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【腕時計ブランド】タグ・ホイヤーの歴史を解説! 質屋かんてい局上尾駅前店

こんいちは!

かんてい局上尾駅前店スタッフです!

本日はスイスの高級腕時計ブランド「タグ・ホイヤー」の歴史についてです。

タグ・ホイヤーといえば、時計に詳しくない方でもロレックスやオメガと同じように聞いたことがあるブランドかと思います。

2020年に創業160年を迎え、特にモータースポーツの世界で活躍してきた人気ブランドです。

F1やオリンピックの公式時計を務めるなど輝かしい歴史をもつ同ブランドの創業から現在までを

重要な出来事を中心に解説いたします。

エドワード・ホイヤー・ウォッチの設立

タグ・ホイヤーは1860年にドイツ系スイス人の「エドワード(エドワルド)・ホイヤー」氏によって

スイスの山間の村、サンティミエに設立されました。

当時、エドワード氏は弱冠20歳、創業時の社名は「エドワード・ホイヤー・ウォッチ」です。

設立当初からストップウォッチやクロノグラフなどスポーツを意識した製品を製造していました。

 

タグ・ホイヤー初の特許は1869年にリューズによる巻き上げ機構です。

懐中時計は長らく鍵を差し込んでゼンマイを巻き上げていましたが、エドワード氏は

現代的なリューズによる巻き上げ機構を開発しました。

 

1887年に「振動ピニオン」の特許を取得します。

振動ピニオンはクロノグラフをスタート/ストップさせるためのパーツで車で言うクラッチのようなものです。

クロノグラフがスタートするまでの時間を2/1000秒以下に出来る画期的な発明でした。

今日でも機械式クロノグラフに採用されている重要なパーツになります。

また、1912年には世界初の100万分の1秒単位で計測できる「マイクログラフ」を発表し

クロノグラフ分野における技術力を世界に知らしめました。

オリンピック公式時計に抜擢

1920年アントワープ、1924年パリ、1928アムステルダムと3大会連続でオリンピック公式時計務めました。

この大抜擢により、タグ・ホイヤーはスポーツウォッチの名門として世界に知れ渡りました。

この後、F1やアルペンスキーなど多くのスポーツ大会で公式時計を務めるようになります。

アイコニックなモデルの誕生 MONZA(モンツァ)カレラ

1930年にタグ・ホイヤーの代表的なモデルのひとつであるMONZA(モンツァ)が誕生しました。

モデル名の由来はイタリアにあるサーキット場です。

 

1964年にカレラは「カレラ・パンアメリカーナ・ラリー」にインスピレーションを得て開発されました。

レーサーの仕様を想定したシンプルかつ機能的な文字盤をもつクロノグラフとして誕生しました。

以後、50年以上にわたって愛されるタグ・ホイヤー屈指の人気コレクションになります。

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カレラ CAR2110-4

クロノマティックキャリバー11の開発

1969年、世界初の自動巻きクロノグラフ「クロノマティックキャリバー11」が誕生します。

開発にはブライトリング、ヴューレン、ハミルトン、デュボア・デプラ、ホイヤーレオニダス(当時)が携わりました。

開発されたムーブメントを基に自社ムーブメントを研究した末に、カレラと同様にタグ・ホイヤーのアイコンとして

知られる「モナコ」が誕生します。

モナコは世界初の角型防水自動巻きクロノグラフで、映画「栄光のル・マン」にてスティーブ・マックイーンが

着用していたことから世界的なベストセラーとなります。

 

以上のようにタグ・ホイヤーはモータースポーツの世界で活躍し、1971年から8年間フェラーリチームの

公式タイムキーパーを務め、1992年から1993年までF1公式タイムキーパーを務めるなどの多くの功績を残しました。

タグホイヤー社の成立

1969年、セイコーから世界初のクオーツ腕時計「アストロン」が発売され、スイス時計業界は大打撃を受けました、

いわゆる「クオーツショック」と呼ばれる出来事です。

1960年代には黄金期を迎えていたホイヤー社ですが、1982年にピアジェの傘下に入り

4代目のジャック・ホイヤー氏の手から離れ、創業より120年続いた家族経営が終了します。

1985年にピアジェから離れ、タググループの資金援助を受けます。

この際に、社名を「タグ・ホイヤー」に改めます。

1999年から現在までタグホイヤー社はルイ・ヴィトン等を擁するLVMHの傘下です。

この際、タグ・ホイヤーから離れていた4代目のジャック・ホイヤー氏が呼び戻され

名誉会長に就任しています。

 

タグ・ホイヤーは経営上の困難の中でも多く前衛的な時計を製造し続け、

1986年に流線型のフォルムに耐衝撃性に優れた「フォーミュラ1」や

1987年にはアンバサダーを務めたF1ドライバー、アイルトン・セナが着用し大ヒットした「S/el(セル)」シリーズ、

1999年にはS/el(セル)の後継モデル「リンク」など多くコレクションを展開しています。

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セル WG5115-P0

 

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