梅雨も開け、夏本番ですね

暑い夏だからこそ欠かせないのが腕時計のセルフメンテナンスです

簡単に自宅でできるセルフメンテナンスをご紹介致しますので参考にしてくださいね

日々に汚れがサビ・傷みの原因に

腕時計は、常に肌に触れているためどうしても、皮脂や汗、汚れが付きやすくなります。

そのまま放置してしますと、匂いやサビ・傷みの原因になってしまいます。

汗をかきやすい夏場などは、腕時計に付着している汚れやサビが表面に出ることで、かぶれたり洋服を汚してしまう可能性ああります。

汚れが細部にたまることで時計自体の動きが悪くなったり、ベルトが切れやすくなったりします。

なので、大切な時計を長持ちされるためにも日々のお手入れが大切なんです！！

保管場所も大事！正しく保管するためのポイント

大切な時計を長持ちされるためにも重要なポイントがもう1つあります。

それは『保管場所』です。正しい保管場所を選ぶことでトラブルを防ぐことが出来ます。

例えば、普段時計を使っていて次のような症状に悩まされたことはないでしょうか…

・突然、遅れたり・止まったりする

・針がグルグルと回りだした

・バッグの中に入れておいたら時間がズレていた

これらの症状は、磁気の影響を受けている可能性あ非常に高いです。

機械式時計は、ムーブメントの部品が金属で出来ているため、磁気を近づけると部品そのものが時期を帯びてしまいます。

クォーツ時計は、モーター部分に磁石が使われているため、強い時期を受けることで回転が、早くなったり、遅くなったり、止まったりします。

その結果、時刻なズレが生じてしまうのです。

スマートフォン、ノートパソコンなど生活や仕事に欠かせない必需品ですが、強い磁気を発生させるため腕時計にとってはいい環境ではありません。

保管する際には、磁気から遠ざけることが大切です。5cm～10cm離すだけでも時計への影響は少なくなります。

◇磁気以外にも気をつけるポイント◇

機械式時計・・・・・強い振動のある場所に置いておくと、遅れなどの原因に。自動巻き時計はワインディングマシーンに保管すると良い。

クォーツ時計・・・・強い振動を避ける。切れた電池を入れたまま保管すると液漏れする可能性がある。

ローラー時計・・・・長期間、光の当たらない所に置いておくと不具合の原因になることもある。明るい（日当たりの良い）場所に置くこと。

電波時計・・・・・・電波の届きにくい場所には保管しない。

どの時計にも言えることですが、落下を防ぐためにも安定した場所に保管しましょう！

お手入れ方法

素材別に自宅で簡単にできるセルフメンテナンス方法をご紹介します。

ぜひ、試してみてください！

金属素材（スレンレス・チタン）のブレスレット

金属素材のブレスレットの汚れを放置してしまうと、皮脂や汗により雑菌が繁殖し匂いの原因になります。

また、皮膚の弱い方であれば、かぶれの原因にもなります。

表面のきめ細かさと静電気が起きないマイクロファイバーやセーム革などで、傷をつけないようブレスレットを丁寧に拭きましょう。

コマの隙間はどうしても皮脂などの汚れが溜まりやすいので、柔らかめの歯ブラシて磨くと良いでしょう。

革ベルト

汗や水分に弱いのが革ベルトの特徴です。また、強い光にも劣化しやすくそのままにして置くとヒビ割れや変色することもあります。

汗をかいた、水に濡れたと感じたら水分を拭き取ることが大切です。

1日の終りには吸水性の高い柔らかい布で優しく拭き取るようにしましょう。

シリコンやウレタンのベルト

シリコンやウレタン（ラバーベルト）のベルトは他の素材に比べ、水にやや強いものの高温や低温などの激しい温度変化や光に弱い性質を持っています。

汗や水に濡れた際は、タオルや布で拭き取り完全に乾かすことが大切です。

片付ける前にも、乾いた布で軽くふくと良いでしょう。

ベゼル・リューズ

ベゼルとは、ガラスの周りにあるリング状のパーツです。

リューズとは、3時の位置側面に配置されている部品の1つで、時刻やカレンダーを操作する時に使う部分です。

ベゼルの場合は、クロスでは拭き取りにくにため、ベゼルの縁にそうようにブラッシングするのがおすすめです。

リューズは、クロスや綿棒を使い特に根本部分に注意しながら掃除をしましょう。

ケース・ガラス

ケースとは、腕時計のダイヤルやムーブメントを収める外側の容器のことです。

ガラスとは、「風防」とも呼ばれ文字盤を守る役割を担っています。

ケースやガラスは乾いたクロスで拭いてください。

汗などが気になるからと濡れたたクロスを使うのは厳禁です！

水分が中に入り込んでしまう可能性があるため、絶対に避けましょう。

定期的にメンテナンスを

日常のメンテナンスを行うことで、時計の外観を綺麗に保つことは出来ますが、時計内部については３～５年に１度はプロのメンテナンスを受けることをおすすめ致します。

中でも「オーバーホール（分解掃除）」は大切な時計を長く使うためにも、ぜひおこなって頂きたいメンテナンスです。

オーバーホールとは、プロの技術士が腕時計を分解・洗浄、点検・調整して組み直すことを言います。

不具合なる部品や防水試験、超音波洗浄なども含まれます。

機械式時計の場合、何年でも動き続けるものの内部では潤滑油が蒸発・凝固している可能性があります。

その結果、内部のサビや金属摩耗を引き起こすケースも少なくありません。また、クォーツ時計にも分解掃除は必要です。

機械式時計の場合、完全に停止してからのメンテナンスは好ましくありません。

一般的な目安は３～５年に１度ですが、使用状況によっては早いサイクルでのオーバーホールが必要な場合もあります。

質屋かんてい局須賀川店では、時計の修理・メンテナンスもおこなっておりますので、気になる方はぜひご相談ください！！

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