「どんなウイスキーが高い査定額が付くの?原料とアルコール度数による違いについて!」
こんにちは。
質屋かんてい局山形北店の清野です。
本日ご紹介するのは、「どんなウイスキーが高い査定額が付くのか、原料とアルコール度数による違いについて」です。
そもそもウイスキーの原料にはどういった種類があるの?
・ウイスキーの原料は主に穀物となります。
大麦麦芽
ライ麦
トウモロコシ等が有名ですね
他にも
・そば
・キビ
・アワ
・ヒエ
大豆等の種類が挙げられます!
原料によってウイスキーの名称が変わります
バーボンウイスキーはトウモロコシ
ライウイスキーはライ麦
ホイ―トウイスキーは小麦
モルトウイスキーは大麦麦芽
ライモルトウイスキーはライ麦麦芽
コーンウイスキーはトウモロコシ
と呼ばれています!
中でもそばを原料に使用した「そばウイスキー」はご存知ない方も多いのでは無いでしょうか?
そばウイスキーはEDDU(エデュー)という銘柄で、フローラルな香りとハチミツのような甘さやスパイシーさが魅力とされています!
さて、ここで「テネシーウイスキー」についても触れていきたいと思います!
トウモロコシを使用して製造されるバーボンウイスキーですが、トウモロコシを51%以上使用したテネシーウイスキーというものもございます。
トウモロコシを半分以上使用した物であればバーボンウイスキーなのでは?という疑問もでるかもしれませんね!
ではテネシーウイスキーはどういった工程でテネシーウイスキーと呼ばれるのか
それは製造場所です!
テネシーウイスキーと呼ばれるぐらいなので、アメリカのテネシー州で作られたもののみがテネシーウイスキーと呼ばれます。
更に、蒸留直後の原酒をサトウカエデの炭でろ過することでテネシーウイスキーと定義されます!
ではどんなウイスキーが高い査定額が付くのか!なぜ10年や12年等、年数表記があるものの方が高いのか!
それはウイスキーの製造に秘密があります。
スコッチ等のウイスキーでは原料に上記で挙げたモルトウイスキーと穀類(グレーン)を用いたグレーンウイスキーを用いて製造している為、グレーンウイスキーの比率が上がれば原価が安くなる為、必然的に価格も安くなります。
製造方法に関しては熟成年数が短ければ価格も安くなり、長く樽熟成させていれば価格も高くなります。
理由としては熟成年数が短いということは出荷までの回転率が速くなり、熟成年数が長くなればその分回転率が遅くなる為ですね!
更に熟成年数が長ければ揮発によって容量やアルコール度数が低下し、出荷可能なボトル数が減ることも高価になる要因となっております!この現象のことを「天使の分け前」または「天使の取り分」と呼ばれています!
ここで気になってくるのが揮発によってアルコール度数が低下してしまうというところ、ウイスキーにはアルコール度数によって酒税率が変動する為、アルコール度数が高い程、酒税が掛かります。
このことからも40度のウイスキーよりも43度のウイスキーの方がコストが高く、さらに45度のウイスキーが高くなるといった状況が生まれます。
近年ではライトアルコール化の流れもあり、43度のウイスキーよりも40度のウイスキーが多く出回るようになり、製造コストも原価も下がっている状況になってきてますね!
ここまで長くなりましたが、要約すると・・
原価の高い原料を使用していて、熟成された年数が長く、アルコール度数の高めな物が比較的高い査定額が付きやすい
ということが挙げられます!
勿論、人気や味等により価格は変動しますので一概には言えませんが、もしお家に飲む予定の無いお酒があれば一度ご査定だけでも結構ですので、当店へ足を運んで頂ければ幸いです。
当店では買取の他にお値段が付けばお酒でも質預かりを行っておりますので、是非ご来店下さい!
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