【全モデルが対象!?】ロレックスの購入制限に設けられた新ルールとは
日本国内のロレックス正規販売店では全ての顧客に対して厳しい購入制限を設けています。
以前までは人気のスポーツモデルが対象となっていましたが2025年現在、そのルールが変更されており、なんと全モデルが対象となっているのです。
この記事では
・なぜ購入制限があるのか
・購入制限の新ルール
・指定モデル一覧」
について解説致しますので興味がある方は是非参考にして下さい。
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目次
なぜ購入制限をするのか
ロレックスの購入制限は日本ロレックス正規販売店が独自で行っています。
そのため海外では購入制限は設けられていないのです。
なぜ日本だけ購入制限が必要なのか、その理由は転売ヤー対策です。
日本におけるロレックスの二次流通市場は異常なまでの過熱ぶりが続いています。
ロレックスを求めて毎日のように販売店へ足を運ぶ人も増え、いつしかその行為には「ロレックスマラソン」という名前が付けられました。
このような状況のままでは本当にロレックスの時計を付けたい、という人のもとへ行き届かないため購入制限が設けられたのです。
従来のルールと追加された新ルール
従来の購入制限のルールは以下の通りです。
- 指定されたモデルの中で同一モデルは5年間購入不可。
- 購入したモデルとは別のモデルであっても対象となっているモデルは1年間購入不可。
- 購入後に指定モデルが追加された場合は、購入時点での指定モデルが適用されますが、購入モデルがモデルチェンジを行った場合は従来モデルと現行モデルは同一モデルとして購入制限が適用される。
- 指定モデルから除外された場合は通常通り購入できる。
- 対象モデルを購入する際は顔写真入りのご本人確認証が必要。
追加された新ルールは以下の通りです。
- 1度に購入できるのは1人1本まで
- 1度購入したら半年間は購入できない(全モデル対象)
- 同じ品番の時計は1年間購入できない(全モデル対象)
- 従来の購入制限モデルを購入した場合は他のモデルも1年間購入できない
- 支払い方法は本人名義のクレジットカードのみ(現金との併用はOK)
どこが変わったのか
従来のルールでは指定モデル以外は全く制限がかけられていませんでした。
しかしながら今回のルール変更により全てのモデルが購入制限の対象となったため、指定モデル以外でも最大で1年間に2本までしか購入できません。
また、支払い方法も本人名義のクレジットカードのみとされました。
一部を現金で支払う事は可能です。
厳格な指定モデル一覧
新ルールにより全モデルが対象となりましたが、その中でもロレックスが厳格に購入制限の対象としているモデルは、定価よりも高く二次流通されているモデルです。
基本的にはステンレス素材のスポーツモデルが中心となっており金無垢やコンビモデルはあまり厳格に対象とはされていないようです。
今後他のモデルも追加される可能性はありますが、現時点での対象モデルを全てご紹介します。
①コスモグラフデイトナ
- 型番:116500LN / 126500LN
- 素材:オイスタースチール
- 仕様:ホワイト/ブラックダイアル
②シードゥエラー
- 型番:126600
- 素材:オイスタースチール
- 仕様:ブラック ダイアル
③ディープシー
- 型番:136660
- 素材:オイスタースチール
- 仕様:ブラック/Dブルーダイアル
④ディープシーチャレンジ
- 型番:126067
- 素材:チタン
- 仕様:ブラック ダイアル
⑤サブマリーナー
- 型番:124060
- 素材:オイスタースチール
- 仕様:ブラックダイアル
⑥サブマリーナーデイト
- 型番:126610LN / 126610LV
- 素材:オイスタースチール
- 仕様:ブラックダイアル(ブラックベゼル / グリーンベゼル)
⑦GMTマスターⅡ
- 型番:126710BLNR / 126710BLRO / 126720VTNR
- 素材:オイスタースチール
- 仕様:ブラックダイアル(青黒ベゼル/赤青ベゼル/緑黒ベゼル)
⑧エクスプローラー36
- 型番:124270
- 素材:オイスタースチール
- 仕様:ブラックダイアル
⑨エクスプローラー40
- 型番:224270
- 素材:オイスタースチール
- 仕様:ブラックダイアル
⑩エクスプローラーⅡ
- 型番:226570
- 素材:オイスタースチール
- 仕様:ホワイト/ブラックダイアル
⑪エアキング
- 型番:126900
- 素材:オイスタースチール
- 仕様:ブラックダイアル
⑫ヨットマスター42
- 型番:226627
- 素材:チタン
- 仕様:ブラックダイアル
指定モデルの共通点
厳格に購入制限がかけられているモデルを見る限り【スポーツモデル】という共通点がある事が分かります。
さらにはスポーツモデルの中でもステンレス素材かチタン素材となっていますので、現段階では金無垢やプラチナ無垢、コンビモデルなどは厳格な対象とはなっていないようです。
しかしながら日本におけるロレックスの二次流通市場は常に過熱しており、全モデルを購入制限の対象としなければならないほどです。
今後はさらに厳格な制限がかけられてしまう可能性もあるでしょう。
ロレックスの購入は困難?
購入制限を守れば誰でも容易に購入できる訳ではありません。
なにしろ全モデルが対象となってしまうほどなので、ロレックスの人気モデルを購入する事は大変困難なのです。
仮に販売店に在庫があったとしても、店員さんに「転売ヤー」だと思われた時点で販売してもらえない確率が高くなります。
お目当てのモデルが手に入るまで何度も店舗に足を運んでいるがたどり着かないという人も多いです。
しかしながら運次第ですぐに入手できてしまう場合もあります。
購入する気もないのに「ふらっと立ち寄ったら購入できた」という方もいらっしゃいます。
欲しいモデルがあるのであれば、やはり根気よく店舗に足を運ぶしかなさそうです。
ロレックス購入制限に抜け道はある?
購入制限の対象となっているモデルをどうしても複数本欲しい!
そんな方達が実際にどうやって入手しているのかお教えします。
①同伴者に購入してもらう
ロレックスの購入制限はあくまでもご本人様のみに適用されるため、同伴者が購入するのであれば何の問題もありません。
ただし同伴者の方の顔写真付きの証明書が必要となります。
しかしながら、このような抜け道も何度も繰り返すと拒否される恐れがありますし、店舗からの信用を失うと今後の購入にも響いてしまうのでご注意下さい。
②二次流通で購入する
購入制限モデルなのに複数本所有しているという方の中には中古など二次流通を活用している方もいます。
しかしながらロレックスの多くのモデルは新品時よりも中古価格のほうが高くなっているため、相場を逸脱した価格で買わされてしまう可能性があります。
もちろん偽物をつかまされてしまう恐れもあるため、怪しいと思った時点で絶対に購入は控えるようにしましょう。
最後に
今回の記事ではロレックスの購入制限についてお話しさせて頂きました。
ロレックスは現在、ステンレス素材を中心とした主要なスポーツモデルには厳格な購入制限を設けています。
しかしながらこれは、ほとんどの商品を一般のお客様ではなく転売ヤーが買い占めてしまう事へのやむを得ない対処法となります。
純粋なロレックスファンとしては厳しい制限となりますが、そのおかげで一般のお客様の元へと商品が届いています。
最後になりますが質屋かんてい局金沢福久店は石川県金沢市でロレックスの高価買取をしています。
また、今回ご紹介したようにロレックスは入手困難である事から、売却するのではなく質預かりをご希望される方が増えています。
大切なロレックスは無理に売却されると後悔する場合もありますので、お金が必要な際は是非質預かりをご利用下さい。
それでは本日も皆様のお越しを心よりお待ちしております。
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