金の動き7月3週編
かんてい局光の森店です。
今週の金の動きは・・・↓です。
📊 7月第3週:金価格の動き
今週の金相場は「1オンス=4,000ドルの攻防」が最大の焦点となり、週を通じて下落基調(週間で約3%超の下落)をたどる厳しい展開となりました。週末にかけては一時4,000ドルを割り込み、約8ヶ月ぶりの安値圏に迫る場面も見られています。
主な変動要因と世界情勢
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中東情勢緊迫による「原油高」とインフレ懸念:
中東での緊張高まりを背景に原油価格が急騰しました。原油高はインフレ再燃のプレッシャーとなるため、各国中銀(特に米FRB)による金利高止まり観測、あるいは追加利上げへの懸念を改めて呼び起こす形となりました。
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米金利高止まりと「強いドル」の壁:
米国の6月CPI(消費者物価指数)などはエネルギー価格下落により表面上は落ち着きを見せたものの、輸入物価の予想外の上昇などが警戒されています。金利を生まない資産であるゴールドにとって、「米国の追加利上げ観測」や「ドル高」は強力な上値の重みとなっています。
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ETFからの資金流出:
安全資産としての金に対する魅力が、高金利の米ドルに一部流れる形で、金ETF(上場投資信託)からの資金流出が続いており、これがテクニカル的な下押し圧力となりました。
🔮 今後の見込みと専門的な見解
短期的には戻り売り(上値が重く、反発しても売られやすい)のバイアスが強いものの、中長期的には安全資産としての底堅さも残る「強弱入り混じる局面」にあります。
1. 短期的な見通し(1〜2週間):4,000ドルのサポートライン維持が焦点
目先は、大台である4,000ドル付近で下げ止まるかどうかがテクニカル的な最大の分岐点です。
原油高を背景とした米国の金融引き締め長期化懸念が続く限り、4,100ドル台後半〜4,200ドル台への反発があっても戻り売りに押されやすい展開が予想されます。もし4,000ドルを明確に割り込んで定着した場合、さらなる下値を探る展開への警戒が必要です。
2. 中長期的な見通し(数ヶ月〜):世界情勢のパラドックス
金市場にとって、現在の世界情勢は「二面性」を持っています。
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下落要因(目先の重石): 紛争や地政学リスク ➡️ 原油高 ➡️ インフレ懸念 ➡️ 利下げ先送り・高金利維持 ➡️ 金価格の下落。
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上昇要因(潜在的な支え): 地政学リスクの長期化そのものが、各国中央銀行(特に新興国)による米ドル依存からの脱却(=ゴールド買い増し)や、現物資産へのリスクヘッジ需要を中長期的に支えます。
💡 見解のまとめ
現在は「米国の金利懸念(ドル高)」が地政学リスクによる安全資産買いを上回っている状態です。しかし、中央銀行や現物需要のベースは依然として高いため、相場が下がりきったところでは押し目買いも入りやすいと考えられます。今後の「米連邦公開市場委員会(FOMC)に向けた主要高官の発言」や「中東を巡る原油価格の動向」が、次のトレンドを決める鍵になるでしょう。
