16600/シードゥエラーの魅力

ダイバーズウォッチとして圧倒的な存在感を放つ「サブマリーナ」

その上位機種として、1967年に登場した、海の居住者を意味する『シードゥエラー』

深海への潜水用に開発され、究極の防水性能や最新技術が結集したダイバーズウォッチです。

今回のご査定品は、1991年に登場したシードゥエラーの三世代目となる16600モデルで、2009年頃まで製造されたロングセラー商品です。

 

 

機能

クロノメーター公認のCal.3135、1220mの高い防水性能、ケースサイドにはヘリウムガスエスケープバルブを搭載しています。

デイト機能付きですが、現行のシードゥエラーと違い、デイト表示の視認性を上げるサイクロプスレンズがありません。

シードゥエラー/16600は1220m防水に対して、サブマリーナは300mと約4倍の防水性能があります。

ダイビングにも機能する高い防水性能は、普段使いの際にも十分活躍しますし、最悪豪雨の時でも安心して着けていられると思います。

ただし、防水性能があっても壊れないわけではないので、定期的に手入れをすることをお勧めいたします。

シードゥエラーにはケースの9時の位置にヘリウムを排出するバルブ(ヘリウムエスケープバルブ)が付いています。

この機能が真価を発揮するのは、プロの潜水士が行う深海への潜水”飽和潜水”の時です。

潜水において防水はもちろんですが、このバルブが無くては時計が耐え切れず破裂する危険さえあるのです。

詳しく書くと長くなる為、ここでは省略させていただきますが、気になる方は「ヘリウムエスケープバルブ」で検索してみてください。

 

 

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なぜ買取価格が700,000円なのか?16600/シードゥエラーの査定ポイント

買取価格を決めるうえで特によく見たポイントを3点紹介します。

 

①ラグの横穴

②外装の状態

キズの有無

特にベルトは直接人の肌や机などに接する部分なので、傷がつきやすい場所になります。

今回お買取したシードゥエラー/16600はステンレススチールで構成されている為、汚れに強く傷も付きにくい素材ですが、付かないというわけではありません。

研磨で磨いてとれる傷ならば、それほどマイナス評価にはなりませんが、深い傷や打痕があるとマイナス評価になりますのでお気を付けください。

買取したシードゥエラーは使用による多少の傷が見られましたが、深い傷などは見られなかったので大きなマイナスにはなりませんでした。

 

 

ベルト

ベルトは使用しているとたるみます。

その為お買取りの際は、伸びていない状態が一番良いです。

ご査定した商品は伸びがほとんど無い状態だった為、大きなマイナスにはなりませんでした。

他にもダブルロックベルトのファーストロックの締まりが緩くなっていましたが、調整すれば直る程度なのでこちらも大きなマイナスにはなりませんでした。

 

 

ガラス(風防)

ガラス(風防)には耐久性の高いサファイアクリスタルが使用されています。

査定の際はこのガラスに引っかかりがあるかを調べます。

その時に「ガリ！」という音がなると、ガラスが欠けていることがわかります。

ガラスの欠けが大きかったり目立つようなら、ガラス(風防)交換が必要になりますが、交換にかかる費用は高額な為、その分査定のマイナス評価につながります。

今回ご査定したシードゥエラーにガラスの欠けは見られず、交換の必要はない為、マイナス評価にはなりませんでした。

 

 

③付属品の有無

一番大切なのが保証書になります。

保証書は1つの時計に1つしか付属せず、再発行ができません。

これが有ると無いとでは、その時計に対する信頼度が大きく変わる為、買取価格が大きく異なります。

保証書の有無だけで買取価格が約60,000～70,000円も違ってくるので、お持ちいただく際は保証書と付属品を忘れずにお持ちください。

今回は保証書のみ無い状態でお持ちになられたのでマイナス評価となりました。

もちろん、付属品が無くても買取はしておりますのでご安心ください。

 

 

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最後に

（※お品物によってはお預かり、又はお時間を頂く場合がございます。）

 

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