オールドグッチとは?特徴やセカンドライン・派生ブランドについてご紹介!気になる買取相場は?
今回の記事では「そもそもオールドグッチとは?」という所から、グッチの長い歴史において誕生した「グッチプラス」「グッチパフューム」「アクセサリーコレクション」といったセカンドラインや、派生ブランドについてご紹介いたします!
こんにちは!質屋かんてい局仙台泉店の佐藤です!
最近「ハウス・オブ・グッチ」という映画を見ました!
1970年代~2000年頃にかけて起こっていたグッチ一族の崩壊について描かれたお話で、作中にはジャッキーやバンブーといったグッチお馴染みの製品たちも登場していましたよ
作中はまさに現在「オールドグッチ」と呼ばれる製品が作られていた年代なので、「その頃はどんな製品が作られていたんだろう?」と気になった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
更に「一族の仲が険悪で皆自分の作りたいものを勝手に作っていた」なんて聞いた日には、私も気になって夜も眠れません
ということで今回は
オールドグッチとは?特徴やセカンドライン・派生ブランドについてご紹介!気になる買取相場は?
と題しまして、それらについてご説明させて頂ければと思います!
目次
・オールドグッチの特徴・現在のグッチとの比較
-外見
-内面
・オールドグッチのセカンドライン・派生ブランド
・まとめ
オールドグッチとは?
グッチの中でも1970年~1980年代に製造された製品のことを指します。(それ以前のものも総称してオールドグッチとする場合もあります。)
先ほどグッチ一族の崩壊と書かせて頂いた通り、グッチは1993年頃に一族による経営が困難になり事実上の撤退。以降はトムフォード氏がクリエイティブ・ディレクターに就任しグッチを復活させました。
つまり1980年代までのものは現在のグッチ製品とは異なり「グッチ一族が製造した商品」であることから分けて呼称している、ということです
オールドグッチの特徴・現在のグッチとの比較
外見
「オールドグッチ」と呼称されている通り、現在のグッチ製品と比較するとやや古めかしいデザインのものが多いです。
イメージとしては下記のような感じ。金具プレートのインターロッキング(GGマーク)は現在の製品だとあまり使われていないので、意識して頂くとオールドグッチかどうか判別しやすいと思います。
紺色のGGスプリームも最近ではあまり見ないですね
内面
現在のグッチ製品と大きく異なるのは「内タグ」です。
因みに現在(1990年以降)の内タグは下記のものとなっております。
▽現在の内タグ。裏面には型番が記載されています。
それに対して、オールドグッチの内タグは下記のようになっています。
▽裏面に型番が書いてあることは同じですが、表面のデザインが大きく異なっています。
これは年代や技術の変化によってかなりのバリエーションがあります。
これらの特徴を踏まえ、ここからは本題であるグッチのセカンドライン・派生ブランドについてご紹介いたします!
因みにセカンドラインとは「既存ブランドが販売対象を広げるために新たに立ち上げたブランド」のことで、既存ブランドとはテイストが異なっている場合が多いです!
グッチは先の通り一族の仲が悪く皆が自分の作りたいものを勝手に作っていたので、セカンドラインが多いことで有名です
概要をご説明させて頂いたところで、早速グッチのセカンドライン・派生ブランドについて見ていきましょう!
グッチプラス
1960~1970年代にかけて製造されたセカンドラインで、商品には名前の通り「Plus」という文字が入っていることが特徴です。
因みにGGプラスというラインがありますがグッチプラスはそれとは関連性がありません。
▽プレートや柄として「Plus」と描かれているのが特徴です。
よく見るのは下記のようなバッグで、状態のよいものであれば10,000~20,000円の買取が可能となっています!
セカンドラインとして製造されていても、現在は大きくオールドグッチという認識がされておりますので、買取金額も期待ができるというわけです
グッチパフューム
1975年頃に立ち上げられた香水用のブランド「グッチパルファン」で製造されていた製品です。
内タグには「GUCCI PARFUMS」と刻印されています。
香水用のブランドとして立ち上げられたためか、香水以外ではそれらを収納するためのセカンドバッグやポーチ、小型のショルダーバッグが多く製造されていたようです
▽内タグはこのように異なりますが、外観には大きな違いはありません。
グッチパフュームの例として下記のセカンドバッグを挙げさせていただきました!
こちらのようなセカンドバッグであれば8,000~10,000円の買取金額が期待できます
グッチ アクセサリーコレクション
グッチパフュームから展開されたシリーズで、「アクセコ」とも呼ばれています
オールドグッチの中で一番幅を利かせているラインで、多くのセカンドラインが1970年代後半には廃盤になってしまったのに対し、アクセコは1980年代初頭まで製造されていました!
長い間製造されていたこともあり、現存するオールドグッチの半分以上はこのアクセコであると言われています
特徴としてはこちらも内タグですね!「Accessory Collection」の文字と、グッチのクレスト(紋章)が記載されています!状態によっては内タグの後ろに紙タグが付いている場合もありますね
▽アクセコの内タグ。赤と緑のものが紙タグです。
相場としては、下記のようなショルダーバッグで買取金額は10,000~20,000円ほど!
アクセコは先ほどご説明させて頂いた通り現存数が多いラインになっているので、オールドグッチとしては新しく作りがしっかりしているものの、お値段は少し控えめになっていると考えられます
パオログッチ
パオログッチはグッチのセカンドライン…ではなく、グッチ一族であるパオロ・グッチ氏が経営対立で家を出た後、独断で製作したブランドです。
扱い的には本家グッチから「商標権の侵害」として裁判を起こされているので、本家とは別物だと考えた方がよいでしょう
パオロ・グッチ氏はグッチをより一般層へ普及させたかったらしく、カジュアルなデザインが多いのが特徴です。
▽本家グッチでもありえそうなデザインです。内タグは複数のバリエーションがありますが、そのどれもが「PAOLO」と刻印されています。
グッチとは別物とされていながらも、上記のバッグであれば多少状態が悪くても5,000円程の買取金額となりそうです。
ハラコ素材のバッグも展開されていたらしく、そちらであれば買取金額は10,000~13,000円が期待できるかと思います
番外編
グッチガーデン
こちらはオールドグッチではありませんが、現在イタリアのフィレンツェでのみ出店しているセカンドラインとなっているので簡単にご紹介いたします
グッチノクリエイティブディレクター、アレッサンドロミケーレ氏によって製造されたこのラインは、彼の世界観が大きく反映されたものとなっています。
もちろん現在はフィレンツェまで行かないと買うことはできませんが、日本国内としてはトートバッグが人気のようです!
まとめ
ということで、オールドグッチにおけるセカンドラインや派生ブランドをご紹介させていただきました!
約40~50年前のお品物ですが、おおよそ10,000円以上のお値段で買取ができるお品物ばかりでしたね
古いバッグでもこのぐらいのお値段がつくことは珍しいことではございませんので、お使いにならないバッグを眠らせておくよりは、是非質屋かんてい局仙台泉店にお持ち込みください!
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