香水にはいくつかの種類があります。

種類によって香水はエタノール濃度や香りの持続時間が変わってきます。

また、もらったけどあまり好みではない・・・

買ったけど飽きてしまった・・・

本日は、簡単にご説明します。

 

豊富な香水の種類

香水は大きな分類すると4種類あります。

これらは、エタノール濃度と香りの持続時間で分類されています。

濃度が高く香りの持続が長いものから順に『パルファム』→『オードパルファム』→『オードトワレ』→『オーデコロン』となります。

 

オードトワレなどの名称の『オー』とは？

フランス語で『Eau』と表記し、水を意味する女性名詞です。

『トワレ』とは、化粧や身ろいを指す言葉になっています。

つまり、オードトワレを直訳すると『化粧水』ということになります。

 

それぞれの香水の濃度と効果の持続時間についてご説明します。

濃度とは、アルコールに溶かした香料の割合である賦香率の事になります。
※賦香率とは？　
フレグランスは主に、香料とアルコールと蒸留水でつくられています。 その中に含まれる香料の割合を賦香率（ふこうりつ）といいます。
賦香率が高いと香りの持続時間が長く、低いと短くなるのが特徴です。

パルファム

パルファムは、狭義で香水の事をあらわす化粧品です。

英語の『Parfum』と由来を同じくする語です。

フランスでは、このパルファムが香水の基準となります。

濃度　約15％～30％

持続時間　約5時間～12時間

パルファムは香水の中でも特に濃い濃度と高い持続性があります。

 

ルイ・ヴィトン　アフタヌーンスイム
100ｍｌ

 

 

オードパルファム

パルファムを水で薄めたものが、オードパルファムです。

ただ水で薄めただけではなく、より使いやすいように改良されたものとなります。

濃度　約10％～15％

持続時間　約4時間～10時間

通常のパルファムよりも濃度が抑えられ、時間も若干短い程度です。

主張しすぎない香水のため、フォーマルな場からカジュアルな場で重宝されています。

 

GUCCI　ブルーム
50ｍｌ

店頭販売　7,800円（税込）

 

シャネル　ココ ヌワール

店頭販売　8,800円（税込）

 

オードトワレ

現代ほど入浴文化の無かった時代に、身づくろいのために利用されていたのがオードトワレだとされます。

濃度　約5％～10％

持続時間　約2時間～5時間

ちょうどお出かけする間に香りが持続することから、日本では普段使いにオードトワレが使われることが多いです。

 

CHANEL　No.5

100ｍｌ

 

 

オーデコロン

オーデコロンは、『ケルンの水』という意味があります。世界で最初に販売された香水に由来します。

1709年イタリア人調香師がオーデコロンを開発しました。この開発した香水の向上をドイツの都市「ケルン」に作ったことから命名されました。

濃度　約2％～5％

持続時間　約1時間～2時間

持続時間も短く、香りも優しいので、ちょっとした香りづけなどに使われることもあります。

 

使用期間・保管時の注意事項

 

かんてい局須賀川店では、未使用品はもちろん、使いかけの香水もお買取り・販売しております。ぜひ、使わなくなった香水はすぐにお持ちください。

 

 

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