2024/09/24スタッフブログ

買取強化【ロレックス】ミルガウス

こんにちは。かんてい局横浜港南店でございます。

本日はロレックスの廃盤になってしまったモデルで、探している方が増えているお時計【ミルガウス】をご紹介致します。

当店では現在ROLEXのお買取りを強化してお品物のお査定をさせて頂いております！

もちろん【質預かり】も大歓迎でございますので是非【かんてい局横浜港南店】にお持ち下さいませ。

ミルガウスはどんな時計？

ロレックスの中でも異色の存在と言えるのが【ミルガウス】です。

ミルと聞くとミルスペックなどの言葉からミリタリーを想像する方も多いと思いますが、【ミルガウス】はミリタリーウォッチではございません。

名前になっている【ミルガウス】の意味は、フランス語で【1000】を意味する【ミル】に【磁束密度】の単位【ガウス】が合わさったものになります。

どういう事かと言いますと、【ミルガウス】は【耐磁特化】のお時計という事です。

時計は本来【磁場】に【弱く】、磁気の影響を受けて時刻が狂う場合があります。

磁気を発する製品の近くに時計を置くと、内部のパーツが【磁化】して正常に動作できなくなる【磁気帯び】が発生してしまいます。【磁気帯び】によって最も影響されやすいのは、腕時計の【精度】です。内部の【ヒゲゼンマイ】が【磁気帯び】すると伸縮が乱れ、テンプが正確な時間を刻めなくなります。また、磁気を帯びた金属同士は引き寄せ合ったり離れたりするため、各種歯車の位置が狂うことでパーツの破損に繋がるケースも多いのです。

【耐磁特化】の【ミルガウス】はムーブメントをインナーケースで覆うことで耐磁性を実現し、【1000ガウス】という高い耐磁性能を持つ時計になりました。

ミルガウスはどんな人が使う時計なのか？

【ミルガウス】はリリース当初は通常の時計として販売されていましたが、後から【プロフェッショナルモデル】に位置づけられた特殊な時計でもあります。

【ミルガウス】の様な【耐磁特化】の時計はどんな人たちの為に作られたかと言うと、【発電所】で働く技術者や、病院などの【Ｘ線】を扱う医師たちの為に作られました。

【かんてい局横浜港南店】では様々なブランド時計の【高価お買取】に力を入れています。【不動のお時計】でもしっかり査定させて頂きますので是非お気軽にお問い合わせください！

歴代のミルガウス

2023年に惜しまれながらも【廃盤】になってしまいましたが、誕生から2023年までにリリースされたのは三世代のみです。

初代の【ミルガウス・Ref.6541】が登場したのは、1956年で、製造期間も短く流通量も少ないことから今では幻のコレクター時計です。この初代が【イナズマ針】で登場した事で【ミルガウス】と言えば【イナズマ針】を連想する方が多いです。【ミルガウス・Ref.6541】登場の頃は【回転ベゼル】仕様でしたが、後期には【ポリッシュベゼル】になりました。

第二世代の【ミルガウス・ Ref.1019】は1958年頃から1987年頃まで約30年間生産されていたロングセラーモデルになります。【イナズマ針】ではなくなってしまいましたが、カラーが増えて、シルバー系の文字盤と黒文字盤の2色があります。初代ほどではありませんが第二世代の【ミルガウス・ Ref.1019】もセミビンテージとして高額でお取引されていてお探しの方が多い時計です。

この第二世代で【ミルガウス】は一度生産中止になり約20年リリースがない状態になってしまいます。

第三世代は約20年の時を経て2007年【ミルガウス・Ref.116400】が登場しました。

初代、第二世代はケースサイズが37mmでしたが第三世代のケースサイズはやや大きめの40ｍｍとなり、初代を受け継ぐ【イナズマ針】を備えて大変話題になりました。