2020/11/22

【質屋かんてい局松前R56店】松山(松前)でWEDGWOOD(ウェッジウッド)をお買取致しました！

店舗名	松前R56店
商品名
ブランド名
買取価格

店舗名	かんてい局松前R56店
ブランド名	ウェッジウッド
商品名	2013年ｵｰﾅﾒﾝﾄｸﾘｽﾏｽ･ﾌﾞﾙｰﾒﾘｰｺﾞｰﾗﾝﾄﾞ
商品番号	ｎ20-6013
楽天出品中

ウェッジウッドの歴史のご紹介

ウェッジウッドという陶磁器メーカーをご存じでしょうか。紅茶がお好きな方や西洋アンティークに詳しい方でなくとも、名前を耳にしたことがありませんか？全世界でも有名な高級食器メーカーなので、知名度は高いと思います。そんなウェッジウッドの始まりは、1930年イギリスの製陶業の13人目の子供として、ジョサイアは誕生しました。彼は後にその名を歴史に残す偉業を達成しますが、子供時代から恵まれていたわけではありませんでした。ジョサイアが9歳の時に父親が他界した影響で小学校を中退し、陶工としての一歩を半場強制的に踏み出すことになりました。さらに不運なことに、その数年後には天然痘で右足が不自由になりました。(天然痘とは、疱瘡(ほうそう)とも呼ばれ、種痘前までは、必ず誰かが発症死亡率が高い病気として世界中で流行していました。死に至らなくても顔、体にひどい痘痕(あばた)を残すためとても恐れられていた伝染病でした。)ろくろを回すための右足が使えなくなったため、陶器を制作することが困難になりました。しかし、陶器に対する愛情が勝り、作ることはできずとも制作に関する技術の開発や改良に専念することを決めました。ウェッジウッド社が誕生したのは1759年、ジョサイアが29歳の時でした。その会社が最初に作り上げたのが「クリーム・ウェア」という白い陶器で、当時の西洋磁器の文化はまだ確立されていませんでした。そんな中、彼は白い素地の陶器を生み出すことに成功し、その技術を王妃シャルロッテ(ジョージ三世の妃)からのティーセットの注文に使用したのです。珪石と白色粘土で作られた乳白色の下地に、有名な画工による繊細な彩色で作り上げたられた作品は、とても美しく王妃の心を魅了したのです。その結果、「クリーム・ウェア」は「クイーンズ・ウェア」として王妃の名を冠すことが許されたのです。王妃から作品の価値を認められ、世界的にも注目されるようになった彼の次の作品は、玄武岩(バサルト)のような黒い輝きを放つことから「ブラックバサルト」。その黒色が放つ存在感は、それまでの「クリーム・ウェア」と対照的で、ウェッジウッドの名をさらに世に広めることになったのです。