2022/04/10お知らせ

様々な世界で活躍するプロフェッショナルを支える相棒「スポーツモデル時計」をご紹介!!

こんにちは

質屋かんてい局仙台泉店の安達です✨

皆さんスポーツモデルの時計といわれて何を思い浮かべますか??
正確な時間を秒単位まで管理するレーサーウォッチ。時差に惑わされず正確に2か国間の空を行き来するパイロットウォッチ。水圧に負けず深い海を自由に泳ぎまわるダイバーズウォッチ。あらゆる場面で活躍するプロフェッショナル達をアシストしてくれる時計が「スポーツモデル」と呼ばれる時計です!!
普段何気なく使っているオシャレな時計にも、作り手のこだわりや専門機能があります！

今日は様々なメーカーが手掛けるハイスペックなスポーツモデルの時計をご紹介します!!

因みに僕が好きな時計はロレックスのエアキングです!!
どんな時計なのか下記でご紹介しますね!!

「様々な世界で活躍するプロフェッショナルを支える相棒がスポーツモデル時計」

冒頭でもご説明した通り、スポーツモデル時計はあらゆる専門性に特化した機能を持ち合わせています。
普段の生活では使い道が分からなかった機能もきっと納得できるはずです!!

｢0.000秒の世界を生きるレーサー時計」

まずご紹介するのは「レーサーウォッチ」です!!
レーサーという職業はとても厳しい世界です。世界で最高峰のモータースポーツである「F1」のレーサーになれる確率は3億分の1という説も…。
時速400kmの世界では0.001秒の遅れも許されません。
常に理想通りのタイムで走り続けるには「時間の自己管理」が必須になります。
そんなレーサーたちを支えるべく誕生したのが「レーサーウォッチ」です!!

file1.デイトナ

（フランス：パリ14区：モンスリ公園）

時計好きは勿論。そうでない人も一度は耳にしたことのある言わずと知れたロレックスの代表作です!!
1963年に誕生したこの「デイトナ」は、プロのレーサーたちのニーズに応えるように設計されたスポーツモデル時計です。
1963年以前にもロレックスにはクロノグラフのあるモデルがラインアップされていましたが、ベゼル上にタキメーターを配したデザインが大ヒットし、一躍人気時計になりました!!

機能面ではかなり複雑で使いこなせない人がほとんどです。
秒針まであるのはも勿論、30分積算計、12時間積算計、平均速度の計算、機械の生産率の計算などなど。

これらすべてを詳細にご説明すると今回の記事はこれで終わってしまうので省略させていただきますが、デイトナに搭載されている昨日たちはまさに時間の徹底的管理に特化しています!!

file2.スピードマスター

続いてはオメガが誇る代表作「スピードマスター」です！
1957年に「秒単位以下の時間を競う男たちに贈る」というテーマで誕生しました。
こちらもデイトナ同様クロノグラフ、タキメーターのあるレーシングウォッチのイメージが強いですが、なんと「宇宙デビュー」を果たしています!!

1962年に「NASA」は宇宙空間でも使える宇宙飛行士用の時計が必要と考えました。スピードマスターを含むクロノグラフウォッチを各時計メーカーから集め、宇宙空間で考えられるシミュレーションテストが行われました。
この時NASAが課した過酷すぎる時計環境テストが次のとおりです。
高温環境下、低温環境下、気温、気圧、相対湿度、酸素雰囲気中、衝撃、加速度、減圧、高圧、振動、可聴音ノイズ。

上記11の過酷なテストの結果、ほとんどの時計は、クリスタルが砕け飛び、針が止まり、ケースが変形するなどの弊害に悩まされました。
そんな中、あらゆるテストを突破し、数あるブランドの中からただ一つだけNASAから選ばれた時計がありました。
それが「オメガスピードマスター」です!!

0.000秒のせかい世界を正確に測るとという意味では、レーサーにも宇宙飛行士にも信頼される相棒がスピードマスターですね!!

