バロックパールのご紹介

バロックパールとは、丸くなく対称軸をもたない不定形の真珠を総称して

バロックパールと呼びます。

バロックの語源はポルトガル語で「いびつな形」を意味するBarroccoからきており、

真珠だけではなく宝石(バロックストーン)にも使われています。

日本語での特有の呼び方はなく、海外でもバロックと呼ばれておりデコボコの真珠をさす世界共通語です。

また、芸術分野で使われるバロック様式という言葉は真珠のバロックから名付けられたという説が有力とされています。

バロックパールは変形した真珠の総称のため真珠貝により様々な種類があり

主に白蝶真珠、黒蝶真珠、アコヤ真珠、淡水真珠、アワビ真珠の5種類があります。

一般的に真珠は母貝の中に入れた丸い核を中心にして、年月をかけて少しずつ形成されて

丸い真珠が出来上がりますが、バロックパールはその途中で丸い核に異物が付着し、

核の形が丸からいびつな形に変化します。

それを中心にして形成されるために出来上がると言われています。

養殖技術がなく、天然真珠しかなかった時代は丸い真珠こそが美しく価値がある

とされており、いびつな形のバロックパールは価値の低い真珠とも言われていました。

しかし最近は養殖技術の進歩により価値のある丸い真珠がたくさん作られるようになる

一方、価値の低いとされるバロックパールの数が激減したことで、

「この世に二つとない、個性的な形の真珠」として注目されています。

バロックパールの魅力

バロックパールの特徴や魅力は何といってもその個性的でユニークな形です。

自然の中で偶然にできたもので、この世に二つと同じ形は存在しなというのが

大きな魅力です。

多様な形を生かしたジュエリーに仕立てられることが多くオリジナリティ溢れる

デザインも魅力の一つです。

その形から丸い真珠にない面白さがあり、カジュアルスタイルにも相性が良く、

普段使いはもちろんお洒落な装いでも人気を集めています。

一般的に真珠を選ぶ際にポイントとなるのが照りの良さやキズだと思いますが、

バロックパールの場合はそれよりも見た瞬間の第一印象が大事です。

二つと同じ形のものがないバロックパールは目に留まったときに、

いわゆる「一目惚れ」のように惹かれるものがあれば

きっとその真珠と「ご縁」があったということなのかもしれません。

逃してしまうと、同じものは存在しませんのでまさに一期一会ですね。

お買い取りについて

　【必要なもの】

　①査定するもの

　②本人確認ができる免許証、外国人登録証明書または保険証

小さな皮革工房からスタートしたと知るとなんだか感慨深さを感じてしまいますよね。これからも様々なトレンドを吸収し、革新を続けていくロエベから目が離せません。