ペンタックスタクマー600mmF1:4を使ってみた
こんばんは
かんてい局南熊本店黒田です。
初見は1971年のペンタックス総合カメラカタログだそうで
49歳のとにかく大きなレンズです。
最短撮影距離12メートル
1.2メートルじゃないですよ。
お店の奥行きとあまり変わらないなと驚愕。
マウントアダプターを使って手持ちのミラーレスで写してみようと
amazonで探すも、ペンタックス67→ソニーEの規格のものが無い!
めったにない組み合わせだろうから仕方がないなとあきらめかけてたその時
一度NikonFマウントに変換してそれをEマウントに変換する荒業にたどり着きました。
6×7の画像面の面積は3920平方ミリ
対してAPS-Cの画像面の面積は368平方ミリ
何と10分の1以下!
レンズの中心の一番おいしい1割の部分だけを使って撮る写真はどんなもんだろうかと
心躍ります。
鏡胴の中にカメラを収納できてしまうんじゃないかと思うこの体格差
このペンタックス67マウントというのが内爪と外爪とあるらしく、うまく装着できているのかよくわからないまま
何となくそれっぽくなりました。
気分は天体写真撮影会です。
6キロの巨体を抱えてうろうろするも
お店の奥から狙っても外にしかピントが合わない!
ちなみにピント調整はヘリコイドじゃなく左側に写ってるダイヤルを回して合わせます。
慣れれば・・・手足のように使いこなせれば動体もいけるかな・・。置きピンなら・・。
重さに耐えられそうな三脚の備えもなく。
横向きに抱きかかえながらモニターをのぞき込むという
撮影姿勢とは程遠いスタイルで1枚。
自動ドアに貼られたカッティングシートです。
作例がドアってのも最悪ですが筋力の限界が近かったので許してください。
ただのjpegなので収差ももりもりですがボケは溶けまくって綺麗です。
1段ぐらい絞った(抱えてるうちに動いた)状態です。
ガラス越しの幟旗
私が撮っても性能を発揮できそうにありません・・・。
しかも残念なことにカビ玉なんです。
そんなに大きな影響は出ていないと思うのですが
信頼できる業者の手でメンテナンスをしてから販売をしたいなと思っています。
とにかく珍しいペンタックスタクマー600mmの今後にご期待ください。