【買取】切手の得する買い方!処分方法も紹介!【PayPay・クレジットカードで購入】
しかし『切手』と言われて一番に思いつくのは、郵便局で使用できる『郵便切手』ではないでしょうか。
本日はそんな『郵便切手』についてご紹介いたします。
郵便切手とは
“郵便料金を事前に納めた証明するための郵便物に貼る金券の一種の紙片”のことを指します。
郵送に使われる他、文化の宣伝や国家的製作の宣伝媒体として用いられたり、古銭・紙幣や骨董品のように収集対象となったりしています。
そのため、郵政事業の重要な財源の一つになっています。
封筒やはがきに貼るだけで全国にものを送ることが出来る切手のおかげで、便利な郵便事情が成り立っています。
切手の種類
普通切手
郵便料金の納付を目的とし発行される切手。『通常切手』とも言われます。
普通切手(1円、2円、5円、10円、20円、50円、63円、84円、94円、100円、120円、140円、210円、260円、320円、500円)
慶事用切手
「結婚式や結婚記念に関する祝い事」「出産に関するお祝いや子供の七五三、成人式」「長寿祝い」など悦ばしい事柄に関する手紙に使用される切手。額面が3種類ありデザインもそれぞれで異なりますが、「鶴」「扇」「松竹梅のいずれか」がデザインされています。(慶事用63円、慶事用84円、慶事用94円)
注意)結婚式の招待状などを送る際に重くなって「慶事用94円」で足りなくなっても2枚貼らない!その場合は「普通切手」で対応しましょう。
弔事用切手
「訃報お知らせる手紙」や「喪中はがき」「法事の案内状」などに使用される切手。デザインは紫色と白色の1種類のみ。落ち着いた色合いで静かな雰囲気でまとまっている。(弔事用63円)
注意)弔辞用切手は「普通の手紙」には絶対使用しない!手紙を贈る相手に対し大変失礼な行為になります。
グリーティング切手
季節ごとに発行されるシールタイプの切手。
販売期間が限られています。
写真付き切手・フレーム切手
シートに写真やイラストがデザインされていて、切り離すことで使用することが出来る切手。
記念・特殊切手
国内外の行事の記念やキャンペーン、文化財の紹介を目的に発行される切手。
年賀切手など毎年同じ時期に発行されるものや、シリーズとして発行されるものもあります。
ふるさと切手
日本の「ふるさと」振興を目的に地域の風物や行事をテーマに発行される切手。
寄付金付切手
公共的な目的への寄付分を切手の額面に付加され発行されている切手。
切手の額面に「+」で寄付金額が示されている。(例:「80+10」など)
切手の歴史
切手は1840年、今から180年以上前のイギリスで誕生しました。
切手がない時代、距離制で非常に高額な郵便料金を受取人が支払う必要があり、一般の人々は利用することが出来ませんでした。
そこで「ローランド・ヒル」が距離に関係なく安価で均一な料金を前払いし、その証拠となるものを郵便物に貼り付けるシステムを提案しました。
これが「近代郵便制度」の始まりです。
当時は「ラベル」と名付けられていましたが 浸透せず、現在では「スタンプ」と呼ばれています。
切手が誕生する以前 郵便物に引き受けたこと示す印章(スタンプ)が押されていたことから「スタンプ」となじみ深い呼び方が使われています。
また、誕生当時はミシン目(目打ち)がなくハサミで切り取る必要がありました。
ミシン目が入ったものは1854年頃に登場しました。(日本では1872年に登場)
日本では1871年(明治4年)に初めて発行されました。
発行当時は通貨改革が行われていなかったため、金額の単位は「文」で額面表示はされていませんでした。
後に「銭」(1872年)、「円」(1883年)の単位が入った切手が発行されています。
【出典】郵便局ホームページ
現在発行されている一番小さい額の切手は「1円切手」。
図柄の人物は「日本の近代郵便の創始者」で「郵便の父」とも呼ばれている「前島密」。
元々は「切符手形(きりふてがた)」と呼んでいましたが、その後 略され「切手」と呼ばれるようになりました。
(「切手」という言葉を当てたのは前島密ですが、「切手」という言葉自体は それ以前から存在し、江戸時代には「米切手」「饅頭切手」など庶民になじみ深い言葉でした)
旧暦であった1871年3月1日に日本で初めて発行され、旧暦3月1日は 現在の4月20日になることから、現代では毎年4月20日を「郵政記念日」とされています。
4月20日を含む1週間を「切手趣味週刊」と呼ばれています。
オトクな切手の買い方
切手は購入方法によってオトクに購入ができます。
ただし、それぞれのメリット・デメリットがありますので、簡単に紹介いたします。
郵便局 | コンビニ | スーパー・商店 | 金券ショップ | ネットショップ | |
価格 | △ | △ | △ | ◎ | × |
時間 | △ | ◎ | ○ | ○ | ◎ |
店舗数 | ○ | ◎ | ○ | △ | ○ |
種類 | ◎ | ▲ | ▲ | ▲ | ◎ |
在庫 | ◎ | ○ | ○ | ▲ | ○ |
支払方法 | ◎ | △ | ▲ | ○ | ○ |
郵便局
メリット
たくさんの種類・たくさんの在庫を取り扱っている。
