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金価格急落!その裏で何が起きている?中東情勢とドル高の影響を徹底解説

ここ数日、金相場が大きく下落しています。
ニュースでは中東情勢の緊迫が連日取り上げられているため、金は上がるのではないかと感じた方も多いかもしれません。ところが実際の相場は逆で、足元では金が強く売られる場面が目立っています。Reutersは3月19日、金価格が7営業日続落し、4%超下落したと報じています。

では、なぜ有事の空気が強まっているのに金が下がっているのでしょうか。
その背景には、中東情勢そのものよりも、そこから広がった原油高、インフレ懸念、米金利上昇、そしてドル高という流れがあります。Reutersは3月22日、米イラン戦争の激化を受けてアジア株が下落し、米国債利回りが8か月ぶりの高水準に上昇、原油価格も大きく上昇していると伝えました。

金相場はなぜ急落しているのか

金は本来、不安が高まる局面で買われやすい資産です。
しかし今回は、中東での緊張が安全資産としての金買いを強めるより先に、原油価格の上昇を通じて世界のインフレ懸念を強めました。Reutersによると、ブレント原油は2月下旬の72ドル台から3月23日には111ドル台まで上昇しており、ホルムズ海峡をめぐる供給不安が世界経済への懸念を広げています。

原油が上がると、物流費や電力コストなど、さまざまな価格に影響が広がります。
そうなると市場は、各国の中央銀行が簡単に利下げできないのではないかと考えます。実際にReutersは3月19日、エネルギー価格上昇によるインフレ懸念が、主要中銀の高金利維持観測を強め、その結果として金価格を押し下げたと報じています。

中東情勢が金高ではなくドル高につながった理由

今回の相場で特徴的なのは、不安が高まったときに金だけでなく、むしろドルが選ばれやすくなっている点です。
Reutersは3月22日、戦争の長期化懸念を背景に市場がドルへ逃避し、アメリカがエネルギー純輸出国であることから、欧州やアジアより相対的に強いと見られていると伝えています。

つまり市場は、中東リスクで世界経済が不安定になるほど、ドルを持っておきたいと考えているわけです。
ドルが買われると、ドル建てで取引される金は相対的に買いにくくなります。さらに、米国債利回りが上がると、利息を生まない金の魅力は相対的に薄れます。INGも3月の分析で、地政学リスクだけでは金の上昇は続きにくく、実質金利や米ドル、利下げ期待が上値を抑える主要要因だと指摘しています。

有事なのに金が上がらないのはおかしいのか

感覚としては不思議に見えますが、相場では珍しいことではありません。
有事だから必ず金が上がる、というほど単純ではなく、どの材料がより強く意識されるかで動き方が変わります。今回のように、戦争リスクがエネルギー価格を押し上げ、インフレと金利上昇につながる局面では、安全資産としての金買いよりも、ドル高と高金利のマイナス効果が勝ちやすくなります。Reutersは、直近の金下落について、安全資産需要よりも強いドルと高金利見通しの方が重くのしかかっていると説明しています。

国内の金価格も大きく下落

国内でも、店頭価格はかなり大きく動いています。
田中貴金属の3月23日9時30分公表値では、金の店頭買取価格は1グラム24,841円で、前営業日比マイナス2,378円でした。小売価格も25,197円と大きく下げています。

金相場は高値圏にあった分、下げ始めると値幅が大きくなりやすいのが特徴です。
最近まで高かった印象が強いため、少し下がっただけに見えても、実際には数日でかなりの変動幅になっているケースもあります。

今後の金相場はどう見るべきか

今後の焦点は、中東情勢そのものというより、それが原油価格、インフレ見通し、ドル、米金利にどう波及するかです。
もし原油高がさらに進み、利下げ期待が後退する流れが続けば、金は戻しても上値が重くなりやすいでしょう。一方で、ドル高が一服したり、金利上昇が落ち着いたりすれば、金が見直される可能性もあります。World Gold Councilも3月上旬の月次コメントで、金はドルや米国債利回りの影響を強く受けると示しており、相場の主役が地政学単独ではないことがうかがえます。

つまり今は、単純に上がる、下がると決めつけにくい局面です。
ただひとつ言えるのは、見出しだけで判断すると相場を見誤りやすいということです。中東情勢が悪化しているから金は上がるはずだ、と短絡的に考えるより、ドルと金利がどう動いているかまで合わせて見ることが大切です。

売るかどうか迷っている方へ

相場が荒れているときほど、大切なのはまず現在の価値を知ることです。
金のネックレス、リング、片方だけのピアス、切れたチェーン、古いデザインのアクセサリーでも、素材としてしっかり値段が付くことがあります。相場は毎日動くため、売るか待つかを考える前に、まず査定で今の金額を確認しておくと判断しやすくなります。

高値の記憶だけで持ち続けるのもひとつですが、相場が不安定な今は、状況を知らないままにしておくのがいちばんもったいないかもしれません。
今いくらなのかを知るだけでも、次の判断がかなりしやすくなります。

まとめ

今回の金相場急落の裏で起きているのは、中東情勢そのものよりも、その先にある原油高、インフレ懸念、米金利上昇、ドル高の連鎖です。Reutersは3月19日から23日にかけて、この流れが金の重しになっていると繰り返し報じています。国内でも3月23日時点で店頭買取価格は24,841円まで下落しました。

有事だから金が必ず上がるとは限りません。
今は、地政学だけでなく、ドルと金利も一緒に見ないと相場は読みにくい局面です。

売却を急いでいない方でも、まずは今の価値を知ることが大切です。
気になる金製品があれば、相場が大きく動いている今こそ、一度査定で現在地を確認してみてはいかがでしょうか。

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