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【OMEGA(オメガ)】スウォッチとのコラボでも話題に!オメガの看板的モデル!スピードマスターの魅力をご紹介します!

こんにちは!質屋かんてい局名取店です!

 

さて、本日は高級腕時計としても名高いOMEGA(オメガ)から【スピードマスター】のお話です。

 

オメガの代表モデルと言っても過言ではないスピードマスター。

実はムーンウォッチとも呼ばれているんです。その理由を歴史と共にお話していきたいと思います!

 

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オメガの歴史

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オメガはとある時計工房から生まれました。

この時計工房は1848年にスイスのラ・ショー・ド・フォンという場所で当時23歳だったルイ・ブランによって創業されました。当時は懐中時計を主に製造していたそうです。

 

1840年~1850年代と言うと、日本は江戸時代で12代将軍徳川家慶の時代です。

約170年も続いている、長い歴史のあるブランドなんですね。

 

その後、1977年にルイ・ブランの息子と共に「ルイ・ブラン&フィルズ社」を設立しますが、その2年後にルイ・ブランは亡くなってしまいます。

その後ルイ・ブランの三男セザールが経営に加わり、1880年に現在の本社が置かれているビエンヌに工場を設立しました。

その数年後には、当時では異例の年間10万個の時計を生産することとなります。

 

いちばん最初の社名は、実はオメガという名前とは関係のない名前からのスタートだったんですね。

 

1894年には、現代では当たり前の技術であるリューズを引いて時間を合わせたり、ゼンマイを巻き上げる機構である「キャリバー19(別名:オメガキャリバー)」を開発しました。

これを機に「OMEGA(オメガ)」という社名に変更しています。

 

1948年にはシーマスター、1957年には本日の主役でもあるスピードマスターを完成させました。

以降、これらのモデルが後の時計業界におけるオメガの地位の高さを確立させます。

 

そしてオメガは「東京2020オリンピック・パラリンピック」でも公式タイムキーパーになっていました。

競技の記録が出る時に、オメガの文字とロゴも見た方も多かったのではないでしょうか?

 

オメガが初めてオリンピックの公式タイムキーパーになったのは1932年のこと。

そして東京2020で29回目の公式タイムキーパーに選ばれました。その信頼度の高さが伺えますね。

 

オメガの他にも過去にはロンジンやタグホイヤーも公式のタイムキーパーとして採用されていました。

ちなみに1964年の東京オリンピックでは日本のセイコーがオフィシャルタイムキーパーを務めていたんですよ。

東京2020もセイコーが公式タイムキーパーになるのでは!?と噂もされていたそうですが、オメガとIOCとの契約があるようでセイコーではなくオメガが公式のタイムキーパーとして継続されました。

 

スピードマスターとは?

スピードマスターは1957年に発表されたモデルです。

当初はカーレースのドライバーや航空機のパイロットのためのモデルとして登場し、ラップタイムなどを測るための「クロノグラフ機能」を搭載したものでした。

 

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また、当時はオメガに限らずロレックスなど様々なブランドからスポーツモデルの腕時計が誕生し、生産されていた時代でもありました。オメガもそのうちのひとつとなります。

 

現在でもこのスピードマスターは生産・販売されており、長きに渡りオメガファンに愛されているモデルと言っても過言ではありません。

 

また、昨今では自動巻きの腕時計も多数販売されている中、ムーンウォッチとなったスピードマスタープロフェッショナルは手巻きモデルになっており、自分の手で巻かないといけないという手間があるにも関わらず根強い人気を誇っています。

 

スピードマスター=ムーンウォッチ!?

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さて、ここまでオメガの歴史とスピードマスターの歴史をお話してきました。

冒頭でも触れましたが、スピードマスターが【ムーンウォッチ】と呼ばれているのはご存知ですか?