2つの時間を飛び回るパイロット時計

次にご紹介するのはパイロットウォッチです！
パイロットという職業も「時間」がとても大切です。
それは把握するべき時間が2つあるという点です。
乗客を乗せ時間通りに2か国間を行き来するため当然時差を考えて運航しなくてはなりません。

そんなパイロットたちを支える相棒がパイロットウォッチです!!

file3.GMTマスターⅡ

1950年頃にロレックスが考案したパイロットウォッチがGMTマスターです。
当時のロレックスはサブマリーナやエクスプローラーが好評を博し、実用性に優れた時計を製造するブランドとして評価を高めている真っ最中でした。
しかし陸のエクスプローラー、海のサブマリーナに続く次回作に難航していた時期でもありました。
そんな折、ロレックスは世界一の航空会社と呼ばれていた「パンアメリカ航空」にパイロットウォッチの制作を打診されます。
そのパイロットウォッチに求められたスペックは一つ
「出発地と目的地の2つの時間を一度に確認できる時計」
です。
ロレックスはその依頼に応え生み出したのが「GMTマスター」です。
GMTマスターは24時間で1周するGMT針に両方向回転べセルを持つ空の時計です。この2つの機能を駆使することで、パイロットたちは出発地と目的地の2つの時間を正確に判断できるようになりました。
期待以上の時計の誕生にパンアメリカン航空は感服し、GMTマスターを公式時計に採用しました！

file4.エアキング

お次もロレックスから「エアキング」のご紹介です!!
エアキングはつい最近新作が発表されたばっかりですね!!

デイトナ、サブマリーナ、GMTマスター、エクスプローラーなど、名だたる名作たちが君臨するロレックス時計の中では少しマイナーなイメージですが、エアキングはロレックス最古のペットネームモデルなんです。

エアキングの歴史は1940年頃から始まります。
当時ロレックスにはオイスターパーペチュアルに多くのペットネームを付けたモデルが多く存在しており、そのライアップの中に「エアキング」も入っていました。
（ペットネームとはロレックスが公式に呼んでいない名前。いわゆる「通称」です。）

分かりやすくまとめるとオイスターパーペチュアルの派生モデルです。

しかし2016年に今までの歴史とは打って変わり、プロフェッショナルモデルとして再登場を果たします。「空」をイメージさせるモデル名から、GMTマスターⅡに続く第二のパイロット時計として一躍人気になりました!!

GMTマスターとは大きく異なりシンプルなデザインですが、それこそが古くからロレックスに鎮座しているパイオニア時計のプライドといえますね!

現行の特徴は何といってもインデックスです。2つの時刻は測れませんが、一目で正確に時・分・秒が認識できるため、パイロットからの人気がとても強いです。

好きな時計なので長々語ってしまいました･･･(笑)
お許しください。

file.5オールドナビタイマー

続いては空の時計ブランド「ブライトリング」から「オールドナビタイマー」です!

ナビタイマーはブライトリングの中でも非常に長い歴史を持ちます。
世界パイロット協会の公式時計を担うなど、数々の功績をおさめているパイロットウォッチはパイロットは勿論、一般の方にまで人気で買取業界でも常に注目の時計です！

見た目のインパクトが特徴で、ケースサイズは約41mmほどあります。
一目見ただけでブライトリングだと分かる。そんなはっきりとした個性があります！

こちらも歴史が古く、第二次世界大戦で実際に米国空軍で使用されていました。
ナビタイマーは航空用計算尺(フライトコンピューター)と呼ばれる航空機のパイロットが飛行中に速度・距離・時間・燃料を計算するための機能を搭載しています。
本来この機能はコクピット上に搭載されている機能なのですが、万が一アクシデントでそれが使えなくなってしまった際にパイロットが冷静に対応できるよう時計に搭載されています。

上記で紹介したGMTマスターやエアキングより、高度で本格的な機能が搭載されていますね。これはパイロットでしかフル活用はできなさそうです！