【ブランデーの入門編】ブランデーのVSOP・ナポレオン・XOなど種類の違いについてのご紹介!!
こんにちは。
かんてい局市川インター店です。
本日は、ブランデーのVSOP・ナポレオン・XOなど種類の違いについてご紹介いたします。
ブランデーのランクはコントで決まる
コントとは…
ブランデーのコントとは、ブランデーの熟成年数を表す単位のことです。
このコント数によって、ブランデーのランクが決まります。
一般的に熟成年数が長ければ長いほど、ブランデーとしての価値、価格は高くなります。
しかし、厳格な基準が決まっているのはコニャックとアルマニャックのみになります。
コニャックとアルマニャックで周期が違う
コニャックとアルマニャックでは、蒸留の周期が1ヶ月ずれているのが特徴です。
コニャックは(毎年4月1日~翌年3月末)、アルマニャックは(毎年5月1日~翌年4月末日)までと決められています。
この周期を1単位とし、熟成年数は(コント)という単位が使われます。
蒸留した都市のブランデーは(コント00)となりアルマニャックの場合は、翌年4月1日~翌年4月末日)までを(コント0)と数えます。
次の4月1日から(コント1)と続き、その後4月1日を迎えるたびにコント数が増えていきます。
熟成年数によるブランデーの等級
ブランデーには、等級が存在します。
ブランデーの等級は熟成度合によってランク付けされています。
コニャックはBNIC(全国コニャック事務局)、アルマニャックはBNAI(全国アルマニャック事務局)というフランスの事務局が厳格な基準を設けています。
コニャックとアルマニャックで基準に違いがありますので、分けてご説明させて頂きます。
コニャック
・スリースター:コント2(熟成2年~)
・VS:コント2以上(熟成4年~7年)
・VSOP:コント4以上(熟成7~10年)
・ナポレオン:コント6以上(熟成12年~15年)
・XO:コント10以上(熟成20年~25年)
・オルダージュ、エクストラ等:コント10以上
アルマニャック
・スリースター:コント1以上(熟成1年)
・VS:コント2以上(熟成2年~)
・VO:コント4以上(熟成4年~)
・VSOP:コント4以上(熟成5年~10年)
・ナポレオン:コント5以上(熟成5年~12年)
・XO:コント10以上(熟成20年~30年)
コニャックは最低でも熟成年数2年(コント2)以上にならなければ出荷できない為、どのブランデーもコント2以上の等級であることが特徴です。
アルマニャックは、コニャックと対照的に熟成年数1年(コント1)から出荷が可能です。
最後に
いかがだったでしょうか?
ブランデーの購入時に参考にしていただければ幸いです。
当店ではお酒の販売も行っておりますので、興味のある方は是非お越しください。
また、販売だけでなくお酒の店頭買取・出張買取も行っておりますのでお気軽にお問い合わせください。
最後までお付き合い頂き有難うございました。