 

何故モデル名とは別にムーンウォッチという愛称がついたのか。

先程もお話しましたが、スピードマスターは元々カーレースなどに使用されるレーシングウォッチでした。

もちろん、現在でもレーシングウォッチということに変わりはありません。

 

そんなスピードマスターが一躍有名になった出来事があります。

NASAの公式時計として認められ、アポロ11号が月面着陸を成功させた際に携行していたことです。

 

当時、NASAはこの宇宙へ携行出来る腕時計を探していました。

オメガ以外にもロレックスなどいくつかの候補が上がり、その中にスピードマスターも入っていたんです。

その後いくつかのブランドを精査した中で、当時レマニア製のムーブメントを搭載したスピードマスターが見事選ばれた…。という訳だったんですね。

 

耐熱性・耐久性・真空状態でも正常に動作するかなどの様々な厳しいテストをクリアできたのが、このスピードマスターだけだったそうです。すごいことですよね!

 

そして1965年に正式に採用されると宇宙飛行士とともに宇宙の旅へ。

実際にスピードマスターを携行し、アポロ11号が月面着陸に成功したのは1969年7月21日とされており、その時のアポロ11号の船長アームストロングが

 

「一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍だ」

 

という名言をコメントしたそうです。なかなか言えることではないですよね…!

 

ちょっとした小ネタですが、無重力の宇宙空間でも正確に使用できることが証明されたので1966年以降のモデルの文字盤に「PROFESSIONAL」と入ることになったそうですよ。

 

これらの経緯があり、オメガのスピードマスターはレーシングウォッチでありながら【ムーンウォッチ】と呼ばれることとなったんですね。

 

ちなみにこのようにムーンウォッチと呼ばれるようになったスピードマスターですが、元々はレーシングウォッチであり、(諸説あるそうですが)決してNASAに認められる為に開発を行ったわけでなく、元々の性能が認められたことで採用に至ったという点がオメガの根強い人気の理由のひとつかもしれませんね。

 

スピードマスターの種類

スピードマスターの中でもいくつか種類があります。

その中でも人気が高く、代表的なものをご紹介していきたいと思います!

 

スピードマスター プロフェッショナル

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スピードマスターと聞いて、多くの人が思い浮かべるのがこのモデルではないでしょうか?

その理由として、このプロフェッショナルは当時のデザインをほぼそのままの状態で現在まで生産しています。スピードマスターの顔とも言える、超ロングセラーモデルなんですね。

 

このモデルの特徴はデザインのみならず、風防やムーブメントにもこだわりがあります。

現在の高級時計業界で主流の「サファイアクリスタルガラス」と呼ばれる強度のあるガラスではなく、当時のままの「強化プラスチック」を使用していること。

そして機械式時計の主流である「自動巻き」ではなく、あえて当時と同じ機構である「手巻き」を採用し続けていることです。

 

一見プラスチックなんて強度の面は大丈夫なのかな…?と不安に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、強化プラスチックだからこそのメリットもあります。

強度だけで見ると確かにサファイアクリスタルには及びませんが、手入れが可能というメリットも。

ガラスは欠けてしまったりキズがついてしまうと大体がガラスごと交換する修理になるので規模も費用も高くなりがちですが、プラスチックであることでキズの大きさや場所によってはステンレススチールのように研磨での修理ができることもあります。

もちろん交換する場合でも、費用面ではサファイヤクリスタルよりもコストを抑えることができます。

 

他にはプラスチックの特徴として経年劣化がありますね。長い年月が立つと色がくすんでくると言う特徴があります。

これは一見すると見た目が変わってしまうと言うことでデメリットとも取られてしまいそうですが、オメガマニアの中では逆にガラスには無い味が出ると秘かな人気を呼んでいるそうです。

 

スピードマスター オートマチック

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よく似たモデルでスピードマスターには「PROFESSIONAL」と記載のあるものと「AUTOMATIC」と記載されたものがあります。

先ほど紹介したプロフェッショナルが手巻きなのに対して、オートマチックは駆動方式が自動巻きになっているモデルです。見た目はほとんど同じです。

その上、価格面はプロフェッショナルと比べるとお安くなっている場合が多いので、多くの方が持っているモデルと言ってもいいと思います。

 

スピードマスターのデザインが好きだけど手巻きはちょっと…と言う方や、プロフェッショナルは価格的に手を出し難い…と言う方にもオススメです。

 

