近では各国の時刻を同時に表示するワールドタイムという機能を搭載したモデルも存在します。それだけ機械の作りは複雑になり高額品となりますが、その機能美もまた魅力のひとつです。
腕時計のケース内でデザインの大きな変化をつけるのは容易なことではありません。その為計測機能のストップウォッチ『クロノグラフ』や月齢カレンダー『ムーンフェイズ』といった特殊機構・複雑機構がついた時計も人気があります。これらの時計についてもいずれご紹介したいと思います。
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