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■パール 糸交換
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ロレックスをはじめ、時計業界の新作発表のウワサが盛り上がってきました。
今日は、時計業界の新作発表の様々な事情についてお伝え致します。
目次
スイス・バーゼルにて毎年3月、4月頃に1週間かけて行われる世界最大の宝飾と時計の見本市。現在のような形式になったのは1972年である。 バーゼル・ワールドは1917年にスタート。最盛期には1700を超える時計・宝飾ブランドが出展し、2007年以後は関係者・一般者を合わせて10万人以上が来場。 基本的には業界関係者の商談がメインではあるが、一般客も60スイス・フラン(日本円で7,000円位)のパスを購入すれば見学できる。 アポイントが無いと各ブランドブース内に入場できないので、外周の展示品を見て楽しむかたちだ。 外周だけでも十分な見ごたえだ。
2010年ごろから高額な出展料やラグジュアリービジネスの場にふさわしくない等の理由で2018年には世界最大の時計企業スウォッチ グループ(SWATCH GROUP)が離脱した。 そんなバーゼル・ワールド(BASEL WORLD)だが、昨年は新型コロナウイルスのパンデミックを理由に開催を見送り、会期を2021年1月28日から2月2日までとしていたが、開催が延期されたことなどを理由に「ロレックス(ROLEX)」や「パテック フィリップ(PATEK PHILIPPE)」、「シャネル(CHANEL)」「チューダー(TUDOR)」のほか、LVMHなどラグジュアリーウォッチを代表するブランドが軒並みバーゼルワールドからの撤退を表明。それら背景もあり2021年は中止となった。
Watches & Wonders Geneveの前身はSIHH(Salon International Haute Horlogerie)。通称ジュネーブサロンと呼ばれてきた高級時計の新作見本市。 元々バーゼル・フェアに出展していたカルティエを中心とする高級時計メーカーグループ(現在のリシュモングループ)が1991年に独立。
2020年、4月に開催が予定されていたWatches & Wonders Geneveは、中止となるのでは、と囁かれた。しかし実際は、時計業界初となるデジタルプラットフォームで予定通り開催。 元来、「高級時計のオンライン販売は難しい」と言われてきた。 理由は時計という性質上、そして価格的な面でも、実際に肉眼で見て装飾や仕上げを確認することが重要視されているから。 しかしながら高度な撮影テクノロジーや動画メディアの一般化により、課題は解決されつつあり、 Watches & Wonders Geneve 2020のオンライン見本市は、概ね高評価を獲得。
そして、2021年度のWatches & Wondersの開催が決定!
オンラインを中心とした開催だ。
期間は4/7~13。約40の参加ブランドが判明。
もともとリシュモングループが中心となっていたため、カルティエやパネライ,IWCのジャガールクルトといったブランドの参加はもちろん、バーゼルワールドで特別な存在感を放っていたパテックフィリップ,ロレックス,チューダー,ショパール,シャネルも参加。
参加予定のブランド(一部抜粋・順不同)
パテックフィリップ
ロレックス ・チューダー
シャネル
ショパール
エルメス
H.モーザー
ノモス
オリス
クロノスイス
モーリスラクロア
カルティエ
ヴァシュロンコンスタンタン
ランゲ&ゾーネ
IWC
パネライ
ジャガールクルト
ロジェデュブイ
ボーム&メルシエ
ピアジェ
モンブラン
ユリスナルダン
ウブロ
タグホイヤー
ゼニス
ブルガリ
ルイヴィトン
個人的には時計市場の活性化の為にも新しいスタイルでの発表会は大変喜ばしい。
以前は情報速度が、各ブランド→バイヤー・代理店→一般客といった流れだったが、オンラインの活性化で情報が一気に市場まで広がることが予想され、人気のモデルに集中するといった二極化がより過熱しそうだ。
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