目次

• サファイアの由来・伝説・宝石言葉
• サファイアとは？
• スターサファイアとは？
• サファイアのお手入れ方法
• おすすめ商品

サファイアはラテン語の青色が語源で、古くはすべての青色の宝石の呼び名でもあったようです。

聖書にも登場するサファイアは、神に近い空や大地の象徴とされ、古代より神聖な石として崇められていました。

哲学者、聖人の石と言われ、神の恩寵を受け精神の再生をもたらすと信じられたサファイア。

一説によると聖職者の印として枢機卿や歴代のローマ法王が身に着けていたと言われています。

サファイアのリングを身に着けた手で信者に触ると、悩みや苦しみから救うことができると考えられていたようです。

サファイの宝石言葉は

『慈愛』　『誠実』　『忠実』　『真実』　『徳望』

深みのある青色は揺るぎない心の象徴だとされ、誠実で一途な愛などの意味があるサファイアを、永遠の愛を誓う結婚指輪の内側に埋め込んだり、エンゲージリングとして贈られるなどパートナーとの絆を強める石ともいわれ大変人気があります。

 

サファイアはコランダムと呼ばれる鉱物からできています。
※コランダムとは、酸化アルミニウムの結晶からなる鉱物で、鋼玉（こうぎょく）とも呼ばれます。

サファイアは、赤色以外の宝石のことをいいます。

コランダムの中で
・赤い鉱石がルビー
・青い鉱石とそれ以外の鉱石はサファイアと呼び分けられます。

つまり、赤色以外のコランダムはすべて「サファイア」となります。

コランダムは酸化アルミニウムの結晶からなる鉱物で、結晶自体は無色透明です。

そこに鉄とチタンが同時に含まれることで初めて青く発色します。呈色コランダムのうち、赤色以外の鉱物の総称です。

天然の状態で美しい青色をしているサファイアは非常にまれです。多くは加熱処理を行い、色の鮮やかさや色味そのものの改良をして、美しい状態に仕上げています。

スターサファイアはサファイアの一種で、光を当てた際に表面に星のような6本の光の筋が浮かび上がる宝石です。

この星のような光はスター効果やアステリズム効果と呼ばれています。

サファイアに限らず、宝石はインクルージョンと呼ばれる内包物によってその色や個性が決まりますが、スターサファイアのスター効果もこのインクルージョンによって生まれます。

スターサファイアとサファイアの違いは、光を当てると6方向に光の線が表れるかどうかだけですが、その希少性からスターサファイアはサファイアと比べてもとても高い価値が付きます。特に光の線がはっきりと表れるものが価値が高いとされており、とても人気があります。

信頼・希望・運命を象徴すると人々から信じられてきたスターサファイアは、持ち主に幸運をもたらす石として古くから愛され、別名『運命の石』ともいわれます。

サファイアは硬度が高く、丈夫な宝石なので、日常的に身に着けていてもキズや割れはそこまで心配する必要はありません。

着用後、柔らかい布で汗や皮脂汚れなど全体をやさしく拭きとってください。

しっかりと汚れを除去したい場合は、中性洗剤を溶かしたぬるま湯にサファイアを入れ、柔らかいブラシでやさしくこすって洗いましょう。終わったら真水でよくすすぎ、柔らかい布で水気を拭き取ります。

着用時・保管時にパールなどの柔らかい宝石と分け、ぶつけたり落としたりしないよう注意しましょう。

9月の誕生石は、青のイメージが強いサファイアです。
ルビーと同じコランダムという鉱物でできており、真っ赤なものはルビー、それ以外はサファイアに分類されています。

大切な方への誕生日や記念日に、プレゼントすると大変喜ばれるサファイア。

美しい状態で長く愛用できるよう、丁寧なお手入れを心がけましょう。

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