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紅葉も終わり冬の訪れが間近になった11下旬、宮城県仙台市にある宮城峡蒸留所を見学してきました。
当日の天候は小雨で寒かったですがとても充実した見学ができました。
NIKKAWHISKY(ニッカウヰスキー)の創業は1934年(昭和9年)までさかのぼります。北海道余市にニッカウヰスキーの前身『大日本果汁株式会社』を設立します。この、大日本の『日』と果汁の『果』が社名のニッカになったと言われています。
ちなみに、ウヰスキーの(ヰ)ですが、井戸の「井」をもとにした表記のようです。自然を敬愛し、水を大切にする会社であり続けてほしいという思いが込められているそうです。
創業者は日本のウイスキーの父とも呼ばれる竹鶴政孝氏です。NHKの連続テレビ小説『マッサン』のモデルになった人物です。
現在はアサヒグループホールディングス(アサヒビール)の傘下となっています。
主要な商品は『ブラックニッカ』『竹鶴』『余市』『宮城峡』などがあり国内外に多くのファンがいます。
宮城峡蒸留所は1969年(昭和44年)に完成しました。 「異なる蒸溜所で生まれた複数の原酒をブレンドすることで、ウイスキーはより味わい深く豊かになる」という信念を抱く竹鶴にとって、第二の蒸溜所は夢を実現するためにどうしても必要だったようです。
山形との県境に近いこの場所は、広瀬川と新川というふたつの清流に恵まれた緑豊かな峡谷です。竹鶴は初めてこの地を訪れた時、新川の清流で持っていたブラックニッカを割って飲み、味わいを確認。その場で蒸溜所建設を決定したと言われています。
この《新川・にっかわ》ですが、偶然に社名と同じ『ニッカ』だったという奇跡の逸話が存在します。
宮城峡蒸留所を建設にあたって竹鶴は次のような強いこだわりがあったようです。
《環境配慮》
なるべく木々は残し自然を活かしなさい。
実際に蒸留所には多くの緑があり、整地をあまりしていないせいか、施設ごとは離れている箇所もあり坂も多くありました。 「自然を大切にしなければおいしいウイスキーはつくれない」という竹鶴政孝の自然への敬意の表れのようです。
《景観配慮》
電線は地下に埋めなさい。
建物は赤レンガ作りにしなさい。
これは本場スコットランドでの影響が強いようで、見た目にもこだわりを持つ信念が伺えます。今からおよそ50年前に電線を地下に埋めるのは容易な事ではなかったと想像します。
●ノースランド 宮城峡蒸留所の原酒が初めて使用されたウイスキーです。
ちなみに現在日本には大小合わせておよそ50の蒸留所があり、今後完成予定を含めると60箇所の蒸留所になるようです。 昨今のウイスキーブームの影響もあって、ファンには完成が待ち遠しい話しです。
《水》先程の逸話にもあったようにウイスキー作りにおいて重要な要素のひつに《水》があります。仕込みの際にも多くの水を使いますが、最も大事なのが完成した後の【加水】で使用する水のようです。新川の水はそのまま販売できる位美味しい水のようです。
写真は広瀬川になりますがこんなイメージです。
ちなみにサントリー白州蒸留所では『南アルプスの天然水』の製造もおこなっています。それ位どのメーカーも《水》へのこだわりが強いです。ウイスキーの語源がゲール語で【生命の水】ウシュクベーハーと言われているのも納得です。
《自然》 ウイスキーの熟成において豊かな自然と寒暖差は重要です。 広瀬川と新川というふたつの清流に囲まれ、一年を通じて霧や靄が蒸溜所を包み、冬の間は雪も多い土地です。深い森林から生まれる湿潤で澄んだ空気が貯蔵庫の樽を乾燥から守り、豊かな香りを封じ込めます。余市蒸溜所と比べて年間の平均気温が約2℃高く、内陸にあって海の影響を受けることもありません。
ゆっくりとした熟成がニッカウイスキーのおいしさの秘密ではないでしょうか。
ニッカウヰスキーでは宮城峡蒸留所と北海道にある余市蒸留所の特徴を活かしています。ピュアモルトウイスキー(バッティング)である『竹鶴』が長く愛されているにはこんな特徴があるようです。
蒸留所見学の最後にテイスティングコーナーがありました。 『宮城峡』『スーパーニッカ』『アップルワイン』の試飲ができました。 飲むことに夢中で写真を取るのを忘れてしまったくらいです。
ちなみに宮城峡蒸留所では有料試飲コーナーもあり希少なウイスキーが格安で試飲できます。今回は時間の関係でゆっくり試飲できませんでしたが、次回は酔うまで試飲したいと思います。
また、お土産コーナーでは蒸留所限定のお酒も販売されています。
宮城峡蒸留所があるこの場所は温泉地としても有名です。車で15分くらいの場所にある作並温泉では宮城峡の雰囲気も楽しまます。旅館のロビーにニッカウイスキーや宮城峡のパネルが展示されていました。
ウイスキー作りの背景を知ると普段のお酒がより楽しくなります。
かんてい局須賀川店はそんな酒好きがいるお店です。 目指せ、国内蒸留所見学制覇!
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