【山形 熟成を決定的にする！ウイスキーの樽の種類についてご紹介します！】山形や馬見ヶ崎の質屋かんてい局

皆さんこんにちは。
質屋かんてい局山形北店の多田です。

本日はウイスキーの樽の種類についてご紹介させていただきます。

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↓↓お店の場所はココ↓↓
山形県北の質屋かんてい局山形北店
※イオン山形北店からすぐ！スターバックス山形馬見ヶ崎店さんのはす向かいです☆

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そもそもウイスキーの樽とは？

ウイスキーはそもそも麦やトウモロコシなどから蒸留した段階では無色透明です。

ここから様々な種類の「熟成樽」に移して年単位で寝かせることで、皆さんが良く目にする琥珀色や、芳醇な香りが楽しめるウイスキーに変化するのです。

 

 

樽の種類

大きく分けて3種類あります。

 

シェリー樽・・・スペインで作られるワインの一種「シェリー酒」の空き樽を使います。

　　　　　　　　　ぶどうを原材料にしているシェリー酒の空き樽を使うことによって、

　　　　　　　　　ウイスキーにフルーツの風味を加えながら熟成させる手法です。

　　　　　　　　　

　　　　　　　　　樽の材質はスパニッシュオーク（ヨーロピアンオーク）が使われていましたが、

　　　　　　　　　数が減って希少価値が高まり、現在はホワイトオーク（アメリカンオーク）での熟成が主流です。

　　　　　　　　　ですので、1から100まで純粋なスパニッシュオークで作られる

　　　　　　　　　ウイスキーは高額になりやすいです。

 

　　　　　　　　　ちなみにオークとはナラの木のことです。

　　　　　　　　　こちらはまたあとで。

 

バーボン樽・・・その名の通り、バーボンを熟成させた空き樽になります。（ホワイトオーク製）

　　　　　　　　　ウイスキーにバニラやキャラメルの風味をつけ、

　　　　　　　　　フルーツ風味とはまた違うふくよかな香りや味わいが出せます。

 

ミズナラ樽・・・日本固有のミズナラ（別名：オオナラ）を使った樽です。

　　　　　　　　　加工が非常に難しい木材ですが、長期熟成に優れているのでこちらも高価になりやすいです。

　　　　　　　　　日本ならではの白檀や伽羅の香りをつけることができ、

　　　　　　　　　圧倒的に「和」を感じさせることが可能です。

 

 

木材の種類

呼び方がだいぶブレブレですし、細かく分けるともっと種類がありますが、ここではよく使われている3つをご紹介します。

 

ホワイトオーク・・・　　北米に生息するナラの木です。

　　　　　　　　　　　　　別名を「アメリカンオーク」といいます。

　　　　　　　　　　　　　「バニリン」という成分を多く含んでいまして、

　　　　　　　　　　　　　バニラの香りをつけることができます。

 

　　　　　　　　　　　　　現在使われている熟成樽のシェア90%！

　　　　　　　　　　　　　安価で汎用性が高いのでこの使用率です。

 

スパニッシュオーク・・・欧州に生息するナラの木です。

　　　　　　　　　　　　　別名を「ヨーロピアンオーク」「コモンオーク」といいます。

　　　　　　　　　　　　　シェリー酒の製造には当初この木材のみが使われていましたが、今は高級木材です。

　　　　　　　　　　　　　ワインの成分「タンニン」の量がとても多く、フルーツの爽やかな香りがあります。

 

ミズナラオーク・・・　　日本に生息するオオナラの木です。

　　　　　　　　　　　　　別名「ジャパニーズオーク」です。そのままですね。

　　　　　　　　　　　　　お線香で使われる白檀や伽羅の香りが特徴です。

 

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マッカランのシェリーオークカスクについて

よく値段の高騰で話題の「マッカラン」

こちらのラベルで「シェリーオークカスク」を目にした人も多いのではないでしょうか。

実は私もそのひとりです。

 

マッカランのシェリーオークカスクは、スパニッシュオーク樽の木材の選定から製樽まですべて自社で行っており、

100%シェリーカスクのみで作られるウイスキーになります。

 

ちなみに「カスク」とは「樽」のことです。

今さらですが。

 

ウイスキーのロールスロイスとまで呼ばれるまでの名声を手に入れるまでには、

一切の妥協を許さない完璧主義がありました。

私も見習いたいものです・・・。