国内時計メーカーのコラボモデルを解説!
◆目次◆
時計メーカーのコラボモデルについて解説!
こんにちは!
かんてい局仙台卸町店です。
先日、スウォッチからムーンスウォッチのスヌーピーコラボモデルが発表され大きな話題を呼びましたね。
ムーンフェイズが搭載されたこのモデルは満月(白)と新月(黒)の二種類が存在し、スピードマスターならではのカッコよさとスウォッチの遊び心が感じられるとても魅力的なモデルです。
スウォッチはこのスヌーピーモデルを出す以前にもブランパンとのコラボ時計を出しており、そちらでも成功を収めています。
スウォッチに限らずとも、例えば時計界の王様であるロレックスは過去にカルティエやフェラーリといった業界の大手とのコラボモデルを出したことがありますし、雲上ブランドのパテックフィリップはティファニーとコラボしたティファニーブルーのノーチラスを発表しています。
面白いものですとモータースポーツと深い関わりを持つタグホイヤーはマリオカートとのコラボモデルを出したことがあったり、パイロットウォッチとして有名なブライトリングはスタジオジブリの作品「紅の豚」のポルコとその愛機「サボイアS-21」が施されたナビタイマーなんてのも出しています。
このようにいろんな時計メーカーが個性的なコラボモデルを出しており、見てるだけでも楽しいものが多いです✨
ということで今回は「国産時計」に絞ったコラボモデルを紹介する記事を書いてみました!
海外に負けず劣らずの時計大国である日本の腕時計のコラボモデル、どういったものがあるのでしょうか?
ぜひ最後までご覧ください!
コラボモデル ~SEIKO編~
言わずと知れた日本が世界に誇る時計メーカー、セイコー。
低価格帯から中価格帯まで様々な時計を展開する、まさに「時計の総合デパート」です。
そんなセイコーですが、時計メーカーとしてはとても積極的にコラボモデルを出していることも特徴。
おそらく世界中探してもここまでコラボモデルが存在する時計メーカーはセイコーくらいかと思われます。
特に漫画・アニメ・ゲームといったサブカルチャーと積極的にコラボを行っており、若年層がターゲットであるためか比較的安価で手が出しやすいモデルが多いのが特徴です。
こちらはアトラスのRPG「ペルソナ」シリーズとのコラボモデル。
ペルソナの25周年を記念して造られたモデルで、各シリーズのテーマカラーが施された25周年のロゴと各世代の校章がプリントされた文字盤が印象的です。
(ちなみに、テーマカラーは初代が紫、2(罪・罰)が橙色、3が青、4が黄、5が赤となっています)
ゲームが原作のコラボは他にも「スーパーマリオブラザーズ」や「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」「ポケットモンスター」といった世界的に有名なゲームや、「ギルティギア」や「サクラ大戦」「テイルズオブゼスティリア」といったコアなゲーム、「Clash of Kings」「Fate/Grand Order」「アークナイツ」といったソーシャルゲームとのコラボモデルもあります。
特に「ストリートファイターV」「バイオハザード」「モンスターハンター」といったカプコンのゲームとはコラボしてる機会が多い印象ですね!
こちらはサンデーにて連載中の漫画「葬送のフリーレン」とのコラボモデル。
「半世紀(エーラ)流星」を映したグラデーションカラーの文字盤や、フリーレンが持つ杖をモチーフにしたであろう秒針、ティアドロップ型のインデックスといった製作者のこだわりが感じられるモデルです。
こういった原作が漫画や書籍、アニメとのコラボも積極的に行っており、漫画が原作のものだと「ワンピース」「ジョジョの奇妙な冒険」「SPY×FAMILY」「名探偵コナン」「コブラ」、アニメが原作のものだと「あらいぐまラスカル」「アルプスの少女ハイジ」「装甲騎兵ボトムズ」「ガールズ&パンツァー」「リコリス・リコイル」…などなど、様々なモデルがあります。
どれも製作者のこだわりが感じ取れるモデルで、見ていて楽しいものが多いです。
今後もセイコーがどういったコラボを行うのか、目が離せませんね!