オメガスピードマスター マークⅡ

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他のスピードマスターと比べるとケースのデザインが大きく変わるモデルです。

 

このモデルは1969年に初めてスピードマスターの派生モデルとして発売されたマークⅡの復刻品となります。

プロフェッショナルや他のモデルと比べると、マークⅡは流線型のケースをしているのが特徴的です。

写真のマークⅡは2014年に発売されたもので、クロノグラフ針や秒針、インデックスがオレンジのカラーになっています。通常のスピードマスターとはまた違う雰囲気がありますよね。

 

スピードマスター レーシング

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スピードマスターレーシングは1996年にスピードマスターの派生モデルとして誕生しました。

初代スピードマスターレーシングは、F1レーサーで有名なミハエル・シューマッハとのコラボモデルとして1996年~1999年の間で生産された時計でした。

2000年以降にも、ワールドチャンピオンになったことを記念するモデルがいくつか限定品として出ています。

 

スピードマスターレーシングにも数種類のバリエーションがあります。

「レーシングダイヤル」と呼ばれるインデックスがチェッカーフラッグのようになっているタイプや、文字盤の大きさが44mm近くある比較的大きめのものから40mmと手首が華奢な日本人には嬉しいモデルなど多くのタイプが存在します。

 

現在も入手困難!オメガ×スウォッチの「ムーンスウォッチ」

今でも多くのオメガファンに愛されているスピードマスター。その歴史も大切にしつつ、新しいことにも挑戦しているんです。

それが今年の3月に発売されたスウォッチとのコラボ「ムーンスウォッチ」です。

 

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11の惑星にちなんだカラーバリエーションなのがムーンウォッチを名乗るオメガらしいですよね。

 

その最大の特徴は価格!33,500円(税込)でオメガの時計が買えるとなるととってもお得に感じてしまいます。

 

タキメーターの目盛りやスモールセコンドなど「スピードマスター」のディティールをそのまま再現してクォーツ(電池式)にアレンジし、ボディには先進的な技術であるバイオセラミックを採用しています。

 

告知されてからと言うものの「30,000円台で買えるスピードマスター」として一躍話題となり、3月26日の発売日には渋谷店で1,000人以上が集まる事態に。

警察も出動したことで、発売が延期になるほどの騒ぎになりました。

 

そもそも2020年に2社のコラボレーションが検討され始めたものの、設計に多くの時間を費やしたことで2022年に後ろ倒しとなったようですね。

設計に時間がかかった理由としては、スウォッチがスピードマスターのディティールを可能な限り再現したいと考え、サブダイヤルなどについても確実に正常に機能する製品に落とし込みたかった為なんだとか。

公式の付属品の説明書によると、オメガの代表的なスピードマスターをバイオセラミックの革新的な素材で表現することで伝統的なモデルを革新的な素材に落とし込んで刷新していく意図があったようです。

 

オメガによるとムーンスウォッチは限定商品ではないので順次入荷予定とのことですが…。現時点でもオメガの公式サイトで購入できないので今後も欠品状態が続くことが予想されます。

 

10月からムーンスウォッチを積んだ11台の車が世界中を回る「ムーンスウォッチツアー」も開催されています。

日本では10月の中旬に東京に来たのを皮切りに、大阪→名古屋→愛媛→京都と来て12月10日には元箱根にいる模様。

東京や大阪では何時間も並んにも関わらず購入できなかった…なんて方もいたようなので、まだまだ簡単には手に入らなそうです。

 

ムーンスウォッチツアーがどういう順番で日本各地を回っていくのかは公表されていないので、公式SNSなどをマメにチェックしていくしかないようですね。

いつか宮城にも来てくれることはあるんでしょうか…。もしそんなことがあればゲットしてみたいものです。

 

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最後に

いかがでしたか?本日はオメガのスピードマスターについてお話してみました。

 

現在も変わらぬ人気を誇るモデルには、なんともドラマチックな歴史があったんですね。

その歴史やロマンを身に着けている、というのも時計ファンの心を掴むのかもしれません。

 

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