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山鹿蒸溜所 ニューボーン 2022 58%/375ml 店頭にて販売しております!

熊本県初の蒸溜所
熊本県と言えば、今TSMCの工場建設で沸いているそうです。熊本空港から程近い菊陽町という所に台湾の半導体製造工場をいくつも作るそうです。地価も上がり、求人も増え、今までののどかな生活にも変化がおきているようです。

そんな菊陽町の北部にある山鹿市に2022年に山鹿蒸溜所はグランドオープンを迎えました。

熊本県と言えば、日本酒や米焼酎が有名ですが、ウイスキー蒸溜所は今までなかったそうです。

ウイスキーブームを迎え、たとえ販売開始まで3年間かかろうとも、この時期に参入しなければチャンスを逃すと考えたかもしれません。

年に何回かは熊本に行っていましたが、やはり、海の幸、山の幸有りで食事が美味しいですね。

こうした熊本のお料理に合うウイスキーが出来るか楽しみですね!

山鹿市は過去に一度だけ訪れましたが、高温多湿の盆地で、夏は暑く、冬は寒いイメージがあります。経営母体は駒ヶ岳や津貫で有名な本坊酒造だそうです。

 

 

山鹿蒸溜所 ニューボーン2022は店頭価格6,980円/本(税込)で販売中です。

ニューボーンとは?
ずばり、樽詰めする前の蒸溜したてのお酒の事です。ニューボーンとかニューメイクとか呼ばれる事が多いですが、新しく生まれたお酒の意味です。

驚く方も多いと思いますが、出来立てのウイスキーって無色透明なんですよ。琥珀色になるのは樽で熟成されるからなのです。

日本酒やビールは出来立てが美味しいと言われますけど、残念ながらウイスキーには当てはまらないんですね。むしろアルコール分が高く、風味も淡泊ですので、飲みにくいのが一般的です。

それでもニューボーンとしてリリースするのは、各蒸溜所の工夫や技術力の見せ所でもありますし、宣伝にもなるわけです。少し古いですが、厚岸もニューボーンのリリースを経て一気に人気を博しました。

一方でニューボーンはおろか、最低10年熟成しかリリース予定はないという新興蒸溜所もあるそうです。

九州のウイスキー事情

TSMCと同じ台湾のカバラン蒸溜所の成功以来、亜熱帯の台湾でも良質のウイスキーが出来るという事が証明された後、気候的に近い九州や沖縄地方に参入が相次ぎます。

系列の津貫蒸溜所を皮切りに、あれよあれよという間に、各県に出来てきました。主に焼酎を作っていた企業の参入が目立つようです。九州で10箇所以上はある他、沖縄では泡盛の大手も参入しています。

世界に目を移せば、今までウイスキーを作った事がない国にも、蒸溜所が出来たり(例 M&H、イスラエル)あちこちの国で、日本同様にたくさんのクラフトディスティラリーが出来ているそうです。一体いくつくらいあるのか想像も出来ませんね。

 

ハーフボトル?
山鹿も厚岸も共通しているのは、ニューボーンの生産量が限られているので、より多くの人に飲んでもらえるように小さいボトルを使用していますね!

まさに人間と一緒で、今は若いニューボーンですが、3年経つ頃にはより熟成が進み成長が感じられる事でしょう。

熊本の気候は熟成にどの程度影響を与えるのでしょうか?

一つは熟成年数で、最適な熟成を見極めるのが従来の方法と変わるのか?カバランではかなり苦労したようです。熟成が進まないのも困るし、進み過ぎても美味しさのピークを逃すという事なのでしょう。

もう一つは、天使の分け前(エンジェルシェア、つまり揮発量)です。関西にある山崎蒸溜所で平均のエンジェルシェアが約5%、カバランは10%を超えるそうです。これは自然現象なので、避ける事は出来ないとは言え、生産量に大きく関わってきますので、大事な要素である事は間違いありません。

3年後はどんな仕上がりになっているか今から楽しみですね!

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