真珠とは

真珠とはダイヤモンドやエメラルドのような鉱物ではなく貝の中にできる

玉になります

日本で有名なのはアコヤガイと言われる貝からできるあこや真珠です

他にもイケチョウガイ・マベ・アワビ・シロチョウガイ・クロチョウガイ

などがあります

更に日本では養殖を行っており沢山の手間と時間をかけて作られています

現在私達の目にする真珠のほとんどが養殖真珠です

天然真珠も養殖真珠も真珠が出来るまでの工程は一緒なのです

貝の体内に侵入した異物にカルシウムの結晶とたんぱく質などが交互に

付着したものになります

成分としてはほとんどが炭酸カルシウムで、たんぱく質、水分、その他で

構成されています

しかし、この異物が入る場所や長く貝の中にとどまるかが真珠になるか

ならないかのポイントなのです

この場所に異物が入ると貝は刺激され外套膜の表面が破れその表面の膜と

異物がくっついた状態で膜の中に入ります

やがて異物にくっついた表面の膜は膜の中で増殖し、異物を包み込むように

なり、これが真珠袋なのです

真珠袋の中からは貝殻の内側と同じ真珠質が分泌され長い時間をかけて

異物を真珠質が何層にも包み込んでいきます

こうして真珠が出来上がるのです

自然界で異物が混入しそこから真珠が出来る可能性は極めて低いのです

なので、養殖真珠では人の手によって異物を貝の適当な位置に入れます

しかし、養殖の場合でも上手く反応して真珠を作る会の割合は低く、

全体の半分が死んでしまうと言われています

養殖真珠の取り出しまでは約8か月かかります

真珠はとても長い時間をかけて作り出されているのです