貰ったけど、飲まずにしまいっぱなしになっているお酒はありませんか？

お酒の賞味期限や美味しく飲むための保存方法ご紹介致します。

 

お酒に賞味期限ってあるの？

お酒にも賞味期限はあります！

ただ、すべてのお酒に賞味期限が設定されているわけではありません。

実際に缶や瓶などに賞味期限が記載されているのは、ビールや酎ハイだけなんです。

それ以外のお酒には賞味期限が記載がありません。

また、賞味期限のある無しに関わらず、開封後はなるべく早く飲みましょう！！

賞味期限の記載のないお酒

種類別に賞味期限の記載がないお酒を紹介！

◇ワイン◇

ワインは瓶に詰めた後も熟成が続くことから、賞味期限の記載がありません。

瓶詰めから10年以上たってから飲み頃になる、ヴィンテージと呼ばれるワインもありますが、ごく一部の高級ワインだけです。

一般的なワインは、年数が経つほど酸っぱくなりやすいと言われています。

酒造メーカーでは白で2年、赤で3年以内の消費を推奨しています。

開封後は、酸化が進み味が落ちてしまうため、できるだけ早く飲むことをオススメします。

◇日本酒◇

日本酒も賞味期限の記載がありませんが、国税庁の『清酒製法品質表示基準』によって製造年月日を記載するよう義務付けられています。

加熱処理を施している一般的な普通酒は、製造年月から1年くらいが賞味期限の目安になります。

それ以外の特定名称酒の場合、精米歩合や醸造法、お酒の種類によって酒造メーカーごとに”飲みごろはいつまで”と明記していることが多いです。

また、どの酒造メーカーも開封後は、できるだけ早く飲むことをオススメしています。

◇ウイスキー・ブランデー◇

穀物を原料としているウイスキーやブドウを始めとする果物を原料としているブランデーは、蒸留酒であることから賞味期限の記載がありません。

蒸留することで異物の混入がほとんどなく、アルコール度数も高いので細菌が繁殖しにくいのが一番の理由です。

ブランデーは開封後、6ヶ月から1年くらいは品質の劣化がないとされています。

ウイスキーは開封後、なるべく早く飲むことを推奨している酒造メーカーがほとんどなので、できるだけ早く飲むことをオススメします。

◇焼酎◇

穀物を原料とする焼酎も蒸留酒なので、賞味期限の記載がありません。

未開封の瓶入りならかなりの間劣化しませんが、日光が当たらない冷暗所での保存が条件になります。

紙パックだと1年半くらいが限度です。

開封後は、ほのかな味わいやフルーティーな香りがアルコールの揮発とともに失われるので、なるべく早く飲むことをオススメしています。

賞味期限のあるお酒の保存方法

正しい保存方法を知っていれば、お酒の風味を保つことが出来ます。

お酒を保存する時に気をつけていポイントは「温度」「光」「塩や油分」です！

◇ポイント1　湿度は20℃以下◇

お酒の理想保存温度は、種類によって異なりますが、20℃以下が大半です。

基本的にどのお酒も高温で保存すると、お酒の香りが変わり、風味が失われてしまう恐れがあります。

お酒の種類	保存温度
ビール	10～18℃
チューハイ	0～10℃
ヴィンテージワイン	10～16℃
日本酒（普通酒）	5～15℃
日本酒（生酒・生貯蔵酒）	5～6℃
ウィスキー	15～20℃
ブランデー	15～20℃
焼酎	10～15℃
シャンパン	10～12℃
リキュール	0～10℃

保存温度が最も低いものは0℃なので、冷蔵庫で保存するのがおすすめです。

ある程度、保存温度が高いものを冷蔵庫に保存すると、香りが落ちることがあります。

◇ポイント2　直射日光をさける◇

直射日光による紫外線で、お酒の成分が変化する恐れがあります。

お酒の成分が変化することにより、色が変わったり、悪臭がしたりすることがあります。

直射日光だけでなく、蛍光灯などの光にも注意が必要です。

直射日光ほど短時間で影響するわけではありませんが、徐々にお酒の色や香りに変化をもたらします。

そのため、暗所に保管するのがおすすめです。

ボトルに新聞紙などを巻きつけてできるだけ光をシャットアウトさせましょう！

◇ポイント3　塩や油分を避ける◇

缶ビールや缶酎ハイなどのアルミ缶は、塩や醤油の近くで保管すると金属が腐食したことによって、缶に穴が開く可能性があります。

また、灯油や防虫剤・洗剤などの匂いが強いものの近くに置くと、匂いがビールに移ることがあります。

缶類を保管するときは、塩や油分の近くには置かず冷蔵庫で保管しましょう！

賞味期限の無いお酒は高価買取も！

質屋かんてい局須賀川店では、酒類の買取・販売もおこなっております！

賞味期限のあるビールも買取・販売しておりますが、賞味期限によってお買取できないこともあります。

また、賞味期限の記載がない長期保存ができるお酒は、需要も高いため高価買取になる可能性もあります。

まずは気軽に査定だけでもお越しください！