ミラーレス登場による銀塩カメラ再評価の流れ、いいぞもっと来い
1968年生まれのニコンのニコマートFTN52歳。佐々木蔵之介さんや井森美幸さんと同い年ですね。
NikonFを送り出したニコンが廉価版として発表したカメラです。
廉価版と言っても当時の初任給よりもはるかに高かったらしいです。
金属製のボディがこれぞフィルムカメラ!と言った感じです。
このようなフィルム式のカメラはとっくに駆逐されているのかと思いきや
アナログレコードが生き残っているようにまだ需要があります。
このままどっかからフィルムを持ってきて撮ることももちろんできます。
50年経っても普通に動くのがすごいですが。日本のモノづくりですね。
ただし24枚撮りで500円ぐらいするフィルムを調達して
2000円ぐらい出して現像して楽しむ。
なかなかハードルの高い趣味だと思います。
でもフィルムカメラにしか出せない味があるんです。
CMOSセンサーと違って規則正しく並んでいない感光体のファジーな感じ
補正前提のデジカメ用レンズと違うそれぞれ個性がある描写
この2つがノスタルジーの世界に呼び込もうとするんです。
左側は2012年生まれのミラーレス一眼カメラSONYのNEX-5R8歳。うちの息子と同い年です。
44歳の年の差がある二人ですが
このようなマウントアダプターを間に挟めば
何と装着できるんです。
他社のレンズを付けるなんてことミラーレス以前は絶対考えられない事でした。
センサーの並び方をいじる訳にはいきませんが、これでアナログレンズの味はいくらか再現することができます。
正直解像度は低いです。
収差も当たり前に出ます。屋内でも出ます。絞っても出ます。
デジカメの補正技術は素晴らしいなと思いつつ
この感じどうですか?
味があると思いませんか?
同じものをデジタルのレンズで撮ってみると・・・
ザ・解像度ですね。
普通です。見たままに近い。
このような普通の描写に飽きてきたら
オールドレンズの世界にようこそ。
組み合わせによっては他社でもAFも利くし
旧世代マウントの高級レンズをお買い得に使うことも夢ではないです。
古いレンズとカメラ眠ってませんか?
今は売れるタイミングですよ!