「外出自粛期間中に家の掃除をしていたら」「遺品整理をしていたら」使っていない切手が出てきたと言う経験をされた方もいるのではないでしょうか。

最近では、手紙を書く機会がなくなり切手の使いみちに困っていませんか？

使わないからと言って捨てるのはもったいない！！かんてい局須賀川店では、未使用の切手の買取も行っています！

 

切手とは

郵便切手、小切手、為替切手と切手と名の付くものが日本には沢山あります。

しかし『切手』と言われて一番に思いつくのは、郵便局で使用できる『郵便切手』ではないでしょうか。

郵便切手とは『郵便料金を事前に納めた証拠として郵便物に貼る証紙』のことで、略語で『切手』と呼ばれています。

郵送に使われる他、宣伝媒体として用いられたり、古銭・紙幣や骨董品のように切手ブームの最盛期、昭和40年～50年頃には切手コレクターが多くいました。

封筒やはがきに貼るだけで全国にものを送ることが出来る切手のおかげで、今の便利な郵便事情が成り立っています。

もし切手が無かったら、郵便局の窓口で料金を支払ってから手紙を出さなくてはいけません。

切手があるおかげで、いつどこにいても近くのポストに投函するだけで、郵便物を送ることができます。

ちなみに、7月23日の「ふみの日」には「ふみの日」記念切手が発売されます。

現行切手

現行切手とは、今現在、郵便局で発行されている切手の事をさします。

在庫切れなどがない限り、郵便局で全て買うことが出来ます。

普通切手（1円、2円、3円、5円、10円、20円、30円、50円、63円、84円、92円、100円、120円、140円、210円、290円、320円、500円）

慶弔用切手（慶事用63円、84円、92円、弔事用63円）

※通常よく使用される63円、84円、92円、120円などはコンビニでも販売しています。

◇期間限定で販売される切手◇

のり付けタイプやシールタイプ、形も工夫された様々なデザインが存在します。

年賀切手：その年の干支の柄の切手（63円、84円）

特殊切手：特別なイベント、キャンペーンなどに合わせて発行される切手

記念切手：皇室関係の慶事など、国家的行事の際に発行される切手

ふるさと切手：日本の「ふるさと」を題材に発行される切手

グリーティング切手：慶弔用切手のようにお祝いやご挨拶などの特別なシーンで使われる切手

寄附金付切手：切手代に寄付金が含まれている切手のことで、集めた寄付金は国や地方事業へと送られます。

現行切手の買取率

2021.7.6現在かんてい局須賀川店では、現行切手買取率は下記のようになります！

シート・バラの2種類に分けて紹介いたしますので参考にしてみてください。

ちなみに、シートとは「四方の白紙がある100枚のシート」のことで、バラとは「シートの状態ではないバラバラの状態の切手」の事をさします。

 

2021.7.6現在

シート	額面金額	買取金額
10円未満シート	10円未満×100枚	60％（－円/シート）
50円未満シート	50円未満×100枚	70％（－円/シート）
50円以上シート	50円以上×100枚	80％（－円/シート）

2021.7.6現在

バラ	1枚当たりの買取金額
50円未満バラ	30％
50円以上バラ	40％

※バラ切手は10円未満は換金不可となります。

※買取率は在庫数・相場などにより変動します。

 

なお、お持ち込みの際は折れ・汚れにご注意ください。

またシートにつきましては、四隅の白枠が無いと100枚シートとなりません。

その場合はバラとしてのお買取りとなりますので、ご承知の程よろしくお願いいたします。

記念切手

記念切手とは、皇室関係の慶事など、国家的行事の際や特別な行事・期間限定で定期的に発行される切手の事をさします。

絵柄・デザイン・形も様々で、昔から趣味の収集として人気を博してきました。

切手ブームの最盛期は戦後の昭和40年～50年頃にあり、戦後の日本の経済が上向きになる中、安価かつ手軽に手にでき、誰でも楽しめるのが切手収集の最大の魅力だったようです。

しかし高度経済成長期に入り、様々な娯楽が世の中にあふれるにつれて、切手の収集家も少なくなり、現代ではほとんど見られなくなりました。

 

記念切手の中には希少価値が高く、高額になる切手がいくつか存在します。

その中でも特に有名なものを何点かご紹介いたします。

 赤猿

1980年に中国で初めての年賀切手として発行された切手です。

デザインの芸術性の高さと発行枚数が少ないことによる希少性により、プレミア価格がついています。

通常切手はシート状態で高値が付きますが、赤猿に関してはバラ(1枚のみ)の状態でも高値取引が期待できます。

 梅蘭芳舞台芸術 8種

中国切手の一種で、未使用・全8種揃いで10～20万以上の値がついています。(未使用でも価値はあります)

繊細で鮮やかな絵柄が人気を集めています。

 見返り美人

1948年にコレクター向けの切手を発行する「切手趣味週間」シリーズ第2弾として誕生しました。

当時は、浮世絵を題材にした切手自体が珍しく、見返り美人切手は最初の浮世絵切手としても有名です。

見返り美人切手の人気は凄まじく、1960年代の切手収集ブームが起こった要因の1つと言われています。

切手収集のブームとなるきっかけを作ったという意味で、見返り美人切手は切手コレクションの間で、日本の切手の歴史上でも重要な切手として認識されています。

 月に雁

この二つは当時1シート約25円(1シート5枚)であったのに対し、現在は1～2万円の金額で取引されています。

（状態が良く、四隅の白枠もしっかりあるシート状態であることが前提です）

 日本観光地百選シリーズ

「観光地百選（新日本観光地百選）」とは、国民の人気投票によって選定された日本の観光地のことで、1950年7月30日に毎日新聞社が企画・公募しました。

その企画と連動して、1951年から1953年にかけて、それぞれ10部門の第1位の観光地をデザインした切手が発行されました。

観光地1か所につき額面・デザインの異なる2種類の切手が発行され、全部で20種類とあります。

 文化人シリーズ

切手文化人シリーズは、1949年～1952年にかけて18種類が発行されました。

18人の画家、作家、教育者など、文化活動において功績を残した人物の肖像が描かれています。

 

日本の切手は未使用のバラ切手よりも、未使用のシートである方が価値があります。

もしシート状態で残っているのであれば、そのままでお持ちください。

しかし残念ながら、高額になる切手にはレプリカが付き物です。

特に赤猿はあまりの希少性にレプリカも多く出回っているようです。

記念切手の買取率

2021.7.6現在かんてい須賀川店での記念切手買取率は下記のようになります！

参考にしてみてください。

2021.7.6現在

10円未満シート	50％
50円未満シート	60％
50円以上シート	70％

額面混合

70％

相場や在庫状況等によっても買取率が変動することがございます。

切手買取の裏技

買取率についてお伝えしましたが、実は切手買取には裏技があります。

それは【郵便局で切手を100枚シートに交換すること】です！

お持ちいただく切手の多くは収集によるもので、バラ扱いになることがほとんどです。

バラになると額面の30～50％でのお買取りとなってしまいますが、郵便局で100枚シートに変えていただくと、なんと80％でのお買取りができます!!

お持ちの切手の枚数や金額にもよりますが、交換した方がお客様にとって、よりお得になる場合も多いんです！

もちろん、デメリットもあります。

郵便局に行く手間と、交換のための手数料が発生することです。

また交換したからと言って、必ずしもお得になるとは限りません。

切手の枚数や金額によって100枚シートに届かず、バラでの交換となる場合があるからです。

100枚シートにならない場合は、交換せずにそのまま当店へお持ちください。

かんてい局須賀川店