クロノマットについて

クロノマットは1984年、イタリア空軍のエアロバティックチーム「フレッチェ・トリコローリ」の要望に答えるかたちで誕生したモデルになります。

ベゼルに突起したライダータブは12時、3時、6時、9時にそれぞれ配置され、操縦士がグローブを嵌めていたも操作しやすいようにとデザインされたものです。

ライダータブはそういった物理的なメリットに加え3時(15)と9時(45)の位置を付け替えることで、カウントダウン機能としても使用できます。

クロノマットは2004年に“クロノマット・エボリューション”が登場され廃盤になりましたが、その大きすぎないケースサイズは日本人の腕によく馴染みます。

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なぜ買取価格が150,000円になったのか？

1990年代後半から始まった「デカ厚時計」の流行もかなり落ちついており、現在はケースが40mm以下の時計の需要も高まってきています。

それとクロノマットは文字盤種類が多いのも特徴的で、実用時計としてだけでなくファッション性が高い事でも知られています。

今回は2トーンのブルー×シャンパンゴールドの文字盤だったので他の単色カラーの文字盤より若干評価が高くなります。

他に人気の文字盤の種類にはローマ文字盤があり、お探しの方も多くいらっしゃいます。

今回は付属でステンレススチールのベルトが付いていましたが、革ベルトのみのご査定だっととしたら30,000～40,000円の減額になります。

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クロノマットの査定ポイント

クロノマットの査定でよく見た査定ポイントは3点あります。

他のクロノマットシリーズも査定ポイントが重なる部分もありますのでご参考にしてください。

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①ベルト

残念ながらこれだけ革ベルトにダメージと使用感があると、このままの革ベルトで販売することはありません。

仮にこのクロノマットを店頭での販売するのであれば、社外の革ベルトに付け替えての販売になるとおもいます。

今回はステンレススチールのベルトも付属していたので、革ベルトの付け替えをしなければならないというマイナスの評価にはなりませんでした。

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②状態

ブライトリングの時計は全般的に厚い時計が多い為、使用時にぶつけてましい、ベゼルに打刻、凹みのある時計を多く見受けられます。

特にベゼルについているライダータブは突起していることから傷つくことはもちろんのこと、外れて無くなっているクロノマットも査定した経験があります。

外装部品は一ヶ所でも破損や紛失してしまうと直す際はメーカー修理になる為、大きな査定ダウンとなってしまします。

もし部品が外れてしまっても再度つけることも可能かもしれませんので大切に保管してください。

今回のクロノマットは誤差があったのでオーバーホールは必要なものの、ケースなどに大きなマイナスポイントはありませんでした。

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③付属品

付属品は保証書は無く、外側ダメージはあるものの純正箱はありました。

箱のダメージは年数経過による劣化によるもので、素材の性質上、劣化するのはしかたがありません。

他にもオメガの赤い箱やカルティエの箱の内側など劣化する箱は意外と多く、日本の湿度が高いことで起こる症状になります。

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