珊瑚(サンゴ)の種類について
そもそも「珊瑚」てなに?
ダイヤモンドやエメラルドが「鉱物」から作られる宝石であるのに対して、
珊瑚は「生物」からつくられる宝石です。
生物からつくられる宝石として有名なものには、珊瑚のほかに、琥珀や真珠などがあります。
全珊瑚が宝石になれるわけじゃない!
宝石として扱われる珊瑚は、「貴重珊瑚」と呼ばれている一部の種類だけで、
宝石サンゴは、正確には「八放(はっぽう)サンゴ」という分類です。
海岸などの比較的浅い場所で見られる珊瑚は、
「六放(ろっぽう)サンゴ」に分類され、生物学的にも種類が異なります。

※八放(はっぽう)サンゴ

珊瑚の色
珊瑚の色は、主に「赤」「ピンク」「白」の3種類。
それに加えて、最近では「黒珊瑚」にも注目が集まっています。
赤サンゴ
生息地:日本近海(日本産・血赤珊瑚)
生息水深:水深100〜300メートル
主な分布域: 土佐湾、五島列島、小笠原列島、奄美大島〜沖縄周辺
特徴 :特に高知県沖の土佐湾で採れる、濃い赤色のものは
「血赤珊瑚(ちあかさんご)」と呼ばれ、世界最高峰の希少価値と美しさを誇ります。
黒みを帯びた深い赤色で、「オックスブラッド(牛の血)」とも呼ばれます。
赤黒ければ黒いほど良い。

※血赤珊瑚
生息地:イタリア、スペイン、ギリシャなどの地中海
生息水深:水深50~200メートル
特徴:浅瀬に生息していることが多く、小ぶりな物が多い。
そのため大きいものがあまり産出されず、ビーズなどの装飾品に用いられる事もしばしば。
ピンクサンゴ
生息地:ハワイやミッドウェー諸島近海、日本の小笠原諸島や五島列島、沖縄周辺
生息水深:水深100〜1,000メートルの深海
特徴:淡い桃色からサーモンピンク、オレンジがかったピンク色まで、さまざまな色合い
淡く均一なピンク色で色ムラのないものは「本ボケ」や「エンジェルスキン」と呼ばれ、
世界中のコレクターから非常に高く評価されています。

※エンジェルスキン
白サンゴ
生息地:主に日本近海(沖縄近海、五島列島、長崎沖、土佐湾など)、南シナ海、中部太平洋
生息水深:水深 100 ~ 400 メートルの深海
特徴:日光の届かない暗い深海で、微小な浮遊物を食べて非常にゆっくりと成長
価値:一般的なアクセサリー用途の小粒サイズなら数千円〜数万円
黄ばみや「フ(白い斑点)」がない純白で大粒の原木や高品質な彫刻品は、
数十万円以上の高値がつくことも。
純白である程価値がある。
黒サンゴ
生息地:ハワイ周辺や日本の近海(高知県、沖縄県など)をはじめ、世界中の熱帯から温帯
生息水深:光の届かない水深100メートルから1,000メートル以上の 深海 や 潮流の速い海域
特徴:: 成長が非常に遅い一方で非常に長寿であり、水深500m以上の海域では数千年生きる。
価値:珊瑚(サンゴ)の種類全体の中では最も低く評価される傾向。
→ワシントン条約による取引規制で希少性は極めて高いものの、宝石としての需要が低いため、
実際の買取価格は数百円〜数千円程度にとどまります。
価値
赤サンゴであれば、赤ければ赤いほどよく、
血赤珊瑚のように赤黒いと、さらにお値段がつく傾向にあります。
また、どのサンゴにおいても、フ(白い斑点)がないものが価値がございます。
サンゴにも様々な色合いや価値がございますので、
参考にしていただければ幸いです!
ご不明な点等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
