【ウイスキーの豆知識】世界5大ウイスキーのひとつ!ジャパニーズウイスキーは何故人気?ウイスキーの種類も紹介していきます!
こんにちは!質屋かんてい局名取店です!
本日は当店で5月の買取り強化商品となっているお酒から【ウイスキー】についてお話していきます!
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世界的にもウイスキーブームはまだまだ続いていますが、そのウイスキーにも色々と違いがあるのはご存知でしたか?
実は原材料やブレンドの違いで呼び方が変わっているんです。
まずは今や世界に誇るウイスキーとなった「ジャパニーズウイスキー」のことから触れていきましょう!
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ジャパニーズウイスキーの歴史と魅力
ジャパニーズウイスキーとはその名前の通り日本で生産されるウイスキーのことを指します。
一般的には「日本国内で生産された酒税法上のウイスキーの定義を満たす蒸留酒」と捉えられてきました。
今まで日本では、ウイスキーの産地やラベル表記に関する厳密な規則や法律がありませんでした。
その為明確なルールが定められていたスコッチウイスキーなどとは異なり、国内で蒸留していなくても国内で貯蔵・ブレンドしたようなものであってもジャパニーズウイスキーを名乗ることができていたんです。
ここ最近では人気が故の原酒不足の問題や一部の銘柄の生産停止などがニュースになっていたことをご存知の方も多いと思います。
このままではジャパニーズウイスキーの価値が守れないと考えた「日本洋酒酒造組合」は、2021年4月1日より新たにジャパニーズウイスキーの定義を発表しました。
この定義による下記の条件を全て満たしたもののみが【ジャパニーズウイスキー】を名乗れるということです。
尚、このルールはラベルの変更など企業の対応期間として3年間の猶予が設けられています。
ジャパニーズウイスキーは海外の品評会で入賞しているような質の高いものが多いのが特徴です。
海外での評価と、日本でのハイボールブームの到来や朝ドラ「マッサン」の効果も後押しして今やジャパニーズウイスキーは世界でその名を知られるようになりました。
従来まではジャパニーズウイスキーに明確な定義がなかった為、海外の原酒を使用して国内で瓶詰めしたようなウイスキーでもジャパニーズウイスキーを名乗れていました。
しかし2021年4月よりジャパニーズウイスキーが明確に定義されたので、今後はより厳格な基準を満たしたものだけがジャパニーズウイスキーとして出回ることが予想されます。
国産ウイスキーはサントリーやニッカウヰスキー、キリンラディスラリーなど大手が造っているものが大部分を占めています。
海外と比べると蒸留所が少ないと言われている日本ですが、蒸留所が少ない分、1箇所の蒸留所やひとつの会社が様々なウイスキーをつくり出していることも特徴として挙げられます。
ひとつの蒸留所が複数のウイスキーを手がけているからこそ、銘柄によって香りや旨味の感じ方など、味わいに明確な違いがつけられているのはジャパニーズウイスキーならではだと思います。
日本には海外に比べて多種多様なウイスキーが揃っているので、飲み比べてみるのも面白いかもしれませんね。
『モルト』と『グレーン』
ここまでジャパニーズウイスキーについてお話してきました。
そしてここからはウイスキーそのもののについてより詳しく解説していきたいと思います。
まず初めに知っておいていただきたいのが、モルトウイスキーとグレーンウイスキーについてです。
モルトウイスキーとは?
モルトウイスキーとは、大麦麦芽だけを使用したウイスキーのことを言います。
大麦麦芽は英語でモルトと言い、モルト100%のウイスキーだから『モルトウイスキー』です。
よく『シングルモルト』と混同してしまうことも多いですが、ちょっと別物とお考えください。
シングルモルトについても後からお話していきますよ!
モルトウイスキーは原料やその作り方から大量生産が難しいとされています。
基本的に味わいはモルトの風味が強く、個性豊かな味になります。
グレーンウイスキーとは?
グレーンウイスキーとは大麦麦芽だけでなく、それ以外の穀物も使用するウイスキーのことです。
大麦麦芽の他に、ライ麦や小麦、トウモロコシなどを使用します。
穀物類を英語ではグレーンと呼ぶので『グレーンウイスキー』と呼ばれています。
『ブレンデッド』と『シングルモルト』
ウイスキーにはモルト(大麦麦芽)だけを原料にしたモルトウイスキーと、
トウモロコシなどの穀物を原料にしたグレーンウイスキーの2つがあることはお話しました。
そして、さらにその2つを組み合わせたのが『ブレンデッドウイスキー』です。
それぞれに異なる味わいと魅力をもっています。
ブレンデッドウイスキーに対し『シングルモルトウイスキー』とは、モルトウイスキーのうち他の蒸留所のものとブレンドせず、一つの蒸留所のモルトウイスキーだけで造られた製品のこと。
日本酒の地酒が酒蔵ごとに味が違うように、シングルモルトは蒸留所ごとの個性を持っています。
それぞれの土地の水や風土、気候などが溶け込んだ蒸溜所ごとの独自の味わいがシングルモルトの魅力のひとつです。
『ブレンデッドウイスキー』が様々な特徴を持つウイスキーを絶妙な技術でブレンドし、バランスのとれた味や香りを追及しているのに対し、『シングルモルトウイスキー』はその蒸溜所の個性やこだわりがそのまま反映されているのが特徴です。
グレーンウイスキーは基本的にブレンデッドウイスキーの原酒として使われることが多く、グレーンウイスキー単体で商品化されているものは少ないのが現状です。
しかし最近は「知多」が有名になったことからシングルグレーンウイスキーにも注目が集まっています。
口当りが良くマイルドであることから、はじめてウイスキーを飲む人にもオススメなんだとか。比較的手に入りやすい価格帯なのもポイントです。
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最後に
いかがでしたか?本日はウイスキーについてお話してみました。
お気に入りのウイスキーを探す時の参考にしていただければ嬉しいです。
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お家に飲まずにそのままにしてあるお酒がありましたら是非一度お持ちください。
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