【ROLEX】ロレックス エアキングとはどんなモデル? 質屋かんてい局上尾駅前店
こんにちは!
かんてい局上尾駅前店スタッフです!
ロレックスには数々のペットネーム(デイトジャストやサブマリーナなど)を持つ時計がありますが、
「エアキング」は今一つ知名度に欠けるモデル、そもそも存在を知らないという方も多いのではないでしょうか?
しかし、エアキングはロレックス史において重要なモデルなのです。
本日はそんなロレックス アエキングについて解説いたします!
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エアキングとは?
エアキングはサブマリーナやGMT、デイトジャスト等と比べて知名度が低いのは事実です。
しかし、現行のロレックスにおいて最古のペットネームであり、ロレックスにおいて初めて文字盤にペットネームが
表記されたモデルとして知られています。
エアキングの誕生は1946年のことです。
1930年代~1940年代は航空産業が大きく発展した時代で、エアキングは航空業界へのオマージュというコンセプトで
開発されたといわれています。
エアキングは当初はオイスターパーペチュアルのバリエーションとして誕生したモデルでしたが、ペットネームを
得たことで独自のスポーツモデルとして確立されていきます。
エアキング特徴
エアキングは特徴を説明するのに非常にややこしいモデルと言えます。
というのもオイスターパーペチュアルの1つのバリエーションであったことから、デザインコードに一貫性がないからです。
そのことが、エアキングというモデルの正体がイマイチ掴みどころがないと思われてしまう原因かもしれません。
旧型から現行までで一貫しているのはデイト(日付表示)がないシンプルな時計であるということです。
(実はごく短期間だけデイト付きのエアキングが製造されました。)
1950年代~1960年代はロレックスにとっても試行錯誤の時代であり、型番がエクスプローラーなのに
文字盤にはエアキングと書いてあるなど、様々なタイプが併売していたのも原因といえるでしょうか。
ロレックス入門に最適?
エアキングの特徴について、少し込み入った部分があるのは事実ですが、そのシンプルさや比較的安価であったことから
ロレックスの入門機として支持を集めて来ました。
(現行のエアキングは安価とは呼びがたい価格になっていますが・・・)
そのシンプルさゆえに、機械式時計初心者が迷いがちなカレンダーの操作など特殊な操作が無く、ケースサイズも
旧型が33mm~36mm、原稿が40mmと細身の方でも付けやすいサイズ感も魅力のひとつです。
エアキングの系譜
初代エアキングは1946年にRef.4925、4365の文字盤に「Air-King」と表記されたバリエーションとして誕生します。
Ref.6552を経て1950年代に40年近く発売されてきたロングセラーモデル「Ref.5500」が発表されます。
Ref.5500はマイナーチェンジこそありましたが、大きな仕様変更はなくケースサイズも33mmのまま、
基本スタイル保ち続けました。
オイスターパーペチュアルのバリエーションであったため5500は文字盤デザインが豊富です。
1990年代にRef.14000が発表されます。
このモデルからケースサイズが34mm、風防がプラスチックからサファイアクリスタルに変更になります。
ムーブメントもCal.3000に変更され、毎時19800振動から毎時28800振動になりハイビート化しました。
(Cal.3000はエクスプローラー1やサブマリーナでも採用実績のあるムーブメントです。)
5500と同様にオイスターパーペチュアルであったため、14000も文字盤の種類が豊富です。
ロレックス エアキング 14000
2001年頃に14000Mへモデルチェンジします。
14000との最大の違いはムーブメントでCal.3130が採用されます。
Cal.3130は現行のサブマリーナ ノンデイト 114060やエクスプローラー1 114270に採用されているムーブメントになります。
耐衝撃性能や精度の安定性が向上したモデルになっています。
また、風防の6時側に王冠マークが入るようになり、ラグに開いていた穴も塞がりました。
ロレックス エアキング 14000M
2007年頃にRef.114200が発表されました。
ここからエアキングも6桁のリファレンスになります。
今までのエアキングよりもボリューム感のあるフォルムになり、
ブレスレットのデザインも変更され、文字盤やベゼルの種類がさらに増えました。
その後、エアキングは一時姿を消してしまいましたが、
2016年に大きくリュニューアルして帰ってきました。
それがRef.116900です。
本モデルからオイスターパーペチュアルではなく、プロフェッショナルシリーズ(スポーツモデル)の
仲間入りを果たします。
ケースサイズは40mmにサイズアップし、Cal.3131というミルガウスに採用されていた
ムーブメントを使用しています。
本モデルの発表年にロレックスは航空ジェットエンジンを用いた音速スポーツカーレース
「ブラッドハウンドSSC」のスポンサーになっています。
ある意味、当初の「航空業界へのオマージュ」に立ち返ったスタイルなのかもしれません。
ロレックス エアキング Ref.116900
まとめ
いかがだったでしょうか?
本日はロレックス エアキングについてご紹介させて頂きました。
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