コラボモデル ~CITIZEN編~
セイコーと双璧を成す、国産腕時計メーカー「シチズン」。
国内ではムーブメントの最王手であり、世界でもシェア率三割以上とまさにムーブメントのエキスパート。
そんなシチズンも、セイコーと同じく積極的にコラボを行っているメーカー。
ですがシチズンのコラボモデルは「硬派」なものが多い印象で、セイコーのものとはまた違った雰囲気があります。
こちらは国産の怪獣映画としてはぶっちぎりで有名な「ゴジラ」とシチズンのプロユース向けウォッチである「プロマスター」とのコラボモデル。
ゴジラの体をイメージしたであろうカラーリングとカモフラージュ柄の文字盤とケースで存在感があります。もともとがデカ厚なプロマスターとの相性も抜群でベストマッチともいえるコラボレーションです!
シチズンはこういった映画とのコラボモデルが多く、「E.T.」や「バックトゥザフューチャー」、「ジョーズ」といったユニバーサル作品とのコラボや、「くまのプーさん」「美女と野獣」「スターウォーズ」といったウォルト・ディズニー作品とのコラボがあります。
こちらは日本が世界に誇るバッグブランドである「PORTER」とのコラボモデル。こちらもベースはプロマスターとなっております。
“旅”をコンセプトのもとにブラックとシルバーの二色が展開されており、ミリタリーかつスタイリッシュなデザインとなっております。ポーター製作による表裏で表情の異なるダブルフェイス仕様の交換ベルトも付属しており、随所にポーターらしさを感じる逸品です。
ポーター以外にも国内のファッションブランドとのコラボが多いのもシチズンの特徴で、国内セレクトショップ御三家の一つである「BEAMS」や、東京コレクションを代表するブランドである「5351プール・オム」、ユニセックスジュエリーやアクセサリーを展開する「JAM HOME MADE」といったブランドとのコラボモデルが存在しています。
シチズンのコラボモデルは、デザインをコラボ先に寄せているセイコーとは異なり、自社のブランドにコラボ先のエッセンスを含ませたモデルが多く、「コラボ先へのリスペクト」と同時に「シチズンらしさ」も感じるモデルが多いです。
その分セイコーと比較すると割高なモデルが多いのですが、クオリティはどれも高くブランド時計が好きな人でも惹かれるようなデザインではないでしょうか?
コラボモデル ~CASIO編~
電卓や電子機器、楽器や時計など様々な製品を造る電機メーカー、カシオ計算機ことCASIO。
耐久性や機能性に重点を置いた、実用性のある時計を多く造っています。
CASIOの時計と言えばなんといっても「G-SHOCK」でしょう。
世界中にファンがいるG-SHOCKはコラボモデルも多種多様です。
こちらは世界的に有名な炭酸飲料である「コカ・コーラ」とのコラボモデル。海外限定モデルとなっております。
真っ赤なスクエア型のG-SHOCKも魅力的ですが、もう片方のスケルトンデザインのG-SHOCKは薄ら緑がかっており、なんとコーラの瓶の色を完全再現してしまったという衝撃のモデルです。
斬新すぎるデザインながらファンが多く、国内での発売が多く望まれているモデルです。
他にもG-SHOCKのコラボモデルはアパレルブランドやショップ、アスリートや著名人から、海や自然を守る環境団体まで、そのジャンルの多彩さが特徴で、日本を代表するプロゴルファーである「石川遼」選手のシグネチャーモデルや、世界的ブームを巻き起こした立体パズルである「ルービックキューブ」のコラボモデル、環境教育活動に取り組む環境団体である「アイサーチ・ジャパン」とのコラボモデル…なんてのもあります。
一方でカシオはG-SHOCK以外にも時計を展開しており、そちらのコラボモデルもあります。
G-SHOCK譲りの耐久性・実用性に長けたモデルが数多く揃っております。
こちらはカシオが展開する「Speed & Intelligence」(スピード&知性)をコンセプトにしたメタルアナログウォッチである「エディフィス」と、しげの秀一氏によるモータースポーツ漫画の金字塔、「頭文字D」「MFゴースト」とのコラボモデル。
MFゴーストの主人公、カナタ・リヴィントンが乗るトヨタ「86GT」をモチーフに、赤と黒を基調にしたデザインや、リアサスペンションにも使われるダブルウィッシュボーン式サスペンションから着想を得た4本のアーム状のラグデザインを具現化されています。
また、両作品に共通にして使用されるタイヤのスライドする擬音「ギャァア」が文字板やバンドの裏面に刻まれているほか、ベルトの余った部分を通すメタルの遊環には、ドリフト走行時のタイヤ痕のデザインがレーザーで彫刻されているなど、二作品の特徴が随所に散りばめられておりファンには堪らないデザインとなっています!
