【POWELL PERALTA】タグでわかる年代判別!人気プリント5選とヴィンテージTシャツの見分け方を徹底解説!
こんにちは。
質屋かんてい局市川インター店です。
ヴィンテージTシャツブームが続く中今注目を集めているジャンルが
「オールドスケート」。その中でも1980年代のスケートカルチャーを代表する
ブランドであるのが【パウエルペラルタ】です。
現在ではコレクターズアイテムとして100万円を超えるようなTシャツも存在します。
「このタグは何年代?」
「オリジナルと復刻の違いは?」
「どのプリントが人気なの?」
今回は【POWELL PERALTA】のタグによる年代判別方法や人気のプリント、
オリジナルと復刻の見分け方などを詳しく解説します!
POWELL PERALTAとは
1978年にジョージパウエルとステイシーペラルタによって設立され
伝説的スケートボードチーム【Bones Brigade】ボーンズブリゲードを結成。
トニーホークやスティーブキャバレロなど伝説的なスケーターが所属し
デッキやTシャツは世界中のスケーターの憧れとなりました。
現在ではスケートファンのみならずヴィンテージ古着ファンからも絶大な支持を得ています。
タグでわかる年代判別
ヴィンテージTシャツはタグを見ることでおおまかな年代が判別できます。
ここからは年代別のタグをご紹介していきます。
1980年代(最初期)

初期のころは自社ボディはなくアメカジの定番である
【Stedman】のボディを使用していました。当時のサイズ感は小さめでこのタグのXLとなると
相当貴重でサイズだけで高額になります。余談ですがこのころスウェットは【DISCUS】
スイングトップには【SPORTSMASTER】のボディが使用されていました。
1980年代中盤~後半:自社紙タグ

1980年代中盤になるとパウエルオリジナルのボディタグが登場します。
紙タグやデカP紙タグと呼ばれたりするタグで紙のような質感の白1枚タグで
中央のPのロゴの上に【POWELL PERALTA】と太字で記載されています。
1980年代末~1990年代:まわしタグ

通称「まわしタグ」と呼ばれ、布地の1枚タグが襟の縫い目をぐるりと挟み込まれています。
裏側には大きなPロゴ、【POWELL PERALTA】の表記、サイズ、洗濯表記、
生産国(MADE IN USA)などが記載されています。
またこの時期は「FRUIT OF THE ROOM」や「Hanes」などのボディが使われることも多いです。
2000年代:刺繍タグ

左は80年代の紙タグと似た見た目ですが刺繍で仕上げられています。
右はまわしタグのデザインで刺繍で仕上げられています。
2000年以降の復刻や近年のレプリカに多く見られます。
2000年代:プリントタグ

近年は首元のタグが無くなり生地に直接ロゴやサイズ表記がプリントされています。
コピーライトの読み方

パウエルのTシャツはプリントの裾付近にコピーライト(著作権表記)が入っていることが
多くここを見ることで西暦がわかります。
単純な年代表記のものではなくローマ字表記の物は読み方が少し難しいです。
表記例:©MCMLXXXVIII=1988年となります。
ローマ字で書かれている場合ローマ字は以下の数字を示し足し算すると西暦になります。
● M=1000
● CM=900
● L=50
● X=10
● IX=9
● V=5
● I=1
画像のTシャツは
M(1000)+CM(900)+L(50)+XXX(30)+V(5)+I(1)=1986年
となります。これは復刻とオリジナルの見分け方にも応用できます。
偽物・復刻の見分け方
パウエルのTシャツは復刻が今なお販売されています。
オリジナルと間違えない為のチェックポイントを押さえておきましょう!
ポイント①:タグの仕様を見る
今まで紹介してきたまわしタグまでがオリジナルやヴィンテージと呼ばれます。
刺繍タグ、プリントタグ、GILDANなどの物は復刻や現行になります。
見た目で1番わかりやすいポイントですのでタグがあればまずはタグをチェックしましょう!
ポイント②:袖、裾のステッチがシングルステッチか?
1990年代までアメリカのTシャツは業界全体で袖、裾のステッチがシングルステッチでした。
移行期で袖はシングル、裾はダブルのような仕様の物もございますがほぼシングルステッチ
ですのでタグが無い場合はそこを確認しましょう!
ポイント③:コピーライト
復刻でもオリジナルの版をそのまま使用していると80年代のコピーライトが入ったりします。
タグと整合性がとれるかどうかを注意してみましょう!
ポイント④:プリントの質と経年変化
昔の技術でプリントされた数十年前の物なのでそれなりに経年変化は絶対に感じます。
ひび割れだったりプリントのかすれや薄くなっている雰囲気を感じ取りましょう!
近年のプリントは色が鮮やかすぎたりインクのノリがつるつるしていたりします。
人気プリント3選・中古相場もご紹介
POWELL PERALTAと言えば専属アーティストである
「バートン・コートランド・ジョンソン(VCJ)」による芸術的なグラフィックが特徴です。
ここからはパウエルのヴィンテージTシャツの中でも特に人気のモチーフをご紹介します!
① Ripper(リッパー)

パウエルといえばこれといった方も多いブランドを代表するモチーフです。
1983年にステッカーから始まったデザインで
名前の由来は【Rip(切り裂く、破る)】からきています。
スカルが覗いているように見えることから【覗き、覗きボーン】と言われたりもします。
② TONY HAWK(トニーホーク)

スケートボード界の神様とも言われる「トニーホーク」がモチーフです。
ファーストシグネチャーの【鷹と盾】を含みパウエルの中では
玉数が多く当時の人気ぶりを感じさせます。
③ Mike McGILL(マイク・マクギル)

ボーンズブリゲードのオリジナルメンバーで「マックツイスト」という
革命的トリックの生みの親でもある【マイク・マクギル】
グラフィックのスカル&スネークはパウエルを代表する名作です。
④ Steve Caballero(スティーブ・キャバレロ)

ボーンズブリゲードの中心メンバーであるスティーブ・キャバレロ。
スカルモチーフが多い中キャバレロはドラゴンがモチーフと珍しいです。
こちらも玉数が多く当時の人気が伺えます。
⑤ CROSS BONES(クロスボーン)

リッパーと並びパウエルを代表する人気モチーフです。
プロスケーターのシグネチャーではなくあらゆるプロダクトに使用されました。
まとめ
「POWELL PERALTA」のヴィンテージTシャツは単なる古着にとどまらず
80年代~90年代のアートやスケートカルチャーが凝縮された貴重な資産です。
オリジナルは今や大変高額で10万円以上はざらです。
復刻もオリジナルからプリントは受け継がれていますし2000年以降のちょい古も
ヴィンテージほどではないにしろ十分オールドスケートを楽しめるグッドレギュラーです。
ぜひ自分に合ったぴったりの一枚を見つけてください!
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最後までご覧いただきありがとうございました!
この記事を書いた人
かんてい局市川インター店店長
2005年から千葉市の大手古着屋に勤務。買取・買い付け・店舗プロデュースなどの経験を経て
2022年かんてい局に入社。リユース店勤務歴20年のベテラン鑑定士です。
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