ライカ【Leica】M3 レンジファインダーカメラの買取価格と査定ポイントについて

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店舗名 新潟南店
商品名 M3 レンジファインダーカメラ
ブランド名 ライカ【Leica】
買取価格 ¥150,000

【かんてい局新潟南店】

今回ご紹介するのは、ライカの機械式フィルムカメラ『Leica M3 レンジファインダーカメラ』です。先日当店の常連様より150,000円でお買取りさせて頂きました。誠にありがとうございます。

カメラの愛好家であれば、ライカと聞くと多くの方がLeica Mシステム(通称M型Leica)を思い浮かべることでしょう。

Leica M3は記念すべきM型Leicaのファーストモデル。機械としての完成度、精密性は半世紀以上を経た現在でもファンを魅了し続けています。

この記事ではライカの魅力と共に、Leica M3の査定ポイントや買取価格についてご説明いたします。

 

目次

① 商品スペック

【ブランド】         ライカ(Leica)
【商品名】        M3 機械式レンジファインダーカメラ
【 シリアルナンバー 】   882XXX(1957年製造)
【ファインダー倍率】   0.91倍
【ブライトフレーム表示】 50・90・135mm
【シャッター型式】    機械式横走り布幕
【フィルム巻き上げ】   2回巻き上げ(初期)
【サイズ】        W138 × H77 × D33.5mm

 

 

② Leicaのカメラとは?

ライカ社はドイツにある光学機器ブランドで、フィルム時代のカメラとしては超が付くほど高級なカメラメーカーです。1つ1つが手作業で生産が行われているためコストが高く、大衆向きのカメラではありませんでした。
1950年代に発売されたライカM3は、距離計とファインダーを1つにしたことで当時としてはとても画期的なカメラでした。また、明るく見やすいファインダーなど非常に優れており、ライカと言えばM3と呼ばれるほどの人気でした。
発売当時の値段はレンズセットで約20~30万円、今に換算すると数百万の買い物をするのと同じで、いかにライカのカメラが高かったか想像できると思います。
日本のカメラメーカーも当時はライカには全く歯が立たず、レンジファインダーカメラではライカに勝てないと判断し、一眼レフカメラの開発に力を入れたそうです。
デジタルとなった現在でもライカのMシリーズは高級品です。愛好家も多いことから中古でも高値で取引されており、その人気が衰えることはないでしょう。

 

③ M型ライカの象徴「M3」

1954年に発表されたLeica M3は、M型ライカの歴史の始まりとなる初代機にして最高の完成度と言われる一台です。各国のカメラメーカーがライカに追いつけ追い越せと開発を続けていましたが、Leica M3のその完成度の高さに世界中の技術者たちが度肝を抜かれました。

というのも当時はピント合焦の指標となる「距離計」は画角を設定するファインダーとは別々に覗いて設定することが当たり前でした。Leica M3はこれを1か所にまとめて操作性を向上させ、さらに従来モデルよりもはるかに明るく見やすいファインダーをつくりあげました。一眼レフカメラがなかった時代にこの方式は大変画期的でした。

一眼レフと違ってミラー動作のない布幕シャッターのLeica M3は、”コトン”という静かなシャッター音が特徴です。スナップ撮影におすすめで、風景を切り取るような感覚が味わえるカメラと言われています。

登場から70年経っても色あせることがないLeica M3は、世界中の多くの著名人や写真家に愛用され、フィルムで写真を楽しみたい人にとってはとても大きな存在なのです。

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査定のポイント

① 製造年

Leica M3はおおまかに前期・中期・後期の3つに分けられます。

今回お買取りしたLeica M3はシリアル番号から前期型であることが分かります。

(※前期:シリアルNO.70万~91万 中期:シリアルNO.92万~96万 後期:シリアルNO.97万~)

巻き上げレバーが2回巻きのスプリング式で人気が高く、中古相場でも高値でお取引されています。

② 外観の状態

傷や凹み、使用感などを確認します。

古いカメラなのである程度の傷は仕方ないものの、凹みなどがあると内部の機械に損傷の恐れがありますので注意が必要です。

今回お買取りしたLeica M3は、使用感はあるものの目立つような傷や凹みなどはありませんでした。

外装レザーの劣化により張り替えた跡がございましたが、綺麗に修理されておりましたので、マイナス査定にはなりませんでした。

 

③ ファインダーの状態

ファインダーは経年劣化により、多少の曇りとチリの混入が見られますが、ファインダーを覗く限り視界は良好でした。

 

ブライトフレームや二重像も確認でき、調整の必要はございませんでした。

 

④ 布幕シャッターの状態

布幕シャッターは劣化しやすく、破損している場合が多いので必ず確認するポイントです。

今回お買取りしたLeica M3の布幕シャッターには補修した跡がありました。

動作に問題はございませんが、多少のマイナス査定になりました。

 

⑤ フィルム室の状態

手動でフィルムを巻き上げるため、カメラのほうにも負担がかかり故障している可能性がありますので、可能な限りフィルムを入れて確認します。

比較的キレイで、異常はございませんでした。

 

⑥ 動作確認

最後に動作確認です。

シャッターの精度、フィルム巻き上げ、ダイヤル操作、セルフタイマー、視野枠切り替えレバーなど一通りの動作確認をさせて頂きます。

動作不良などがありますと、査定金額が大きく下がってしまう為、最も慎重に確認させて頂きます。

今回のLeica M3には動作不良はなく、しっかりとメインテナンスされていたことが伺えます。

 

 

まとめ

今回は『Leica M3 レンジファインダーカメラ』についてご紹介させて頂きました。

外観に目立つダメージはなく、動作確認も問題なかったため150,000円という高額査定になりました。

もちろん、さらに状態が良ければプラス査定になります。

中古市場では状態の良いライカのカメラは年々減少傾向にあります。近年のカメラ人気も相まって今後さらに高額でのお取引が見込まれるでしょう。

「買い替えを検討している」「コレクションを整理をしたい」など、ライカの売却を検討されている方はぜひ当店にご相談ください。お査定はもちろん無料です。

かんてい局新潟南店ではカメラやレンズの買取を強化しております!

フィルムカメラ、デジタルカメラはもちろん、故障品や破損しているカメラやレンズでもお買取りが可能です。その他ご不明点ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

スタッフ一同心よりお待ちしております。

 

お買取りではなく質預かりも大歓迎です。お気軽にスタッフまでご相談ください。

 

 

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