こちらはカシオが展開する本格アウトドアウォッチである「プロトレック」と、スイスのアウトドアブランド「MAMMUT(マムート)」とのコラボモデル。
こちらのモデルには着用するシーンや服装によって付け替えて使用できるクロスバンドとソフトウレタンバンドを同梱されています。
ウレタンバンドの方にはマムートオリジナルの「Alpine AOP(All Over Print)」と呼ばれる雪山の壮大な景色をイメージしたモノクロ柄をプリントと、マンモスロゴがワンポイントとしてあしらわれています。
また、文字盤にはマムートのブランドカラーのオレンジを、ブランドロゴや時分針、ボタンなど随所に差し色として配しており、高級感のある佇まいとなっているのもポイントです!
G-SHOCK以外のコラボでは自社ブランドのコンセプトに合致している企業とコラボしているためか、それぞれの良さがより演出され、より引き立てているモデルが多い印象がありますね。
コラボ先へのリスペクトを感じます!
コラボモデル ~ORIENT編~
エプソンの腕時計ブランドである、オリエント時計。
ここまで上げたブランドほどの知名度は無いものの、お洒落で粋な時計を多く輩出しており、根強いファンが多いブランドです。
オリエントのコラボ先はここまで上げたような有名なコンテンツは少なく、知る人ぞ知る「通」なコラボモデルが多いのが特徴。
コラボ時計は派手だったり煌びやかだったりしがちな中、いい意味で渋いモデルが多いです。
こちらはオリエントが展開する”輝ける星”をイメージした機械式腕時計「オリエントスター」と、スバルが1958年に発売された史上初の量産型軽自動車である「SUBARU360」のコラボモデル。
文字盤は同車のノスタルジックなボディーカラーが採用されており、ヴィンテージな雰囲気を醸し出しています。
また、6時位置には当時の六連星とSUBARU360のロゴが配置されており、バンドはマット調の本ワニ皮革を使用。
所有欲を満たしてくれる逸品となっております!
ちなみにオリエントは富士重工業のモータースポーツ部門会社「スバルテクニカルインターナショナル(STI)」のスポンサーであった時期がありました。
そのため、STIで活躍した車両のベースである「SUBARU WRX STI」とのコラボを行ったり、STIが第38回 ADAC Zurich 24時間レース(ニュルブルクリンク24時間レース)に出場することを記念しスバルのコンパクトカーである「インプレッサ」をモチーフにしたコラボ時計を造ったりなど、積極的に同社とのコラボを行っていた過去があります!
現在はスポンサーを降りてしまったためか同社とのコラボモデルは出していませんが、もしまたコラボする機会があったらどういったモデルになるか楽しみですね!
他、面白いコラボとしてバンドやベルトをコラボ先にカスタムしてもらったモデルというのがあります。
こちらはデニムの産地として有名な岡山に構える国産デニム会社である「岡山デニム」とのコラボモデル。
ベルトの岡山デニムはしっかり腕になじむよう職人さんが調整した腕時計専用ベルトにカスタムされており、装着感が抜群。
岡山デニムらしいブルーのカラーリングも目を惹きます。
こちらは馬具メーカーである「ソメスサドル」とオリエントスターとのコラボモデル。
ソメスサドルは日本唯一の馬具メーカーであり、国内の競馬騎手、馬術競技選手の多くが同社の馬具を使用しています。
そんなソメスサドルとのコラボモデルは、馬具などに使われる丈夫な牛革で裁断から縫製まですべてハンドメイドで加工し、独特の厚みと風合いで存在感溢れるソメスサドル社の「ブライドルレザー」がバンドに採用されています。
こちらのモデルはビジネスシーンにフィットするシックなデザインとカラーが取り入れられており、より魅力的なデザインに仕上がっております!
時計本体だけでなく、バンドをカスタムすることでコラボ先の個性を出す…というのは面白いですよね。
王道や定番に流されることのない、オリエントらしいコラボ時計だと思います!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は国内の時計メーカーを中心に紹介してみました。
こうして見ると国産に絞ってもかなりの種類のコラボモデルがあることが分かりますね。
もちろん今回紹介したものは数多のコラボモデルのほんの一部に過ぎません。
もしこの記事を見て時計メーカーのコラボに興味を持った方は、ぜひお気に入りのモデルを探してみてくださいね!
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
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