鉄とガラスの巨人
今年はコロナで全滅でしたが
航空祭なんかに行くといわゆるバズーカと呼ばれる大口径望遠レンズをよく見ます。
サンニッパとかヨンニッパともなれば大体白くてスイッチ類がたくさんついてて
「G」とかエンブレムが付いてたり赤いラインがバッチリ入ってたり
遠目にも高そうだというのが分かります。
でも言うてもAF爆速だし重いのさえ何とかすればまあそのうち使いこなせるようになりそうな
希望は湧いてきます。
しかしこれは・・・
まず600mm。
F4の明るさを実現するためにはこの巨体が必要みたいです。
600mmにして重量6000グラム。
絶対合わせたでしょ?と言いたくなります。
そしてMF、マニュアルフォーカスです。
しかも筒をぐるぐる回すヘリコイドではなく
後玉付近のダイヤルを回して調整するパターン。
この普通じゃない感じは6×7用のレンズだからです。
6×7とは120サイズのフィルムを使う中判カメラの事です。
感光面の面積が大体4.5倍ぐらいあり
4.5倍綺麗に写りますが
4.5倍以上取り回しが難しいカメラです。
ペンタックスなのでいわゆるバケペン(お化けペンタックス)
で使えばワンチャンあるかもですが
全く使いこなせる気がしません。
このものすごく敷居の高いレンズ
誰か挑戦者求ムです。