2023/09/23スタッフブログ

ルイヴィトンと草間彌生コラボレーション

こんにちは、かんてい局横浜港南店でございます☆

本日は入荷したばかりのヴィトンと【草間彌生】のコラボ商品をご紹介致します。

【ルイヴィトン M81968 LV×YK ポルトカルト・サーンプル】

草間彌生とは？

【草間彌生】と言えば【南瓜】のモチーフと【水玉】モチーフが有名な芸術家ですが、若かりし頃の作品は前衛的な作品で注目を集めるアーティストでした。

1929年に長野県松本市で生まれ育った【草間彌生】は幼少期から統合失調症に悩まされていました。自己の感覚の歪みから起こる幻覚や幻聴と対峙する為にスケッチや絵を描き始めたと言われています。

10代の頃から美術のコンクールに入選し、高校生の時には日本画の勉強を始めますが、価値観の固定した保守的な日本画の世界は彼女の世界観には合わず、日本画の道には進みませんでした。

実家で黙々と制作を続ける【草間彌生】はまわりに才能を認められるようになり、1954年に人生の転換期と言われるニューヨークに渡米します。

世界に【草間彌生】が絶賛されるアーティストになったきっかけもニューヨーク時代の活動がきっかけとなっています。

前衛の女王

全裸の男女や彼女自身が水玉のボディペインティングを施し、野外でセクシャリティーなパフォーマンスを行うハプニングという活動は、ニューヨークや日本だけでなく世界中で波紋を呼び【前衛の女王】と言われるようになりました。

1962年に行われた【クレス・オルデンバーグ】や【アンディ・ウォーホル】らも参加したグループショーに参加し、彼女ならではの表現を見せつけ、彼らのみならず様々なアーティストに影響を与えました☆

1976年に【草間彌生】の親友でパートナーでもある【ジョセフコーネル】をなくしてしまい、精神的に不調になり日本に帰国しました。

帰国してからは、入院生活などを経て、執筆活動などの控えめな活動が続いていましたが1989年にニューヨークのMOMAP.S.1(国際現代美術センター)で行われた展覧会の【インフィニティ・ミラーズ】という作品で再び世界に【草間彌生】が注目されるようになっていきます。

1993年にヴェネチア・ビエンナーレに日本代表として参加し、日本館初の個展を開くなど、あらためて活躍が見られるようになりました。

1996年には国際美術評論家連盟（英語版）から2年連続でベストギャラリー賞を受賞し、それを皮切りに様々な賞を受賞していきます。

2014年には【世界で最も人気なアーティスト】に選ばれ、2016年の【TIME】誌では【世界で最も影響力のある100人】に選出、同年に女性画家では4人目の【文化勲章】を受章するなど当時87歳の【草間彌生】は最高な名誉を得ます☆

彼女の【南瓜】の作品で最初に有名なったのが、再び注目を集めるきっかけになった【インフィニティ・ミラーズ】でした。

南瓜と草間彌生

【草間彌生】が【南瓜】のデザインに魅かれるようになったのには【南瓜】には人間と同じようにどれ一つ同じものがないと言う理由からです。そして愛嬌があり気取りが無く、どっしりしているフォルムとも述べていて、【南瓜】モチーフは【草間彌生】の自画像として使用しているとの解釈もあります。

ヴィトンとの共同コレクション

2012年に【草間彌生】とヴィトンとの共同コレクションが発表されて大変話題となりました。

当時のヴィトンのディレクターは【マークジェイコブス】です。

彼女の代表的なアート作品の「Infinity Net（無限の網）」と「Dots Infinity（無限の水玉）」を【マークジェイコブス】が再解釈しヴィトンの人気商品に落とし込みました☆

ラグジュアリー感あふれるカラフルな水玉の世界がフェミニンなコレクションとして人気を得ました。

当店で販売中の【ルイヴィトン M91399 ロックイットMM 草間彌生ヴェルニ・ドット・インフィニティ】の詳しい状態は画像をクリックして頂けるとご確認いただけます☆

2度目のコラボレーション

2012年のコラボレーションから10周年を記念して、ヴィトンと【草間彌生】のコラボレーションが発表されました。2023年リゾートコレクションで一部が先行発表され話題になりました。また、パリには巨大な彼女のオブジェやニューヨークでは【草間彌生】のそっくりなロボット、東京では3Dの動画を駆使した映像で世界中をジャックし驚かせました☆

【ルイヴィトン M81968 LV×YK ポルトカルト・サーンプル】も2023年のコラボアイテムで人気の【南瓜】モチーフのお品物です！