現金以外の支払い方(クレジットカード・電子マネー・スマホ決済など)もできるので、支払い方によってポイント還元などを受けられる。
デメリット
営業日や営業時間に決まりがある。
近くにないことがある。
店舗やタイミングにより混んでいて時間が掛かる。
コンビニ
メリット
多くの店舗で取り扱いされているので手に入れやすい。
営業日や営業時間などを気にする必要がない。
デメリット
店舗によって差はあるが、取り扱い種類が多くない。
(63円、84円、94円以外の切手が少ない、慶弔用切手の取り扱いがない店が多い)
支払い方も基本現金のみしか払えず ポイント還元などが受けられない。
大手コンビニでの現金以外での支払い方
セブンイレブン
電子マネー「nanaco」での支払いが可能(ポイント付与対象外。クレジットカードから「nanaco」にチャージすれば チャージ分のポイントが付く場合もあります。)
ファミリーマート
公式アプリ「FamiPay」やクレジット機能付きの「ファミマTカード」での支払いが可能(FamiPayでの支払いでふぁみぺいボーナスが受けられる場合もあります。)
ミニストップ
電子マネー「WAON」での支払いが可能(ポイント付与対象外。クレジットカードから「WAON」に事前入金すれば クレジットカードのポイントが獲得できる場合もあります。)
ローソン
現金以外での取り扱いなし
スーパー・商店
メリット
買い物に出向くことが多い人はついでに買うことが出来る。
デメリット
コンビニ同様、取り扱い種類や支払い方に限りがある場合が多い。
金券ショップ・中古ショップ
メリット
額面の金額よりも安く買うことが出来る。
電話やインターネットでも購入が可能な店舗もある。
デメリット
シートになっておりバラ売りされていない。
取り扱い種類や在庫にばらつきがある。
ネットショップ
メリット
家から出ずに手に入れることが出来る。
デメリット
すぐに手に入らない。
支払い方に制限がある。(郵便局ネットショップではクレジットカード対応は2ブランドのみ)
送料がかかる。(一定金額以上買うと無料になる場合がある)
結果
急ぎの場合・・・近くにあるコンビニで購入。
わざわざ買いに出掛けたくない場合・・・ネットショップか買い物に出掛けた際にスーパーなどでついでに購入。
大きな金額・細かな種類を買う場合・・・郵便局で購入。
安く買いたい場合・・・金券ショップで購入。
切手のあれこれ
・切手には有効期限や使用期限といったものがありません。
何十年前に発行されたものでも問題なく使えます。
・使わなくなった切手は払い戻しできない。
余ってしまった切手を郵便局に持って行っても現金での府払い戻しは対応していません。
ただし、手数料は掛かるものの別商品に交換することやゆうパックなどの代金として郵便サービスの支払いに充てることが可能です。
コンビニで差し出す場合は、切手でのお支払いはできません。
・封筒のサイズ重さに沿った切手を貼れば、全国一律で送ることができます。
・切手の貼る位置は基本的には縦長にしたときは「左上」、横長にしたときには「右上」に貼りましょう。
それ以外の位置だと機械で読み取れず 手作業での仕分けになってしまうようです。
・切手を貼る枚数に制限はない!
ただし、受ける側が不快に思わない心掛けることが大切。
使用できない切手
使用できない切手
・消印が押されてある使用済切手
・絵柄面までが破れたりちぎれたりしている切手
・絵柄面が著しく汚れている切手
・神道や軍事主義など戦争を連想させる切手
などは、切手として使用することができません。
使用不可切手の判断基準は郵便局によって異なるため、不安な場合は郵便局で聞くのが一番確実です。
汚れていたり破れた切手を貼って送ると、送り返されたり 受取人に支払いが生じたりします。
有料にはなりますが、5円の手数料を支払うことで汚れた/破れた切手を新品の状態の切手にも交換することも可能です。
切手の処分方法
昔コレクションしていた大量の切手。
使わない切手の行き場に悩んでいる人も少なくないはず。
使わないからと言って 価値もないわけではないのでゴミとして捨ててしまうのはもったいないです。
処分方法別にメリット・デメリットとともにご紹介いたします。
①郵便局・郵便サービスで使う
郵便局でははがきや封筒と交換できます。
また郵便窓口で郵送物に関わる支払いや着払いなどで届いた郵便物の支払いに使うことが出来ます。
②ボランティア団体に寄付
切手を集めているボランティア団体に寄付すれば、有効に活用してもらえます。
また「使用済み切手」の集めている団体もあるので、そちらの寄付も活用してみましょう。
③オークションサイトで販売する
普段から切手を多く使用している人にとっては大助かりなので需要があります。
販売価格を自分で決められるので利益が高くなります。
レアなものや人気の高いデザインのものに高値がつく場合がある
ただし、出品・やり取りの手間が掛かるうえ トラブルになる場合もあるので注意しましょう。
④買取店で買い取ってもらう
未使用の汚れや破損がないものは買取店で買い取ってくれます。
また、稀少価値が高いものなどは専門店では額面以上の価値になる事があります。
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