こんにちは！質屋かんてい局名取店です！

 

数日前の寒さは何処へやら…。今日の名取市は暖かさも感じるほどの気温です。

過ごしやすい気温ではありますが、午後から雨が降るようです。皆様傘をお忘れなく！

 

さて、本日はロレックスの中でもセレブ向けモデルとも言われている【ヨットマスター】のお話です。

 

数あるロレックスのスポーツモデルの中で、何故セレブ向けだと言われているのか？

そしてよく見た目が似ていると言われるサブマリーナとの決定的な違いはどこなのか？

まずはヨットマスターの歴史からお話していきたいと思います。お楽しみに！

 

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ヨットマスターとは？

ヨットマスターの誕生は1992年。意外にも誕生から30年ほどのモデルなんです。

 

ヨットマスターは自家用クルーザーやヨットを楽しむような「ハイクラス」の人たちを

ターゲットとして作られました。当時、既存のスポーツモデルの中では異色の存在だったそうです。

 

防水性の高さや頑丈さを売りにしているダイバーズやパイロットウォッチが展開される中、

「マリンスポーツをする人へ向けて発売されたスポーツモデル」というのは確かに意外性がありますね。

 

マリンスポーツを嗜む人たち…。それはクルーザーやヨットを楽しむセレブ層です。

そんなセレブ層を対象としたモデルなので、デザインや使用される素材にこだわっています。

 

使用される素材に関しては、ステンレスのみ使用されたモデルは存在しません。

1992年に発売された第1号モデルはブレスレット、ケースに金のみを使用した高級モデルでした。

 

その後、1996年ごろにステンレスと金を使用したコンビモデル「ロレゾール」が発売。

ラインナップも徐々に増えていきます。

 

発売当時、ヨットマスターは「メンズ・ボーイズ・レディース」の3サイズがラインナップしており、

ロレックスのスポーツモデルで唯一「3サイズ展開」していることでも有名でした。

残念ながらレディースモデルは2014年に廃盤となってしまいましたが、

ロレックスの歴史の中でも新たな風を吹かせたモデルと言っても過言ではないと思います。

 

またK18を使用したゴールド系の素材を主体に展開していましたが、

1999年にプラチナとステンレスの素材を使用したオールシルバーに身を包んだ「ロレジウム」が誕生し、

当時はとても人気でデイトナに次ぐプレミア価格で取引されていたそうです。

 

お次はついさっき出てきたロレジウムとロレゾールについてお話していきたいと思います！

 

ロレジウムとロレゾール

　

 

ヨットマスターのお話をする上で外せないのが「ロレジウム」と「ロレゾール」。

実はこの名前と言うかこの単語、ロレックスが生み出した造語なんです。

 

これはステンレスとのコンビのことなのですが、

プラチナとのコンビが「ロレジウム」で、金とのコンビが「ロレゾール」という意味となっています。

 

このワードを聞いただけで、どんな素材を使用しているかすぐに分かるようになっているんですね。

ステンレスに合わせてプラチナと金を使用するあたり、さすがセレブ向けモデルです。

 

サブマリーナとの違い

　

 

さて、ここからはお待ちかね！ヨットマスターとサブマリーナの違いについてです。

 

大きなベゼルが付いている、ということからヨットマスターとよく比較されるサブマリーナ。

どちらもスポーツモデルであり、水辺で使用することを想定して作られた時計です。

 

デザインは似たモデルが多いですが、その機能には大きな違いがあります。

 

まず主な基本スペックの違いとして「防水性」と「ベゼルの回転方向」に違いがあります。

では、何故違うのか？それはサブマリーナとヨットマスターでは時計を使う趣旨が違うからです。

時計を着ける場面が「水の中」なのか「水の上」なのか。それが防水性にも違いをもたらします。

 

水の中でも耐えられるようにサブマリーナは300m防水ですが、対してヨットマスターは100m防水です。

ヨットで水上を移動する分には、防水性を高める心配は無いということでしょうね。

 

次に「ベゼルの回転方向」。

サブマリーナのようなダイバーズモデルは逆回転防止ベゼルとなっています。

 

サブマリーナは先述通り水中での使用を想定しています。

この回転ベゼルは水中での酸素ボンベの残量と経過時間を一目で分かるようにする機能がついています。

水中で万が一、時計周りのベゼルが動いてしまったら…。

命の危険を伴う事故を防ぐ為に、反対方向にしか回らないようになっているんです。

 

一方のヨットマスターは両方向に回転するベゼルです。

ダイバーズ用のモデルでは無いので、ベゼルが誤って動いたとしても大きな問題は無いからでしょう。

ベゼルを元の位置に戻す時も、両方に回転するほうが何かと便利だという点もあると思います。

 

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最後に

いかがでしたか？本日はロレックスからヨットマスターについてお話してみました。

 

ロレックスのスポーツモデルはそれぞれに違いがあって見比べるだけでも楽しいと思います。

デザインはもちろんですが、どういう機能が付いているかや、

その由来なども参考にしてみると時計選びがより楽しくなるかもしれませんね。

 

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