こんにちは！

かんてい局加古川店です。

本日は「ロレックス」のスポーツモデルが入荷しましたよー！

なんと【エクスプローラーⅡ 16570】です！

 

この記事では

・ロレックス【エクスプローラーⅡ　16570】についての知識

・買取査定のポイント

についてご紹介致します。　ロレックスは今、相場が上がりに上がって買取価格がとんでもないことになっています！査定に出されるか迷っている方は是非、最後までお読みください！

ロレックス【エクスプローラーⅡ】について

以前のブログでもご紹介させて頂きましたが、エクスプローラーにはⅠとⅡが存在します。Ⅰに比べて機能面が強化された後継機にあたるモデルです。

今回お持ちいただいた「エクスプローラーⅡ」は「冒険家」を意味するエクスプローラーⅠを発展させ、「洞窟探検」の為に作られています。

機能面の特徴は初代モデルから搭載されている２４時間針。空の色が確認出来ない洞窟の中でも、昼か夜かがわかる為のものです。

エクスプローラーⅡのデビューは1971年。1970年代前半はアポロ１１号の月面着陸の影響もあり、世の中はＳＦブーム、。心なしかデザインも少しＳＦっぽく見えます。しかしながら発売当初は、ロレックスらしくないデザインだった為か、あまり人気の高いモデルとは言えませんでした。その為、当時の生産量は少なく今では中古市場で高値で取引されています。ちなみに文字盤のカラーは白と黒が存在します。

今回お持ちいただいたモデルはエクスプローラーⅡの三代目となるモデルです。
デザイン面では2代目とほぼ変わりませんがベゼル文字等細かい違いが御座います。

2022年現在、最新の型から2つ前になるモデルです。

 

買取査定ポイント

その１：オーバーホールが必要か否か

当店では自動巻きのステンレスで出来ている時計を買取りさせて頂いた後、店頭にお出しして販売を開始するまで２つのメンテンナンスを完了させます。

1つはオーバーホール。電池を使わない「機械式時計」は５年～１０年に一度、内部の機械を洗浄したりオイルを追加したりして状態を保ちます。

これを怠ってしまうと一日に少しずつ時間がズレてきたり、ゼンマイを巻き上げないとすぐに止まってしまう事になります。

買取後、当店では「１日でズレる時間」を機械で測り、一定以上のズレがあればオーバーホールを施してから店頭に出します。　

今回お持ちいただいた「エクスプローラーⅡ」はご購入から１０年は経過しているとお聞きしました。一日にズレる時間を測定器でチェックしてみると・・・・・

なんと”₊２６秒/１日”！！

自動巻き時計は電池式時計に比べると少し不安定な部分もありますが、それでも１日に１０秒以上ズレるとなるとオーバーホールは必要です。

メンテナンスは勿論、費用がかかりますので、査定には響いてしまいます・・・。

モデルにもよりますが、２～３万円程は査定金額が変わってきます。

 

その２：本体の傷

 

もう１つは、時計本体の傷です。モデルによりますが、多くのステンレスの時計は傷を取り除く処理が出来るため、基本的には買取後、ピカピカに磨いてから品出しをする事がほとんどです。　またガラスにも傷が入っていたら交換が必要となります。

今回お持ち頂いた「エクスプローラーⅡ」は１０年お使い頂いたとは思えない程綺麗な状態です。

しかしロレックスは大変高価な品物ですので、少しの傷でも研磨処理をし、出来るだけ新品同様で販売したい！

今回、査定金額には影響していませんが、外装の磨き処理は出しますので、当店で販売する頃にはピカピカになっていますので、お楽しみに！！

 

その３：付属品

高級な腕時計は付属品にも価値があり、全て揃っているかどうかで相場がかなり変わってきます。

とくに保証書（ギャランティ）は、ハイブランドになればなるほど重要度は上がり、時計によってはギャランティ１つ無いだけで買取査定額が１０万円以上下がることがあります。

今回お持ちいただいた「エクスプローラーⅡ」は、なんと一番重要な「ギャランティカード」のみ欠品しています。

余りゴマや箱類が揃っていたので１０万円マイナスはありませんでしたが、ギャランティカードがあれば完品ですので、もう５万円は高く査定出来ました。

【最後に】

今、高騰しまくっているロレックスを当店にお売り頂き、誠に有難うございます。

スポーツモデルの在庫が増えたことを大変嬉しく思っております。　一昔前よりも確実に買取金額は上がっていますので、お近くのお客様・・・是非当店、かんてい局加古川店にお持ち込み下さいませ！