2025/06/19スタッフブログ

もうすぐ夏至！昼の時間を最大限に活用しよう！

こんにちは！かんてい局松戸店です！

もうすぐ夏至（今年は6月21日）。夏至は一年のうちで昼の時間が最も長くなる日です。この時期にぴったりのテーマを掘り下げてみましょう。

夏至（げし）の由来と意味

夏至は、日本や中国で古くから使われている**二十四節気（にじゅうしせっき）**の一つです。二十四節気は、一年を太陽の動きに合わせて24等分し、季節の変化をより細かく表すためのものです。

夏至は、その中でも「日長きこと至（きわま）る」という意味を持ちます。具体的には、北半球において一年の中で最も昼の時間が長く、夜の時間が短くなる日を指します。太陽が一年で最も高い位置に昇るため、正午頃には影がとても短くなるのも特徴です。

ポイント：

太陽の恵みを最大に受ける日： 太陽のエネルギーが最も満ち溢れる日とされています。この日を境に、本格的な夏が始まる、と捉えられてきました。
地球の傾きと公転： 地球の自転軸が傾いたまま太陽の周りを公転しているために、特定の日に太陽が最も高く昇り、昼の時間が長くなります。
二十四節気の中の位置： 二十四節気は「立春」「春分」「立夏」「夏至」「立秋」「秋分」「立冬」「冬至」といったように季節の節目を表す言葉が並びます。夏至は「立夏」と「立秋」のちょうど中間にあたり、まさに「夏の真ん中」という位置づけです。

補足：夏至と梅雨

日本においては、夏至の時期はちょうど梅雨の真っ只中であることが多いです。そのため、昼の時間が一番長い日ではあっても、実際に日照時間が最も長くなるかというと、雲に覆われてそうではない年もあります。しかし、暦の上ではこの日が「太陽の力が最も強い日」とされています。

夏至にまつわる風習や文化

日本では、夏至に全国的な大きなお祭りは少ないですが、地域によっては独自の風習や食べ物があります。これは、夏至の時期がちょうど田植えの繁忙期と重なることが多かったため、特別な行事を行う余裕がなかった、という説もあります。

関西地方のタコ： 夏至にタコを食べる風習があります。「稲の根がタコの足のようにしっかりと深く根を張り、豊作になりますように」という願いが込められています。
関東地方の小麦餅： 新小麦を使った焼き餅を食べる風習も。これも「お餅のように粘り強く物事を行うように」という意味が込められていたようです。
三重県・二見興玉神社の夏至祭： 夫婦岩の間から昇る朝日を拝む「夏至祭」は有名です。太陽の聖なる力が最大になる特別な日として、古くから信仰されてきました。

夏至を賢く過ごすためのヒント

夏至は単に「昼が長い日」というだけでなく、自然のリズムを感じ、心身を整える良い機会でもあります。賢く過ごすためのポイントは、「太陽の恵みを意識し、心と体に良い習慣を取り入れること」です。

1. 太陽の力を取り入れる「朝活」

昼の時間が長い夏至は、いつもより少し早起きして「朝活」を始める絶好のチャンスです。

早朝散歩や軽い運動: 日差しがまだ強くない時間帯に外に出て、ウォーキングやジョギングをしてみましょう。新鮮な空気と太陽の光を浴びることで、セロトニン（幸福感をもたらすホルモン）の分泌が促され、気分がすっきりします。
瞑想やヨガ: 部屋の窓を開けて、静かな環境で瞑想やヨガをするのもおすすめです。太陽が昇るエネルギーを感じながら、心と体のバランスを整えられます。
読書や勉強: 集中力が高まる朝の時間帯に、普段なかなか手をつけられない本を読んだり、資格の勉強をしたりするのも良いでしょう。

2. 体を整える「食」と「水分補給」

夏至を境に本格的な夏の暑さが訪れます。体調を崩さないよう、賢い食生活を心がけましょう。

旬の野菜や果物を取り入れる: 夏が旬のキュウリ、ナス、トマト、ゴーヤなどは、体を冷やす効果や水分補給に役立つものが多くあります。積極的に食事に取り入れましょう。
発酵食品で腸活: 梅雨時期は湿度が高く、体の不調を感じやすい人もいます。味噌、納豆、漬物などの発酵食品は、腸内環境を整え、免疫力アップにも繋がります。
こまめな水分補給: 暑さに体が慣れていない時期は、特に熱中症に注意が必要です。喉が渇く前に、水やお茶をこまめに摂る習慣をつけましょう。

3. 心を休める「リラックスタイム」

昼が長く活動的になれる時期ですが、意識的に休息をとることも大切です。

質の良い睡眠: 昼が長い分、夜更かししてしまいがちですが、質の良い睡眠は夏の体調管理の基本です。寝室の環境を整え、決まった時間に就寝・起床するように心がけましょう。
五感で夏を感じる: 音楽を聴いたり、アロマを焚いたり、お気に入りの飲み物をゆっくり味わったりと、五感を意識してリラックスする時間を作りましょう。
デジタルデトックス: 意識的にスマートフォンやPCから離れる時間を作り、自然と触れ合ったり、家族や友人と直接コミュニケーションをとったりするのも良い気分転換になります。

4. これからの夏を計画する「目標設定」

一年で最も昼が長いこの日を、これからの夏をどう過ごすか考えるきっかけにするのも賢い過ごし方です。

夏の計画を立てる: 旅行の計画を立てたり、夏の間に挑戦したいことをリストアップしたりしてみましょう。具体的な目標があると、モチベーションも上がります。
不要なものを整理する: 物理的なものだけでなく、心の中のモヤモヤも整理する良い機会です。断捨離をしたり、手帳に考えを書き出したりして、身軽になって夏を迎えましょう。

夏至は、自然の大きな移り変わりを感じられる日です。ぜひこれらのヒントを参考に、あなたらしい「賢い夏至の過ごし方」を見つけて、心身ともに充実した夏をスタートさせてくださいね！

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