こんにちは！

最新の脱進機についてお伝えるする企画、第三回目となります。

今回ご紹介するのは、セイコーのキャリバー9SA5に搭載された「デュアルインパルス脱進機」です。

セイコーが満を持して発表した最新作です！

どのような機構なのか？解説してまいります！

前回までの記事はコチラ

脱進機の基本についてはコチラをご参照ください。

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デュアルインパルス脱進機はセイコー製のムーブメントであるキャリバー9SA5に採用された脱進機です。

その特徴はガンギ車からテンプに力を伝達する方法にあります。

従来の脱進機はガンギ車からテンプへの力の伝達はアンクルを介して、「間接衝撃」の往復運動でしたが、

デュアルインパルス脱進機は往復運動の片道を「間接衝撃」もう片道を「直接衝撃」にすることで

ぜんまいの力をより効率よく伝達する仕組みになっています。

ツインバレル

このツインバレルにより大きなテンプを安定して駆動できるようにしています。

出典：https://www.grand-seiko.com/jp-ja/special/the-spirit-of-Takumi/fujieda/

また、MEMS技術でアンクルとガンギ車を精密かつ軽量にすることに成功し、10振動でありながら

脱進機効率を高め、80時間のパワーリザーブを実現しています。

８万通りの形状を試し、最も良い形状を採用したという独自の「巻上げヒゲ」

等時性の調整を可能にした「グランドセイコーフリースプラング」など

数々の新機構が組み入れられて最先端の脱進機なのです！

デュアルインパルス脱進機

出典：https://www.grand-seiko.com/jp-ja/about/movement/mechanical/9sa5

ぜひ一度ご来店下さい！

店舗情報

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