2024/01/17スタッフブログ

ダンヒルエンジンターン PVC ボストンバッグ

こんにちは、かんてい局横浜港南店でございます。

本日は100年以上の歴史があるブランド【ダンヒル】のおカバンをご紹介致します。

【ダンヒルエンジンターン PVC ボストンバッグショルダーストラップ付き】

ダンヒルの歴史やコンセプトは？

世界的に有名な【ダンヒル】の創業は1880年になりますが社名が【ダンヒル】になるのは1893年になります。

創業したての1880年の頃はイギリス・ロンドンで馬具専門の製造卸売業でしたが、1893年に当時21歳の【アルフレッド・ダンヒル】が創業者の父親の事業を引き継ぐことで【ダンヒル】となりました。

馬具専門店でしたが自動車の普及に伴い、自動車関連の商品を扱う事により成功を収めて事業を拡大していきます。

衣類や小物の製造にも乗り出し、取扱の多さから【エンジン以外ならなんでも揃えている】と話題になりました。

【ダンヒル】の多くの商品に使われたキーワードは【モートリティーズ】と言う自動車【モータリング】と権威【オーソリティーズ】を掛け合わせた造語です。

創業当時のブティックの名前も【ダンヒルモートリティーズ】でした。

1907年にはタバコやライターなどの販売にも参入し、1920年に高級ライターの象徴とも言える【ローラー型ライター】を世界で初めて発明しました。

この【ローラー型ライター】は当時の屋根の無い車で片手で火がつけれるようにと開発され、運転をする喫煙者の待望のライターでした。

1930年代に万年筆や化粧品の製造を行い、この頃【ダンヒル】は、王室御用達ブラドにまでなっていました。

1969年にはブランド品の輸出産業の功績を認められ、エリザベス女王から表彰されています。

1993年に【カルティエ】、【クロエ】、【IWC】や【パネライ】などを傘下に置く【リシュモン・グループ】に買収されます。

2000年、サッカー日本代表のオフィシャルスーツの提供を開始し現在でもスポンサーシップは続いています。

2008年には現在のディオールのディレクターでヴィトンのディレクターとしても名高い【キム・ジョーンズ】がディレクターを務め、重量感のある高級スーツや、シンプルで上質なデザインで年齢層が高めだった【ダンヒル】が【キム・ジョーンズ】のモダンなテイストを取り入れ、ブランドイメージを改新し若者たちの間でも【ダンヒル】の知名度が高まる切っ掛けになり注目されるようになりました。

歴史ある【エンジンターン柄】

【アルフレッド・ダンヒル】が20世紀初頭より使用してきた【ダンヒル】の伝統的なデザインパターンが【エンジンターン】です。ライターや時計、筆記用具にレザーアイテムと様々なアイテムに用いられ、現在まで受け継がれてきました。

【エンジンターン】の幾何学模様のプリントは精密設計された車のパーツから着想を得ています。ブランド創業時からモーターアクセサリーを製造してきた【ダンヒル】の【モートリティーズ】を感じさせるパターンでつくられたショルダーストラップ付のボストンバッグはスポーティーなイメージで歴史を感じ取れる魅力的なお品物です。