【世界三大時計】とは？魅力と人気の理由を徹底解説！！
【世界三大時計】とは？魅力と人気の理由を徹底解説！！
世界三大時計とはスイスの高級時計ブランドである
・パテックフィリップ
・オーデマピゲ
・ヴァシュロンコンスタンタン
のことを指します。
時計にあまり興味が無い方からすると【ロレックス】や【オメガ】はご存じでも
これらのブランドは初めて聞いたという方もいらっしゃるのではないでしょうか？
しかしながらいずれも深い歴史を誇るスイスの名門であり
世界的にステータスが認められている超一流ブランドです。
ここからはこの世界三大時計の魅力や特徴、お勧めモデルをご紹介します！
興味のある方は是非最後までお付き合いください。
【世界三大時計の選定理由とは？】
引用元：https://www.patek.com
長い歴史
世界三大腕時計にこの3つのブランドが選定されている大きな理由のひとつに
【長い歴史と格式】を持つことが挙げられます。
それぞれの創業年を見てみましょう。
■パテックフィリップ（1839年）
■オーデマピゲ（1875年）
■ヴァシュロンコンスタンタン（1755年）
この三社はいずれも一度も歴史を途切れさせることなく
100年以上高い次元で時計製造に真摯に向き合い経営を続けております。
その間で起きた世界大戦やクォーツムーブメントの開発といった
伝統的な時計産業の危機や時代の流れと共に人気に左右されるといったこともなく
最高峰であり続けている大変稀有な存在なのです。
ここからは各ブランドの歴史や特徴を簡単ではございますがご紹介させていただきます！
【世界三大時計】
パテックフィリップ
引用元：https://www.patek.com
パテックフィリップは世界三大時計の中でも抜きんでた存在です。
世界最高の腕時計ブランドと呼ばれる存在で【世界一の時計を作る】
という理念のもと世界の時計制作を大きく進歩させ牽引し続けています。
引用元：https://www.patek.com
パテックフィリップを語る上で欠かせないのが
【パテックフィリップシール】と呼ばれる同社独自開発の認定を示す刻印です。
2008年まで【ジュネーブシール】という企画認定を全てのモデルで行っておりました。
こちらも600時間という時間をかけて行われる非常に厳格な企画で
最高級スイス時計の証なのですがさらに厳格でその上をいくのが
【パテックフィリップシール】です。こういった世界最高峰の技術力がゆえに打ち出せるのが
同社の特徴である【永久修理】です。【自社製品を永久に修理・サポートする】といった
サービスですが非常に難易度が高くどこのブランドでもできることではございません。
購入した時計が子供、孫、ひ孫までサポートを受けられるといったこのサービスで
パテックフィリップの時計はまさに一生ものというブランドイメージを確立したのです。
このような高い技術から大量生産が容易ではなく年間生産数は約6万本と非常に少ないです。
ロレックスの年間生産本数が約105万本ですから比較するとその希少性が伺えます。
このように築かれた世界最高峰というブランドの強み、希少性から
【資産価値】が随一なのもパテックフィリップ最大の魅力です。
年月が経っても世界的に人気が落ちず一生ものであることが永久修理で保証されている。
年間生産数が少なく希少価値が高い。その結果需要が供給を上回り
急激な実勢相場の高騰を生んでいる正に誰もが認める世界最高峰の腕時計ブランドなのです。
オーデマピゲ
引用元：https://www.audemarspiguet.com
1875年にスイスのジュウ渓谷にあるル・ブラッシュという小さな町の
農場の一角にあった建物の屋根裏部屋の時計工房からその歴史は始まりました。
【ジュール＝ルイ・オーデマ】と【エドワール＝オーギュスト・ピゲ】
の２人によって1882年に正式に【オーデマピゲ】が設立され
■世界初のミニッツリピーター搭載の腕時計の発表
■世界最薄の懐中時計の開発
■1986年に世界初のトゥールビヨンウォッチを発表
などなど常に革新的な製品を生み出し時計業界を牽引し続けてきました。
引用元：https://www.audemarspiguet.com
また1972年にブランドの代表作である【ロイヤルオーク】を発表しました。
その当時高級時計は金やプラチナといった貴金属で作られ
小型のドレスウォッチであるということが主流でした。
そんな中世界で初めてステンレススチールで作られた時計がロイヤルオークでした。
小型、薄型が好まれていた時代に39mmのケースサイズはかなり異質で
【大型】【ステンレス製】【ステンレスとは思えないほど高価】
とにかく斬新で新しくそれまでの時計業界の常識を打ち破った時計が
【ロイヤルオーク】なのです。ちなみに名前の由来はイギリスの戦艦
【ロイヤル・オーク号】です。八角形の印象的なベゼルは戦艦の船窓からデザインされました。
その後も現在に至るまで挑戦し続け技術革新を怠らない正に世界最高峰の腕時計ブランドです。
ヴァシュロンコンスタンタン
引用元：vacheron-constantin.com
ヴァシュロンコンスタンタンは時計師【ジャンマルク＝ヴァシュロン】によって
1755年にスイスで創業された【世界三大時計】の中でも最も長い歴史を誇るブランドです。
若干24歳のヴァシュロンはこの年に美しいアラベスク装飾の施されたムーブメントの
懐中時計を制作したと言われています。当時日本は江戸時代にあたり腕時計はおろか
時計すら普及していませんでした。そんな古くからスイスでは美しいムーブメントが
搭載された懐中時計が次々と生み出されていたのです。
1819年に敏腕セールスマンであるコンスタンタンが経営に参画し現在の
【ヴァシュロンコンスタンタン】へ社名が変更されました。創業から260年以上が経過する中で
１度も途切れることなく時計の製造を続けているブランドはこの
【ヴァシュロンコンスタンタン】だけになります。現在では
カルティエ、IWC、ランゲ&ゾーネらと共にリシュモングループの傘下に加わっています。
引用元：vacheron-constantin.com
世界最高クラスの技術力を有する同社は複雑機構を持つ機械式時計の
名機を数多く世に送り出しています。それらの大半は【ジュネーブシール】を
取得しておりジュネーブの名門に相応しい存在感を見せております。
性能はもちろん高い芸術性も魅力です。またパテックフィリップ同様
【永久修理保証】により一生ものとしての価値を生み出しています。
かつてはエジプト王族や貴族、あのナポレオンに愛用され現在に至るまで
世界各国のセレブリティや有力者に支持され続ける正に世界最高峰のブランドです。
・オーヴァーシーズ
・パトリモニー
・マルタ
・フィフティーシックス
・トラディショナル
・ヒストリーク
といった代表的なコレクションは原点を忘れずお今なお進化を続けています。
最後に
いかがでしたか？
今回は【世界三大時計】についてご紹介させていただきました。
時計界の頂点に立つこれらのブランドをまだ知らなかった
皆様に知っていただくきっかけになれば嬉しく思います。
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